苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

今村翔吾

運命を変えるチャンスはなぜか突然やって来る 直木賞作家・今村翔吾が伝えたいこと 今村翔吾5



少年時代に本の面白さに魅了され、「将来は作家になりたい!」という夢を抱いた今村さんはどのようにしてその夢を叶えたのでしょう? 回り道をしながらチャンスを掴み、直木賞作家となった今村翔吾さんが、自らの体験を語りながら夢を叶えるためのアドバイスをします。

今村さんのエッセイは何冊か読んでいるので、今村さんが小説を読むようになった理由や小説家になろうと決意したきっかけなどは知っていました。それでも、何度同じことを読んでも、やはり挑戦することが大切なのだということを教えてくれます。今村さんと同い年なので、こうして熱意ある言葉を受けると私も頑張ろうと思わせてくれます。私はまだ何者でもないのだけど…。どうせ私なんて…と、思ってしまう私に発破をかけてくれているような気持になります。
私だって、まだ突然何かがやってくるかもしれない。その時にちゃんと対応できるように、今から研鑽を積んでいきたいと思います。

<岩波書店 2025.6>2026.5.7読了

書店を守れ! 今村翔吾5

書店を守れ! (祥伝社新書)
今村翔吾
祥伝社
2026-03-02


書店・出版業界の売上が減少を続けている。雑誌(紙)は1997年(最盛期)の1兆5644億円から、2024年には3分の1以下に。コミックを含む書籍(紙)は、1996年(最盛期)の1兆931億円の約半分になった。また、書店数は2003年には1万3661店だったが、2025年12月時点で7458店である。どうすれば、書店の廃業を減らすことができるのか。著者は、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』『塞王の楯』『イクサガミ』などで知られる直木賞作家であると同時に、きのしたブックセンタ―、佐賀之書店、シェア型書店「ほんまる」の経営者でもある。「書店を守る」ために興した新ビジネスから、今後の業界はどうなるか・どうすべきかまで、余すところなく記す!

今村さんは本当に色々なことを手広く展開されているという印象を受けます。今村さんを1番最初に知ったのは全国行脚をしている小説家がいるというニュースか何かを見た時だと思います(笑)私は時代小説はあまり読まないので手にとったことは無かったのですが、アンソロジーを読んだり、テレビで拝見したりして人となりを知り、情熱にあふれた知性のある方だという印象になりました。シゲ先生と小川先生と一緒に出演された「ボクらの時代」めちゃくちゃ面白かったもんな…。そして書店を経営していることも知っていました。行ってみたいんですよね…
作家さんで取次やTRCのことをここまで把握されているのは珍しいのでは…?
読んでいてとても面白かったですし、本はちゃんと書店で買いたいと改めて思いました。

<祥伝社 2026.3>2026.4.9読了

作家で食っていく方法 今村翔吾5

作家で食っていく方法 (SB新書)
今村 翔吾
SBクリエイティブ
2026-01-07


ここまで書くか!
アニメ化も始動したデビュー以来の人気シリーズ『羽州ぼろ鳶組』
直木賞を受賞し転機となった『塞王の楯』
Netflixで実写化された圧倒的活劇『イクサガミ』 etc.
いま話題の直木賞作家が、小説家稼業の裏側を大公開。
作家の仕事の理想と現実。そして、人気作家であり続けるために考え、実践していることとは?
こんな人におすすめです。
・小説家になりたい人
・小説家の頭の中やライフスタイルを知りたい人
・どんなことでも、夢を叶えたいと思っている人
・仕事に心が折れそうになっている人
・好きを仕事にしたはいいものの、思うように稼げず困っている人
全てを書き終えた時に思ったのは、これは小説家以外の職業を志す人にも、当て嵌まる部分が多いのではないかということ。小説家で食っていこうとする人はもちろんのこと、志した何かで食べていこうとする全ての人に、何かしらの手掛かりになることを強く願っている。――「はじめに」より

