苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

秋川滝美

ひとり旅日和 道続く! 秋川滝美4

ひとり旅日和 道続く!
秋川 滝美
KADOKAWA
2024-11-26


“お得”な旅は嬉しくて、楽しい! グルメ×旅の人生満喫小説!
プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってくる。
ある日、事務用品の販売会社で働く日和は、鳥取で行われる見本市にアシスタントで行ってほしいと頼まれた。
翌日そのまま鳥取に残れることになったが、仕事のプレッシャーから、旅の計画はほぼゼロで――。
ひとり旅を始めて5年。初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げていった。
パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、旅を重ねるたびに自信がついて、心が大きく成長していくのだった。
日和は、企画切符で福島を訪れたり、遠距離恋愛中の蓮斗に会う前にひとりで長崎・佐賀を満喫したり、
まだ出会えていない絶景とご当地グルメを求めて旅に出る!
今回の旅先は福島、佐賀、長崎、鳥取!

こちらのシリーズも長くなりましたね。日和が旅をするようになって4年が経っていました。
最初に向かったのは福島。私も福島に行ったことがあって、日和と同じ場所に行っていたのでちょっとテンションが上がりました^^私が行ったのは福島県立美術館だったのですが、隣に図書館も併設されていて、私はどちらも入ったんです。でも日和は日頃そんなに本を読まないからと図書館に入らなかったので、「えー!入らないのー!」と読みながらツッコミを入れていました^m^
蓮斗とも無事に恋人同士になって、更に遠距離恋愛になっているから、2人が会っているところをみたかったなと思ったのが正直なところで…。長崎旅行の後会うことが分かっていたのでそのシーンを楽しみにしていたのにその前に終わってしまって残念(笑)鳥取もふらっとやってくるかななんて期待してしまって、考えすぎました^^;それにしても今回の日和の活イカへの情熱が凄まじかったですね(笑)私はそこまで食に興味が無いのでそこまで?と思ってしまいました。まあ、無事に食べられて良かった良かった。
今度はどこへ行くのか、楽しみにしています。

<KADOKAWA 2024.11>2025.3.7読了

きよのお江戸料理日記5 秋川滝美4

きよのお江戸料理日記5 (アルファポリス文庫)
秋川滝美
アルファポリス
2024-05-17


江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。一人前の料理人を目指して精進を重ねていたある日、与力の上田と店の常連客とが盛り上がり、「千川」で酒合戦(呑み比べ)をすることになってしまった。――どうせやるなら「千川」の名が江戸中に広まるような酒合戦にしよう。そう張り切るきよだったが、想像以上に話が大きくなったあげく、酒の手配に苦慮する羽目になって……

こちらのシリーズを年末から読み始めてついに追いついてしまいました。
今回は酒合戦の話に同じ長屋に越してきた出産を控える夫婦の話に吉原に売られそうになって逃げてきた女の子の話、そして主の不在の話。
始めの頃はきよ自身が関わる話が多かったですが、今回は第三者の困りごとにきよが巻き込まれるような感じが多かったですね。きよの身辺は落ち着いたと言う事でしょうか。
最後の主の留守に関してはまだ序盤という感じでしたね。次作も最初は源太郎は不在なのでしょうか。
きよが自分のお店を持ちたいという夢や、料理人と所帯を持つことの両立が出来るのかという悩みなどまだまだきよの身に起きることもありそうです。
新刊を楽しみに待ちたいと思います。

<アルファポリス 2024.5>2025.2.2読了

きよのお江戸料理日記4 秋川滝美4

きよのお江戸料理日記4 (アルファポリス文庫)
秋川滝美
アルファポリス
2023-05-19


江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。一人前の料理人を目指して精進を重ねていたある日、良き競い相手だった彦之助が独立し、己の店を持つことになった。「彦之助が店を持てるのならば、自分だって……」と揺れる心を持て余していたある日、母から帰郷を促す文が届く。実家に帰れば、店を持つ後押しをしてもらえるかもしれない――誘惑に駆られるきよ。一方で、彦之助は自分の店の奉公人とうまくいかず、信頼できる相手と働きたいと、きよを己の店に引き抜こうとして……

良き競い相手だった彦之助が独立して自分のお店を持ったことで、きよは自分が持っている欲に気づいていきましたね。今まで忌み子と言われて隠れて暮らしてきたんだから、そのくらいの欲は持っていいと思いますよ。それにしても彦之助が根本的には変わっていない気がして、大丈夫か?って思いましたけど^^;末っ子気質なんでしょうか、調子が良すぎますよねー。要はきよを自分のお店で働かせたいだけですよね。勝手だなー。親も末っ子に甘すぎですよね。特に母親の言い分には腹が立ちました。きよの意志が伝わって良かった。そしてそのいざこざから清五郎の成長ぶりもうかがえてよかったです(笑)そして今回思いましたけど、弥一郎はおきよのこと好きですよね?弟子とかそういう気持ちじゃないですよね?彦之助からもらった本を見てお揃いかよって言ったのは完全に嫉妬ですよね^m^そのあたりの人間模様も書かれていくのでしょうか。次作も楽しみです。

<アルファポリス 2023.5>2025.1.31読了

きよのお江戸料理日記3 秋川滝美4

きよのお江戸料理日記3 (アルファポリス文庫)
秋川滝美
アルファポリス
2022-04-15


江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。久しぶりに再会した父にも料理の道を進むことを認められ、一層精進していこうと気合を入れ直した今、気になるのは「千川」の次男坊・彦之助。心を入れ替え、真摯に料理に向き合う彼の姿に刺激を受け、きよもまたさらなる飛躍を目指す。時に弱気になるけれど、それでも板場の席は譲らない。すべてはお客の笑顔のために。身も心も癒される食と人情の物語、きよの躍進眩しい第三弾!

