大学教授の曽根原は、ふと気づくとバー〈スリーバレー〉の前に足が向いている。女性バーテンダー・ミサキの魅力なのか、文学談義のせいなのかは分からない。ある晩、ミサキが質問を繰り出したのは、川端康成の『雪国』についてだった。『雪国』はミステリでなはいか、というミサキの疑問に、途中から入店してきた宮田が珍妙な回答を話し始めて……。さらに、田山花袋『蒲団』、梶尾基次郎『檸檬』、三島由紀夫『金閣寺』と日本文学界の名作の新解釈で贈る、鯨統一郎最新作。
今回登場した作品4作品のうち、既読は「金閣寺」のみでした^^;なので、タイトルに惹かれたのですが、どの作品もぶっ飛んだ新定義が面白かったですね。ただ原作が分からないので乗れないというもどかしさ(笑)「雪国」は怪談小説、「蒲団」はラノベ、「檸檬」は爆弾(笑)、「金閣寺」は三島由紀夫の自殺で完結。それを確認するために3作は読まなければ(笑)鯨さんの新解釈を読みたくてこういう作品は読んでいる節があります^^また読めて嬉しかったです。
<東京創元社 2021.11>2026.3.23読了

















