私は作家さんが書かれる作家になる方法を読むことが好きでよく読んでいます(笑)
作家さんによって考え方が異なるので面白いなと思って読んでいます。
今回は今村さんの著作を読んだわけですがとても具体的でリアルでした。ビジネス書を読んでいるようでした。
1年に3冊長編を書くようにしましょうというアドバイスがありましたが、それは3冊は出さないと作家として食べていけないということであったり本屋さんの事情であったり様々な理由があるというエビデンス付きなのでとても分かりやすいです。
今村さんが本屋さんを経営されていることは存じ上げていましたが、それ以外にも様々なことをされているのですね。そして何よりも熱い。私はその人間性がとても好きで本を読んでいる気がします。
年がバレますが今村さんは同い年なので、同い年の人が熱意をもって仕事をされている姿を見ると励まされますし私も頑張ろうと思えます。
以前動画か何かで「これからは池波正太郎に挑む」ということをおっしゃっていて、その言葉にシビれたんですよね…さらっと言っているのがめちゃくちゃかっこよくて。この人に付いていきたいと思いました(笑)

<SB新書 2026.1>2026.4.7読了

イクサガミ 神 今村翔吾5

イクサガミ 神 (講談社文庫)
今村翔吾
講談社
2025-08-08


最終決戦、開幕。
東京は瞬く間に地獄絵図に染まった。
血と慟哭にまみれる都心の一角で双葉は京八流の仇敵、幻刀斎に出くわしてしまった。
一方の愁二郎は当代最強の剣士と相まみえることに――。
戦う者の矜持を懸けた「蠱毒」がとうとう終わる。
八人の化物と、少女一人。生き残るのは誰だ。

遂に最終巻です。
前作を読み終えてからちょっと時間が経っていたので登場人物を思い出すのに少し時間がかかりましたが^^;展開が目まぐるしくて分厚いなと思ったのに読んだらあっという間でした。もったいない。
東京へ戻ってきた9人。それぞれが思いを抱えて寛永寺へ向かうことになります。
章ごとに少しずつ人が減っていくのが辛かったです。
味方と言える人も増えてどうしてお金が欲しいのかもわかって生き様も見えて本当に切ない…
特に彩八と双葉の関係が本当の姉妹の様だったのでとても辛かった…
最後は綺麗にハッピーエンドだったと思うのだけど、やっぱりあの人のことが気になる…
どうかご無事で。

<講談社 2025.8>2026.3.7読了

イクサガミ 人 今村翔吾5

イクサガミ 人 (講談社文庫)
今村翔吾
講談社
2024-11-15


東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り23人。
人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。
血飛沫の舞う戦場に神と崇められる「台湾の伝説」が現れ、乱戦はさらに加速する――!
数多の強敵を薙ぎ倒し、ついに東京へ辿り着いた愁二郎と双葉を待ち受ける運命とは。

シリーズ第3弾。
3弾にして参加者の名前が冒頭に掲載されていて圧巻でしたね。この人数が殺し合いをしているのかと思うとぞっとしますね…。
いよいよゴールが近づいてきて、生存者も少なくなってきました。
そして今作が1番参加者が「蠢毒」に参加したエピソードが書かれていて、切なくなりました。みんな思い思いにお金が必要で、そして思いも虚しく死んでいった人もいて…。愁二郎の義兄弟も。
最後までハラハラしましたが、いよいよ最終局面ですね。
物凄く気になる感じで終わっているので、早く続きが読みたいです(笑)それにしても、ドラマの撮影は終わったのだと思いますが、原作は発売されていないけど映像は完結しているんですかね。
ゴールである最終地点で何が待ち受けているのか、怖いけど楽しみにしています。

<講談社 2024.11>2025.6.4読了

イクサガミ 地 今村翔吾5

イクサガミ 地 (講談社文庫)
今村翔吾
講談社
2023-05-16


東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。
夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。
東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。
文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治四部作。待望の第2巻!