最初のお話できよの父が江戸にやってきました。2人の様子を見に来たのだと思ったらきよを連れ戻すためだったようできよは「千川」で働き続けるために腕を振るいます。ここにいたいと思えることや生き生きと料理を作っている姿が素敵で、羨ましく感じました。ただ、やたらと卑屈になったり、かとおもえばやたらと強気になったり、きよの性格が私はまだイマイチつかめていません^^;
今回は彦之助も頑張っていましたね。料理をすることが認められたんだから、それは頑張りますよ。前作とは違うやる気を出していて、危なっかしさはありつつも応援したくなりました。与力様が依頼したお弁当問題はこれからどうなっていくのでしょうか。きよのことを贔屓にするのは良いけどだんだん暴走してきたようで少し心配です^^;次作も楽しみに読みたいと思います。

<アルファポリス 2022.4>2025.1.29読了

きよのお江戸料理日記2 秋川滝美4

きよのお江戸料理日記2 (アルファポリス文庫)
秋川滝美
アルファポリス
2021-08-20


江戸の料理屋「千川」で料理人として働くことになった、きよ。慣れないながらも一生懸命励んでいたある日、ひとりの男が「千川」を訪れる。男は「千川」の主の次男坊・彦之助。上方での料理人修業を終えて帰ってきたそうだが、なにやら様子がおかしい。そのうえ、彼はやけにきよを敵視してきて……。彦之助の嫌がらせに、きよを襲う謎の体調不良。そんな中でも、自分の料理を食べたお客の笑顔が心の支え。身も心も癒される食と人情の物語、波乱含みの第二弾!

彦之助が登場して陰湿ないじめが出てきて読んでいて本当に不快でしたよ。お兄さんはあんなに立派な職人なのになんで弟はこんなんなんだって←
でもまあ、色々と理由が分かってからは私もイライラが収まりましたけども←終盤で彦之助が別人みたいにおとなしくなりましたけど(笑)それは奉公先の若女将の妹だと分かったこともあるだろうけど、きよの人柄に触れたからなんだろうな…。お人よしにもほどがあるくらいお人良しだったもんね。
2人の関係性が落ち着いて良かった。きよのこともですが、彦之助の今後も気になります。

<アルファポリス 2021.8>2025.1.15読了

きよのお江戸料理日記 秋川滝美4

きよのお江戸料理日記 (アルファポリス文庫)
秋川滝美
アルファポリス
2020-11-16


逢坂の油問屋の子として生まれた「きよ」は、とある事情から屋敷の奥でひっそりと暮らしていた。そんなある日、弟の清五郎が問題を起こし、逢坂にいられなくなってしまう。両親は清五郎を江戸にやることにしたが、きよも弟の世話係として共に行くことに。ふたりが向かう先は、父の知人が営む料理屋『千川』。そこで清五郎は配膳係として、きよは下働きとして働くことになったのだが、ひょんなことからきよが作った料理が店で出されることになり……

秋川さんの時代ものを初めて読みました。
江戸時代の料理ものと言うとみをつくし料理帖を思い出しますが、この頃は女性が料理人をするというのは信じられなかったのだということが分かりました。澪も色々とひどい目にあっていたしな…
この作品に登場するきよは、そんなひどい目にあうことはなく、料理屋の旦那も料理長も優しく、きよを立ててくれていて、姉弟にとって本当に良い方向先だと感じました。
今回、きよが与力様に料理を褒められるところから料理をふるまうようになっていきますが、きよの料理の腕前の凄さがまだ強くは伝わって来ていない気がするので、これから発揮されるのかなと楽しみにしています。
それにしても、弟の清五郎はどうしようもない奴だと思っていましたけど、最後は少し変わっていてよかったです(笑)姉想いの良い弟ですね。

<アルファポリス 2020.11>2024.12.27読了

放課後の厨房男子 まかない飯篇5



駅前にある大型喫茶店ケレスの特筆すべきはメニューの豊富さだ。特製オムライスなど、まかない飯もとびきり美味。包丁部の先輩、翔平と颯太がそこでバイトに精を出していると聞きつけた大地は早速面接に臨むのだが…。

大地が大学に合格したところからお話が始まりました。最初の時から2年くらい経ったってことですね。大学生になった大地は先輩の翔平と颯太がバイトをするケレスで一緒に働くことに。大学生になった3人だけど、高校の包丁部のことを気にかけていて、卒業してもそうして気に掛けるなんて素敵だなぁ良いなぁと思って読んでいました。今回はミコちゃん先生のことも出てきましたね。そうか、翔平そうだったのか…。本人の自覚も遅かったのに結構早い段階で気づいている金森は人間が出来てるなと思いました←大地もちょっとほろ苦い経験もして、こうしてみんな大人になっていくんですね…。これで完結なんですかね。面白かったです。

<幻冬舎 2019.8>2024.10.26読了

放課後の厨房男子 野獣飯?編 秋川滝美5



通称・包丁部、いわゆる料理部の活動拠点である調理実習室には今日も、とっくに引退したはずの3年生、翔平と颯太が入り浸る。引退セレモニーでは、翔平のボリュームたっぷりな二段重ね弁当が振る舞われるのだが……。存続危機に直面する弱小部の男子高校生らが腕を振るう蜂蜜たっぷりマドレーヌやふわふわ肉まんに魅せられる垂涎必至のストーリー。

