「世界探偵委員会連盟」に所属する「わたし」は、ある日突然、探偵事務所兼自宅の部屋に帰れなくなった。
急な坂ばかりの街、雨でも傘を差さない街、夜にならない夏の街、太陽と砂の街、雨季の始まりの暑い街、そして「あの街」の空港で……「帰れない探偵」が激動する世界を駆け巡る。
「今から十年くらいあとの話」から始まる物語。どこか不思議な感覚がありました。
わたしは探偵の専門学校を出て探偵事務所を構えたが、なぜか帰れなくなります。住むところを転々としながら依頼を引き受け捜査も行います。ただすべてが漠然としていて事件の真相が分かるわけでもなく、何だか漂っているみたいな不思議な感覚になりました。一緒に色んな国を巡って黄昏ているような気持になりました(笑)
<講談社 2025.6>2025.7.28読了

