双葉が攫われ、その相手は義弟の三助だった。
兄弟で殺し合いをしたくないと13年前に逃亡していた愁二郎。この殺し合いの地で兄弟たちは再会します。そして、すでに亡くなっている者がいることも知ります。兄弟の運命が辛すぎるけど、それでも幻刀斎を討つという結託が生まれて、協力し合います。
途中で大久保利通や前島密など歴史上の人物が登場してきました。いよいよ「蠱毒」の壮大さを感じてきます。それにしても電報を利用するとかそこに行くのか!と驚きました。いよいよ佳境に入っていきましたね。続きも楽しみです。

<講談社 2023.5>2025.5.27読了

湖上の空 今村翔吾5

湖上の空 (小学館文庫)
今村翔吾
小学館
2022-10-06


私は本を諦めない──今村翔吾初エッセイ集。
第166回直木三十五賞を受賞し、作品だけでなくテレビ出演などでも注目を集める著者の初エッセイ集。地元・滋賀の情報誌に連載された「湖上の空」を始め、新聞や雑誌などで発表されたエッセイ・書評などを収録する。
織田信長や石田三成など滋賀にまつわる人物のエピソード、文学賞の仕組み、年号について、季節の果物について等々、折々の話題のほか、作家を目指したきっかけや、自著に込めた思い、忘れられないヒーロー、少年時代の思い出、家族やダンスインストラクター時代の教え子との交流など、著者の素顔が見えてくる。
「人の評価がいかなるものであっても書き続ける。いかなる声も正面から受け止め、ただ黙然と書き続ける。一人でも多くの人に『面白い』と思って頂けるために」とは、デビューシリーズ「羽州ぼろ鳶組」の読者に向けたメッセージ。また、直木賞受賞後、新聞各紙に寄稿したエッセイも網羅する。
「たとえ誰が諦めても私は本を諦めない」
「たった一冊の本が、次の本との出会いを作り、揚げ句は書かせるに至り、一人の作家を作った」
「私に夢をくれた出版界を微力ながら盛り上げたい」
こうした著者の熱い思いが胸を打つ、必読の一冊。

今村さんのエッセイということで読みました。
全て書下ろしではなく、色々な場所で書かれたものをまとめたものなんですね。なので、内容が重複しているものもありましたが、それはそれで大事に想っていることなのかなと思って読みました^^
作家を本格的に始めたきっかけがダンスインストラクターをしていた時の生徒さんの言葉だというのは聞いたことがありましたが、今、スタッフさんとして働いている方も生徒さんたちなのは知らなかったです(笑)人の縁って大切ですね…。
そういえば47都道府県行脚もされていたなと読んでいて思い出しました(笑)破天荒で面白い方です^^
今村さんの作品はまだ小説はイクサガミしか読んだことが無いので、これからどんどん読んでいきたいと思います。

<小学館 2022.10>2025.5.24読了

イクサガミ 天 今村翔吾5

イクサガミ 天 (講談社文庫)
今村翔吾
講談社
2022-02-15


金か、命か、誇りか。
刀を握る理由は、何だ。
明治11年。深夜の京都、天龍寺。
「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、
腕に覚えがある292人が集められた。
告げられたのは、〈こどく〉という名の「遊び」の開始と、七つの奇妙な掟。
点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。
各自に配られた木札は、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ――。
「奪い合うのです! その手段は問いません!」
剣客・嵯峨愁二郎は、命懸けの戦いに巻き込まれた12歳の少女・双葉を守りながら道を進むも、
強敵たちが立ちはだかる――。