翔平と颯太が引退し、3人となった包丁部…だったはずが引退しても入りびたる3年生2人。5人が変わらずくだらない話をして楽しんでいる姿を読んでいるのは楽しかったですが、やっぱり受験というのは大変ですね…。それでも2人とも何とかなって良かったです^^
そして大地の同級生の金森君も色々あって入部してくれることに!いい人だから大地たちのことも気にかけてくれていたのかと思ったら、ちゃんと理由があったんですね…。それにしても大地に4歳の時の記憶なんかないと思うから結局自分から言わないとダメだったと思うよ?(ひどい)
最後は大地たちが3年生になり、再び新入生を迎える季節に。今回は伝統の豚汁ではなくちゃんと自分たちで考えて提供したのも良かったんじゃないかな^^割と強引に勧誘していた例年とは違って自ら入りたいと言って入ってくれた子が2人も!6人体制になった包丁部の今後が楽しみです。

<幻冬舎 2018.10>2024.10.25読了

放課後の厨房男子 秋川滝美4

放課後の厨房男子 (幻冬舎文庫)
秋川滝美
幻冬舎
2017-09-13


通称・包丁部、いわゆる料理部は運動部が盛んな男子校において弱小この上ない。存続の危機に直面する中、抜群の料理の腕を誇る部長・翔平と、イケメンで話術に長ける副部長・颯太に挟まれて、元陸上部で今や包丁部エースの大地がいよいよ新入生勧誘に乗り出す。がっつり飯と伝統の豚汁に魅せられた男子高校生が繰り広げる垂涎必至のストーリー。

数年前に舞台化されていて、気になったのですが観に行けず、原作があることを知り数年越しに読みました。なんというかバラエティに富んだ部員たちで、確かに舞台映えするかもなぁと思いました。
連作短編集になっていましたが、メインは新入部員の確保と文化祭ですかね。
個性が強すぎるけど、文化祭の一致団結具合がとても好きでした。先輩2人とも当日参加できなくても終わった途端に学校に戻ってくるとか大事な居場所なんだなぁと思ってほっこりしました。
5人の関係性と、どんな料理が出てくるのか、次回も楽しみです。

<幻冬舎 2017.9>2024.10.16読了

ソロキャン!3 秋川滝美4

ソロキャン!(3) (朝日文庫)
秋川 滝美
朝日新聞出版
2024-07-05


4月の人事異動で主任への昇進を果たし、喜び勇んでご褒美キャンプに繰り出す千晶。大好きなソロキャンで、ゆったりと焚火を楽しもう! しかし、なぜか彼女の周りには、事情を抱える人たちが集まってきて……。書き下ろし人気シリーズ第3弾!

シリーズ第3弾読みました。
千晶はソロキャンと言っておいて行く先々で厄介ごとに巻き込まれて首を突っ込み過ぎでは?と思わなくもないけど^^;まあカウンセラーを目指していた手前困っている人を放っておくことが出来ないんでしょうね。いい人だとは思うけど。
お兄ちゃん(従兄の)が言った「やらない善よりやる偽善」がとてもいい言葉だなと思いました。
高圧的な管理人は過去がトラウマのようなものだからすぐにどうにかなるものではないと思うけど、キャンプが楽しいという想いが少しでも出てくれば良いなと思います。

<朝日新聞出版 2024.7>2024.10.6読了

深夜カフェ・ポラリス 秋川滝美4

深夜カフェ・ポラリス
秋川滝美
アルファポリス
2023-11-09


子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。子供の病気のこと、自分の仕事のこと、厳しい経済状況――立ち向かわないといけないことは沢山あるのに、疲れ果てて動けなくなりそうになる。そんな時、一軒の小さなカフェが彼女をそっと導き入れて――(夜更けのぬくもり)。「夜更けのぬくもり」他4編を収録。先が見えなくて立ち尽くしそうな時、深夜営業の小さなカフェがあなたに静かに寄り添う。夜闇をやさしく照らす珠玉の短編集。

深夜に営業しているカフェポラリス。病院の近くにある立地からか病院に関係している人が多くやってくる。店主である朱里は人よりも察する能力に長けており、それに救われるお客もいる。
朱里の敬語のない喋り方が私はちょっと慣れなかったですが^^;お友達だと思って読んでいたらまだ違和感なく読めました(笑)
訪れるお客の悩みはもちろん多種多様で、それに応えていっていい方向へ向かう感じは若干ご都合主義のようにも感じましたが、悩み事が少しでも解決して前向きになって行く人達を見ることが出来て良かったです。嫁姑の2人の会話が好きだったかな。こんな嫁姑の関係になるのはなかなか難しいと思うけど、素敵だなと思いました。

<アルファポリス 2023.11>2024.2.23読了

ひとり旅日和 幸来る! 秋川滝美4

ひとり旅日和 幸来る!
秋川 滝美
KADOKAWA
2023-11-24


グルメ×旅×おひとりさまに贈る、人生満喫本! 日和の恋の行方は――?
日和は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。
今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は石川・能登『のとじま水族館』!
お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。
その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。
ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。
本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があって――。

一話目の旅先が能登だったので驚きました。日和が行った場所が今は休業中になっていたりしたので少し切なくなったりして。活気のある元気な能登を読むことが出来て良かったですし、私も落ち着いたら行きたいと思いました。
そして今回のメインはじれったいと思っていた日和と蓮斗の恋模様でしょうか。蓮斗の気持ちは分かりますよ。出会って気になり始めた時から転勤の話が出ていたんならためらってしまうのも分かります。日和にとっては旅をするのに慣れてきた4年経った今知った方が良かった気がします。
2人のその後は続編で読めたりするのでしょうか。楽しみにしています。

<KADOKAWA 2023.11>2024.2.17読了

ソロキャン!2 秋川滝美4

ソロキャン! (2) (朝日文庫)
秋川 滝美
朝日新聞出版
2023-07-07


『居酒屋ぼったくり』の著者による、シリーズ第2弾! 焚き火の癒しを求めて今日もキャンプへ―― 今度は釣り、オートキャンプ、そしてソログルキャンも! 10年ぶりにキャンプを再開した千晶は、仕事のストレスを解消すべく、暇さえあればキャンプにでかけていた。しかしひょんなことから、経験がほぼない、しかも少々面倒な後輩にソロキャンプを教える羽目に。後輩に嫌々同行した千晶を待ち受けていたこととは……?

私はこの本を読んでもソロキャンプをしたいとは思わないのですが(笑)主人公の明るさと前向きさが好きで読んでいるような気がします。勉強になりますし。キャンプやらないけど(笑)
前作で女一人でキャンプは危ないと言っていた花恵が突然キャンプをしたいと言い出して千晶を巻き込んだくだりは終盤までイライラしましたねー…。推しと同じことがしたい。推しに自分をアピールして他のファンを出し抜きたい。そんな独りよがりの願望で先輩を巻き込むなよって思って読んでました。正直推しって言葉が無い頃から推しがいる身としては推し活って言葉に若干嫌悪感を抱いたりしてるんですよねー。推しに自分を知ってもらいたいなんて思わないんですよ。ましてや他の人を出し抜いてとか。草葉の陰からキラキラ輝く推しを勝手に応援しているだけなんです。あの買い物でのあれこれは本当に辟易しながら読んでいました(笑)実際にキャンプを行ってからの花恵は自分の力で何とかしようとしているし、千晶を助けてくれたし、まあ良いんじゃないかなと思いましたけど(何様)次長の件もなー。完全に嫉妬で企画を通さないようにしてたとかなんだそれって思いましたよね。次長の気持ちも分からないでもないけど。
って、なんかイライラをぶちまけてしかいないけど^^;面白かったは面白かったんですよ。次回もしかしたら千晶の状況が変わるかも知れないし、楽しみにしています。

<朝日新聞出版 2023.7>2023.10.12読了

ひとり旅日和 福招き! 秋川滝美5

ひとり旅日和 福招き!
秋川 滝美
KADOKAWA
2022-11-24


仕事も恋も、 そして旅だって120%楽しみたい! おひとりさま満喫小説
温泉、プラネタリウム、神社仏閣、水族館!絶景に心を奪われる!!
日和は会社の社長のすすめで行ったひとり旅にはまり、東京~長野~名古屋の「一筆書きの旅」に出るまで成長した。
旅を重ねるごとに自信が付き、仕事にも恋にもいい影響をもたらしている。
しかしある日突然、旅欲がなくなってしまった。これまで純粋に楽しんできたつもりが、現実から「逃げるため」に旅をしていたのかもしれない、と落ち込んでしまう。日和は悩みながらも、高知、愛媛、宮崎、鹿児島へ向かうが――。

前作ではコロナ禍でちょっと自重しながらの旅…みたいな感じでしたけど、今回はそういうのは無かったですね。この物語の世界ではコロナ禍では無くなったのかな。それが良い。物語の中まで私はあんまり入り込んでほしくないなーって思っている人間なので…^^;
日和の旅の仕方が玄人化してますよね…まあ気持ちは分かる。私は元々運転が苦手だからレンタカーでそんなに色々巡れて凄いな―とひたすら思う。でも日和もペーパードライバーだったんだっけ。
名古屋は何度も行っているので実際に自分も行っているような気持で読みました。名古屋市科学館は外見は見たことがありますが中には入ったことがありません…プラネタリウム、1度行ってみたいと思っているのですが。羽根のオブジェは何度も見ているんですけどね^m^大体の行く目的だった御園座も名前だけだったけど出てきて嬉しかったです(笑)
鹿児島にも行ったことがあるので懐かしかったです。高千穂はやはり行くのは大変なんですね。いつか行きたい…
っていうか!日和と蓮斗の関係なんなんだよ!なんだよ騎士って!みせつけやがって←
これで2人は完全に進展したってことなのかな。麗佳たちはもどかしかっただろうな^m^もしも次回作があれば恋人っぽい感じも見れるのでしょうか。多分2人で旅をするって言うのはないよね(だってタイトルがひとり旅)次回も待ってます。

<KADOKAWA 2022.11>2023.1.13読了

居酒屋ぼったくり おかわり!3 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり おかわり! (3)
秋川滝美
アルファポリス
2022-07-29


東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第三弾!!

私、おかわりは番外編で1冊だけだと思っていたんですけど、3冊目ですね…これは番外編ではないってことですよね^^;今更気づきました。
今回は馨のお話が多かったですね。ついに馨も結婚ですか…。
哲はとてもいい人なんだろうけど、若いがゆえに頑張りの方向が若干違うほうへ向いているような気がして大丈夫か…?と思うところもありましたね。結婚式のことも、2人での新生活のことも。
でも、美音と要が上手いことアドバイスを送って、とりあえずはまとまって良かった。
こうやって多少ぶつかり合いながらも営んでいくのが夫婦なんですよね。
確かに美音と要は出来過ぎた夫婦だと思うので、この2人のようになると考えたらハードルは高すぎると思うけど^^;それぞれに幸せな形を見つけていけばいいんじゃないかなー。
そして今回はずいぶん要が良い感じにくだけてましたね〜。面白かったです。
2人で支えあって生きてきた美音と馨。2人にこんな素敵な旦那様とその家族と、たくさんのつながりが出来て、本当に良かったなぁと思いました。
それにしても終わり方、分かりやすすぎじゃありませんか?もちろん次回作もあるんですよね?楽しみにしています。