ドラマ化が決まっているこちらの作品。ようやく読み始めました。
あまり内容を知らない状態で読み始めたのですが、残虐過ぎてビビりました(遅)
金十万円をかけた殺し合い。読んでいてなかなか辛いですが、著者さんの文章力もあってか読みやすくてどんどんページが進んでいきます。
時代小説や歴史小説はあまり読まないのですが、言い回しが難しくて読むのに時間がかかるイメージでしたが、そんなことはありませんでした。
とにかく行く先々で命を狙われているため、こちらも行きつく暇がありません。ドキドキしながらも読む手が止まりませんでした。腹の探り合いをしつつも信頼できる相手を探す。そう言うところもあってか、嵯峨愁二郎や双葉は自分の境遇を細かく相手に伝えます。嵯峨愁二郎に関しては妻や子供のことだけではなく、かつての義兄弟の話の方が気になりました。義兄弟を生かすためにしたことが逆に義兄弟たちを苦しめていたようで、その理由が気になります。
まだまだ序盤ですね。楽しみに読みたいと思います。
それにしてもこの映像化は凄そうですね…情熱大陸を見て予想はしていましたけど…

<講談社 2022.2>2025.5.21読了

教養としての歴史小説 今村翔吾5

教養としての歴史小説
今村 翔吾
ダイヤモンド社
2023-08-30


教養を高める最も有力な手段は、歴史を学ぶこと。
なにしろ歴史には、これまでの人類の営みが凝縮されているのだ。
政治も経済も芸術も宗教も、すべて歴史を通じて参照できる。
一方で、歴史というと、なんとなく、とっつきにくい印象を抱く人が多いのも事実。
そんな人は、ほとんどの場合、年号や歴史上の人物を暗記させるような学校の授業が、「つまらない」と感じて離脱している。
しかし、好きな「時代」や「人物」から興味を広げていけば、確実に歴史を好きになれる。
そして、その導入として最適なのが「歴史小説」なのだ。
歴史小説の主人公は、過去の歴史を案内してくれる水先案内人のようなもの。
面白い・好きな案内人を見つけられれば、歴史の世界にどっぷりつかり、そこから人生に必要なさまざまなものを吸収できる。
水先案内人が魅力的かどうかは、歴史小説家の腕次第。つまり、自分にあった作家の作品を読むことが、歴史から教養を身につける最良の手段といえる。
本書では、教養という視点から歴史小説について語っていく。
また歴史小説家を第1世代から第7世代まで分類して、わかりやすく歴史小説・歴史小説家を解説する。
小学5年生で歴史小説と出会い、中学生にして世にあるほぼすべての歴史小説を読破。ひたすら歴史小説を読み込む青春時代を送ってきた直木賞作家・今村翔吾。
20代まで歴史とは無関係のダンス・インストラクターとして活動。
30歳のときに一念発起して、埋蔵文化財の発掘調査員をしながら、歴史小説家を目指したという異色の作家が、一人の歴史小説ファンの視点から、また歴史小説家として、歴史小説という文芸ジャンルについて掘り下げるだけでなく、小説から得られる教養の中身や、おすすめの作品までさまざまな角度から縦横無尽に語り尽くす。

気になっていたこの作品をようやく読めました。先日今村さんをテレビで拝見してそういえば読んでなかったなと思っていたのでいいきっかけになりました(笑)以前カズレーザーさんと歴史について語る番組をされていて、面白かったのでまたやってほしいと思っていたんですよね。お2人と同い年の私は、お2人に比べてなんて知識がなくて浅いんだろうと痛感した番組でした(笑)
私は大人になってから日本史に興味を持ち、専門家の方が分かりやすく書いてくださっている本はちょこちょこ読んでいるのですが、歴史小説はあまり手に取ったことはありませんでした。今村さんがおっしゃるように、歴史小説は難しそうという固定概念を持っているからだと思います。小学5年生の時に真田太平記を読破したのは本当に凄いです(笑)歴史小説の申し子なのでは^^
今村さんの作品も前から気になっていましたが、まだ手に取ってはいませんでした。特に平家のことを書いた「茜唄」が気になっていたのでこれを機に読んでみたいと思います。
歴史小説を教養と考えるのは面白い視点でした。昔を生きた人達から人生を学び、そして同じように作品を読んだ人たちと語らい交流を増やしていく。素敵すぎますね。
これを機に歴史小説を読んで私も少しでも人生を豊かにして行けたらと思いました。

<ダイヤモンド社 2023.8>2024.7.11読了
自己紹介
苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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