<アルファポリス 2022.7>2022.12.16読了

ソロキャン! 秋川滝美4

ソロキャン! (朝日文庫)
秋川滝美
朝日新聞出版
2022-08-05


仕事のストレスが日々溜まっていく千晶。子供の頃から頻繁にキャンプを楽しんできたが、近年はめっきり足が遠のいていた。ストレス解消と癒しを求めて久々にキャンプを始めることにしたが……。絶品料理とひとりの時間を存分に楽しむ、本格ソロキャンプ小説。

子どもの頃は家族でキャンプに行っていました。でも元々インドアな私…小説を読んでいて、楽しそうとは思ったけど、私はやらないな…と思いながら読んでました(笑)
それでも焚き火だけは気になりました。自分で火をおこして、火を見つめてみたいなとは思いました。
秋川さんの作品は元気で前向きな働く女性が多くてちょっと眩しいです。
最後に出てきた高校生の女の子はきっと元気づけられてましたよね。どうなるかはわからないけどそれでも新たな一歩は踏み出せたんじゃないかなと思いました。

<朝日新聞出版 2022.8>2022.10.9読了

ひとり旅日和 運開き! 秋川滝美4



グルメ×旅×絶景!人見知りのOL・日和による、ひとり旅大満喫小説!
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げる日和。宇都宮、和歌山、秋田、青森、沖縄と、パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、満喫していく。
ひとりで暮らす叔母の体調が悪いと聞き、秋田まで様子を見に行くことにした日和はせっかく遠出をするのだからと、母の憧れの地である奥入瀬渓流にも立ち寄ろうと計画する。優柔不断で自分にも自信のなかった日和が人とのふれあいによってひとまわりもふたまわりも成長していくのだった。さらに、想いを寄せる蓮斗との関係にも変化が起こり……。
グルメ×旅×おひとりさま女子に贈る、人生満喫本!

シリーズ第3弾です。
今回はコロナ禍も描かれています。これは不要不休なのか…って誰しもが1度は考えたことがあるんじゃないかなと思います。でも、日和が選んだ選択は私は間違いではないと思います。誰もが正解なんてわからなくて、自分たちが出来ることをできる範囲で選択して対策をしていくしかなかったですもんね。今もですけど。
個人的には舞台鑑賞のために私もコロナ禍でも遠征していたので何も言いませんし言えません。
私にとってはこれが正解だったのだと思います。思いたいです。
今回の旅の中では叔母さんに逢いに行った回が好きでした。叔母さんがパワフルで素敵です。こんな年の重ね方をしたいなと思いました。
最後の蓮斗との再会も良いですね。2人の展開も楽しみです。

<KADOKAWA 2021.11>2021.12.23読了

居酒屋ぼったくり おかわり!2 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり おかわり! (2)
秋川滝美
アルファポリス
2021-02-26


東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第2弾!

番外編第2弾!表紙を見て、美音と馨の両親が登場するんだろうなと思って楽しみにしていました。
両親が居酒屋を開店するまでの過程や、商店街の方々との関わりが分かって良かったです。
さらに両親が突然亡くなり、大学を卒業したばかりの美音がお店を継ぐことになったころのことも。これは美音は本当に大変だっただろうなー…っていうか、この本を読んで今更美音と馨の名字を知らなかったことに気づきましたよ。あれ?今まで出てきたことがあったかな?いや、たぶんないよな…。
さらに現代の物語もありました。
要の高校時代からの友人である獣医師が新婚の家に上がり込んで2人の熱々ぶりに胸焼けする話と←
馨が要の母親に浴衣の着付けを教わりに家にお邪魔する話。こちらが凄く好きでしたねー。あぁ、こうやって家族って出来ていくんだなぁ…素敵だなぁと思いました。
最後のお話はいつもの「ぼったくり」の風景と、要の取引先のドイツ人の方とのお話。
ぼったくりはインバウンド対応もばっちりですね^^
今回も面白かったです。もうこれで見納めなのかなー。まだ読んでいたいなー。

<アルファポリス 2021.2>2021.7.2読了

ひとり旅日和 縁結び! 秋川滝美5

ひとり旅日和 縁結び!
秋川 滝美
KADOKAWA
2020-11-30


人見知りの日和はひとり旅に出るたびに、名物グルメ、絶景、そして温かい人との出会いに感動し、心が大きく成長していく。プライベートが充実すれば、仕事も恋も上手くまわりはじめ―。グルメ×旅×絶景!人見知り女王の成長物語。

シリーズ第2弾です。
主人公は相変わらず結構面倒くさめな性格ですが(笑)でも視野も広がっていって旅も楽しそうで、読んでいてこちらも旅をしている気分になります。
今回も色んな所に行っていましたねー。私は生まれも育ちも今住んでいるところも札幌ですが、函館は中学生の時に修学旅行で1度行ったきりです。全くと言っていいほど覚えていないので、歴史を巡る旅をしてみたいですね。ラッキーピエロのハンバーガーも食べてみたいとはずっと思っているのですが^^;
この作品の中で特に行ってみたいと思ったのは出雲と姫路ですねー。
出雲大社は本当に行きたいです。日和がレンタカーで行った神社も気になります。
姫路城も見てみたいなー。
そして恋のお相手とも何だか良い感じになってきて、これからも少しずつ進展していくのかなと楽しみにしています。続編もありますように。

<KADOKAWA 2020.11>2021.1.30読了

居酒屋ぼったくり おかわり! 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり おかわり!
秋川 滝美
アルファポリス
2019-11-01


東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、番外編!!

11巻で完結していましたが、番外編として帰ってきました!嬉しい。
またぼったくりの皆さんにあえて嬉しいです。そして、過去の話ではなくて完結後の話だったのも良かったです。
まあ、誰もかれもラブラブでごちそうさまとしか言いようがなかったですけどねー。
馨も良かったですね〜。まあいつかはとは思いましたけど。美音も馨も幸せになって両親はとても喜んでいますね。
美音と要の仕事の後の家での晩酌も素敵。ご飯もどれもおいしそうだし、面白い会話は相変わらず。どちらもスーパーハイスペックなのに本当に可愛らしい夫婦ですよ。
料理は相変わらずどれも美味しそうで、お話もどれも円満解決だったし、こちらも幸せな気持ちになれました。

<アルファポリス 2019.11>2020.2.24読了

ひとり旅日和 秋川滝美5

ひとり旅日和
秋川 滝美
KADOKAWA
2019-10-31


人見知りで要領の悪い日和は、仕事場でも怒られてばかり。社長から気晴らしに旅へ出ることを勧められる。最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの同僚に後押しされ、日帰りができる熱海へ。神社を訪れ、出来立ての茹で卵の味に舌鼓を打ち、干物の味に感動!さらにそこには、思わぬ出会いが待っていた。ひとり旅の楽しさに気付いた日和は、佐原、仙台、金沢、福岡と遠くへ足を延ばしていくようになる。少しずつ成長していく日和の姿は、仕事にも影響し始めて、周りの目も少しずつ変わっていく―。

日和は社会人2年目の24歳。私も初めての一人旅は24歳の時でした。場所は岩手。宮沢賢治を巡る旅をしたくて、盛岡、花巻、平泉へ行きました。花巻も面白かったですが、特に印象的だったのが平泉。奥州藤原氏の歴史をちゃんと知ることが出来て興味を持ちました。
だから、日和が旅先で沢山の事を吸収して前向きになっていく気持ちがとてもよく分かりました。もともと潜在能力はあったんですよね。過保護っぽいですし、自分をさらけ出していなかっただけだと思います。
実際に一人旅をして日和はどんどん変わっていきます。旅先での諸々は気持ちが分かるところがたくさんあって楽しく読みました。
私が行ったことがあったのは仙台と福岡。更に仙台は先月行ったばかりでしたし、行った場所も少しかぶっていたのでニヤニヤしながら読んでいました^^
先輩の麗佳さんも素敵な方でしたねー。旅のスペシャリスト。かっこいいです。
日和の一人旅の続編を読んでみたい気もします。恋の行方も気になりますし。
にしても、1年で5か所も旅をするなんてよく行くなぁ…なんて思いましたけど、私も1年に5ヶ所以上行くことざらにありましたわ。あっはっは←
来年もそうなったらいいなぁ。読み心地の良い作品でした。面白かったです。

<KADOKAWA 2019.10>2019.12.25読了

居酒屋ぼったくり11 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり〈11〉
秋川 滝美
アルファポリス
2019-02-01


東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―。旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、感動の最終巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

今回で最終回だったんですね…。まあ、美音たちも結婚が決まったし、そろそろ終わるだろうなと思ってはいたのですが。
今回はぼったくりが改装中だったので、お店でのあれこれが無くて残念でしたが、美音と要さん一家とのお食事会は面白かったですね。お姑さんも小姑さんたちも素敵な方々でよかったですよ。
これまでたくさん努力して、姉妹2人で頑張ってお店を切り盛りしてきた。もうハッピーエンドで良いんじゃないかな。こんなに今幸せだから、何か不幸がやってくるんじゃないかなんて心配する必要はないですよ。最後に要さんが言った言葉にこちらまで泣きそうになりました。
どうぞお幸せに。

<アルファポリス 2019.2>2019.4.11読了

居酒屋ぼったくり10 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり〈10〉
秋川 滝美
アルファポリス
2018-09-01


東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第10巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

シリーズ第10弾。
亀よりもゆっくりだった(笑)要と美音の2人に怒涛の展開が待っていましたねー。
お互いを想い合うからこそ進まなかった今後の事、ようやく片が付いて、片が付いてからは早かったですね。まさに怒涛のような展開。要の仕事ぶりがよく分かります^m^
ずっと営業していた居酒屋ぼったくりがお休みの間のみんなの過ごし方が良かったです。
ウメさんを気遣ってのたこ焼きパーティ、めちゃくちゃ楽しそうでしたねー。
女子会+1人がとても楽しそうでした。
また、美音と馨が幸せになるために、近所の皆さんがとても気を遣って色々考えてくれているのが良かったですね。皆さんに愛されていてたくさんの家族がいるようでした。
要と美音の結婚式などは次にちゃんと登場するんですかねー。
愉しみなようなドキドキなような…。次回も楽しみです。

<アルファポリス 2018.9>H30.12.27読了

居酒屋ぼったくり9 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり〈9〉居酒屋ぼったくり〈9〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2018-03-01)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―。旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第9巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

もう第9弾ですか。早いですね。
今回は美音と要のラブラブぶりも良かったですけど、周りの人たちの愛情も溢れていてこちらまで幸せな気持ちになりました。
商店街は近所付き合いが濃いですよね。だから全部見えちゃったりする。
悪気がないと思って突っ込んだことも言ってしまったりして。
最初の婆さんの話はホントイライラして仕方がなかったです。
でも、どちらの旦那さんも素敵でした。奥さんを守るためにちゃんと闘っていて、素敵でした。
アキとリョウもようやくですか。待ちくたびれましたよ←
でも確かにウメさんの言うように誰かさんたちよりは早かったかな^m^
話し方が変わるとかちょっとドキッとして微笑ましい。
幸せな気持ちになると同時に羨ましくもなりました。みんな素敵だなぁ。

<アルファポリス 2018.3>H30.5.23読了

居酒屋ぼったくり8 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり〈8〉居酒屋ぼったくり〈8〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2017-10-01)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―。旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第8巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!2018年春TVドラマ化決定!!

え?ドラマ化されるんですか?(誰に聞いている)
もう8冊目になるんですね。早いものです。
きっともうそろそろなんだろうなーと思いましたけど、来ましたねー。
要のプロポーズは私は別に嫌ではなかったですけどね。仰々しくすんごい演出しているよりはさらっとしているほうが個人的には好きです。ただお兄さんやお父さんやお祖父さんのはいただけないですけどね。
要と美音が一緒になるのは喜ばしいことだけど、それはそれで次なる課題があるわけで。
要の母親も味方ですし、どうにかなるとは思いますけど。
読者という立場なのに「ぼったくり」は無くならないでほしいなぁなんて思いながら読んでいました。良いな、幸せそうで←

<アルファポリス 2017.10>H30.1.7読了

居酒屋ぼったくり7 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり〈7〉居酒屋ぼったくり〈7〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2017-03)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第7巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

6を読んで2か月で読めるなんて!嬉しい。ということで新刊を読みました。
美音と要の中学生みたいな恋愛が可愛らしいですね^m^
中学生みたいだけど考え方は大人だったな。美音が要の家族からの攻撃←を受けたときの対応が凄すぎてかっこよかったです。要のストライキも。
くそ爺は美音を試して認めたっていうことなんですかね。。。
お母さんだって美音の事を気に入っているみたいだし何とかなりそう…かな。
まあそういう話はこのシリーズの中で出てくるのかは疑問だけど。
それにしても今回もどの料理もおいしそうでした。
今回は「ぼったくり」の危機もありましたが信頼されているということがちゃんとわかって良かったです。
今スコッチエッグと聞くとごちそうさんが思い浮かぶんですけど(再放送のごちロス)早い方も遅い方も美味しそうでした。コロッケパンも食べたい!

<アルファポリス 2017.3>H29.4.28読了

メシマズ狂想曲 秋川滝美3

メシマズ狂想曲メシマズ狂想曲
著者:秋川 滝美
小学館(2016-11-15)
販売元:Amazon.co.jp

滝田和紗、34歳。独身。彼氏の作り方も料理の作り方もさっぱりわからないまま、キャリアを重ねて、気がつけば係長に。出世は早いけど、このままでは、仕事と心中してしまう!?女性としての幸せって何!?仕事と外食ばかりでは、体も心も疲れるばかり。ゼロから料理を始めたい!恋にだっておおいに興味がある!そんな30代ちょっぴりさみしい女子、必読の一冊!

この方の作品、ぼったくりシリーズ以外で初めて読んだのですが…。
なんというか、騒がしい内容でしたねー。まず主人公が本当に口が悪くてうるさい^^;きっと仕事はできるんだろうけど読んでいてちょっと消化不良になったかなぁ。そして料理…出来なすぎじゃない?いくらできなくてもお母さんがご飯作っているところを見てたら大体想像がつくような気がするんだけど…。
そしてここまで料理が出来ないのにモテますねこの人(妬みか?←)
最後は良かったねって思えたけど、主人公に感情移入できないまま、うるさくてせわしない人だなと思って読み終えた気がします^^;
ぼったくりシリーズであんなに美味しそうな料理をたくさん書かれているのに、美味しくないようにも見せられるというのはある意味凄いのか←

<小学館 2016.11>H29.2.27読了

居酒屋ぼったくり6 秋川滝美4

居酒屋ぼったくり〈6〉居酒屋ぼったくり〈6〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2016-09)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第6巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

ついに恋人同士になった美音と要。
2人の恋愛は…小学生レベルですなぁ…主に美音のせいで。
あんた一体いくつだよ。どこに恋愛よりも公園掃除を優先する彼女がいる!?
近所の人だって大体わかってくれるって。もしくは馨がやってくれるって!
と何だか毒を吐きたくなりましたけども。
まあようやく何とかなって良かった。
でも、2人の関係はみをつくし料理帳を思い出させる感じでしたねぇ。ってこちらのシリーズもまだ途中で似てるのか似てないのか分かりませんが…。
それでもまあ見守っていくしかないんですかねぇ。
でも要は次男だしー。お母さんにも気に入られてるみたいだしー。何とかなるんじゃない?←まあそこらへんも見守っていくことにしましょう。
どのお話も面白かったですし、出てくる料理は本当にどれも美味しそうでした。食べてみたいな〜。近くにこんなお店があったらいいのに。
続編がもはや楽しみです。

<アルファポリス 2016.9>H29.2.21読了

居酒屋ぼったくり5 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり〈5〉居酒屋ぼったくり〈5〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2016-03)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―。旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第5巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

前回が要と美音の関係に少し動きがあったので今回はまずそこが気になりました。
そうしたら!もうもうもう!!美音のあまりの鈍さに地団駄を踏みたくなりました←
鈍い!鈍すぎる!どうして気づかない!?自分も好きなのに!あぁもう!
それに、部屋に呼ばれて同じ空間にいるのに30過ぎた男女が何にもないってどうなんだよ!お互い好きなんだからどっちかどうにかしなさいよ!ちょっと!とイライラしながら読んでいたのですが(読んでいる時に若干酔っぱらってたんで←)
美音ってば何いきなり爆弾を投下してるんですか。びっくりですよ。
お互いに好きなのにお互いに相手の気持ちが気になって何も言えなくて。
もどかしいったらなかったですよ。
でもまあ、一応一歩前進なんでしょうかね…。半歩か?
2人の話以外も勿論面白かったし料理もどれも美味しそうでした。
次回は更なる展開を待ってます。

<アルファポリス 2016.3>H28.4.28読了

居酒屋ぼったくり4 秋川滝美5

居酒屋ぼったくり〈4〉居酒屋ぼったくり〈4〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2015-09)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第4巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

このシリーズも4冊目なんですねー。
前回は物語の進展がなくて残念でしたが今回は結構ドキドキする展開がありましたね^m^
まず気になったのはスーパー呉竹が無くなってしまう事と大きなショッピングセンターが出来るという事。どちらも曖昧な感じで進んでいって結局決定打はないまま終わってしまったので気になります。要さんも気になることを言っていましたよね?いったいどんなものが出来るのでしょう?
そして要と美音ですよ。
美音は私と同い年くらいなのかなー。私も流行等にはカナリ疎い方ですけど美音には負けますわ…ネットサーフィンしたことなかったの…?
でもまあとにかくトースターをゲットできて良かったです。
お店以外で2人が会うなんて…とちょっとドキドキでした。
結果全然デートっぽくなかったですけど^^;
でもまあ要のお母さんに気に入られたようで良かった。
最初から要のお母さんの存在は気になっていたので。何か怖そうな人なのかななんて思っていたけど素敵なお母さんでしたね〜。
そして最後のページの美音が要に言った言葉!ちょっと凄い殺し文句!
もうさっさと付き合っちゃえばいいのに←
常連客のあの2人よりももっともっとじれったいわ!
この2人が次回進展するのかは微妙ですが、「ぼったくり」含め近辺の状況が変わりそうで気になるので早く読みたいです。

<アルファポリス 2015.9>H28.1.26読了

居酒屋ぼったくり3 秋川滝美4

居酒屋ぼったくり〈3〉居酒屋ぼったくり〈3〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2015-02-26)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第3巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

もう第3弾なんですね。読みました。
季節が反対でしたが^^;今回も楽しく読みました。
居酒屋「ぼったくり」内で起きる常連さんとのあれこれ。読んでいてほっこりしますね。
こういうお店が近くにあったら本当に通っちゃいます。
にしても。言い方がアレですけど、居酒屋さんなのに美音さんは相手の事を気遣いすぎだと思いますよ。料理一つでも常連さんの好みに合わせるなんてホント相当です。要さんが言い方はキツかったですけど「あなたは何様のつもり?」と言ったのは良かったと思います。じゃないと答えのない問いをずっと考え続けなきゃいけないですもん。
常連さんとはいえ、私もそこまで深入りする必要はないと思います。せっかく羽を伸ばしてお店に美味しいご飯を食べに来ているのに気遣いされたら私はちょっと嫌だな…なんて思ってしまうので。
境界線ってやっぱりあると思います。
でもまあ、ウメ婆の言葉もなるほどと思いましたよね。美音はその扉を開けたいんですから。いつか開くときが来るのかな。その時を楽しみに待ちたいと思います。
いつも日本酒のくだりはさっぱりわからない私ですが「澪」というお酒は知っていました。日本酒を知りたいなんて大した飲めないくせに年始に思いまして^^;買おうかなと一瞬考えたお酒でした。でもアルコール度数は高いし量も一人じゃ多いなと思って結局買わなかったのですが。
美音さんがオススメしているなら思い切って買ってみようかな。
次回もきっとありますよね。いい加減要と美音に何かしらの進展がないと困りますよ。

<アルファポリス 2015.2>H27.7.6読了

居酒屋ぼったくり 2 秋川滝美4

居酒屋ぼったくり〈2〉居酒屋ぼったくり〈2〉
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2014-10)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第2巻!

シリーズ第2弾。相変わらず美味しそうな食べ物がわんさか出てきました。お腹が空いて困ります^^ぼったくりにやってくる常連客の悩みを常連客と美音、馨が親身に聴いて考えていきます。いいな、こういうアットホームな雰囲気。こんなお店が近くに会ったら私も通っちゃうなと思います。
今回はそこまで大きな展開はなく、ゆるゆると過ぎていった気がします。それがまた私は良いなと思いました。これならいくらでもこのシリーズを書いていけますよね。って簡単に言いますけど^^;
要との展開も気になりますし、これからも続いていってほしいシリーズです。

〈アルファポリス 2014.10〉H26.11.12読了

居酒屋ぼったくり 秋川滝美4

居酒屋ぼったくり居酒屋ぼったくり
著者:秋川 滝美
アルファポリス(2014-05)
販売元:Amazon.co.jp

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の書籍化!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

何かでこの作品を知って←図書館で発見したので読みました。すずらん本屋堂かな?
読んでいる間お腹がすいて困りました^^;
どの料理も美味しそう。
その料理と常連さんの間で巻き起こるあれこれ。大きな事件ではないその何気ない日常の中で起きることを料理と常連さんで解決…というかやいのやいの言い合っていくというか。
すでに他界している両親の後を継いでお店を切り盛りしている美音と馨の2人。だからか常連さんたちも2人の親のように優しかったですね。
だからと言ってただ優しいだけじゃないところもあってそれが良かったです。
ただ良いお話なのに何となく全体的に薄いような感じがして…生意気にすみません。それは美音の人物像が私の中ではしっかりとらえられなかったからかなぁ…なんて。お客さんや馨と一緒の時と、要と一緒の時の美音が何となく別人のように感じるときがあって。良いお話なのにもったいないなと思いました。
2人の展開もあれ?こんな感じで終わるの?と拍子抜けだし要が誰かと住んでいそうな、それが母親なのか奥さんなのか分からない感じで若干もやもやして読み終えました^^;続編が出るんだろうなと思ったらやはり出るんですね。
一気読みしてしまうくらい面白かったのは事実ですし、そのもやもやを晴らしたいので2ももちろん読みます。

〈アルファポリス 2014.5〉H26.10.1読了
自己紹介
苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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