苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

雑記

また一区切り

今日は私の誕生日です。また一つ年を重ねました。
30歳を過ぎてからこんなどうでもいいことは書かなくなっていたのですが、なんせまた大台に乗ったので一応記念に残しておこうかと思います。
いやー…ほんと、30代はあっという間でしたねー。きっと40代もあっという間なんでしょう。こわ。凄くこわ。
30歳になった時も確かブログを残してたなと思って久しぶりに過去の記事を見てみたら、20代の10年を語っていたので、記録用に30代の10年を振り返ってみようかなと思いました(笑)暇人。
しょうもない自分の記録用なのでたたみます。
続きを読む

2023年読書記録と今年の反省

もうすぐ2023年が終わりますね…。毎年毎年早いなあ…
トニセンが以前年が明けたらもう年末だみたいなことを言ってたことがありましたけど本当にそんな感じですよ…
来年は2024年ですってよ…2000年から干支二回りしてるなんて信じられない…なんて言ってる時点で年を重ねているんですね(笑)
さて、毎年恒例の独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は205冊読みました。昨年の266冊より少ないですね。って去年が読みすぎなんですけど^^;
4月から転職したこともありますが、通勤時間が往復2時間くらいあったのがほぼ無くなって、読書をする場所が減ったのも要因かと思われます。来年はもうちょっと読んでいけたらいいな。
以下、ランキングです。
例年と同じように1作家1作品としています。今年出た作品だけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。あしからず。

第1位「なれのはて」加藤シゲアキ
あらすじを読んで重厚な作品だろうなとは思っていましたが、本当に素晴らしかったです。
1枚の絵にまつわる作者の秘密、歴史、家族、全てが壮大で面白くて読む手が止まりませんでした。最後はとても感動的でしたし、読み終えた後も小説の世界からなかなか戻ってこれなくて。余韻の残る作品でした。2度目の直木賞候補になりましたね。候補になるのが納得の作品でした。

第2位「ヨルノヒカリ」畑野智美
いとや手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。住み込みで働くことになった28歳の光は、母親が家を出て以来“普通の生活”をしたことがない。普通に考えたら同じ屋根の下で男女が暮らしていれば周りは色々言うかもしれない。
でもこの2人から醸し出される空気がとても温かくて優しくて、無理に形を作らなくても良いんじゃないかなと思いました。2人を見守る成瀬家の人々、ひかりの隣に住んでいたおじいちゃん、パートの聡子さん、常連客の司さん。本当にみんなが愛おしかったです。

第3位「この夏の星を見る」辻村深月
私は小説の中でコロナ禍が登場すると、現実逃避したいのになってちょっと嫌な気持ちになったりしていました^^;でも、この作品は違って、コロナ禍になってしまったから諦めてしまったこともあるけど、でもできることもあって、だからこそ出会えた仲間たちがいたっていう形が素敵すぎて、とても好きなお話でした。茨城、東京、長崎の3つの学校の学生たちがオンラインで繋がり、みんなで夜空を見上げる…なんて、素敵すぎました。

第4位「月の立つ林で」青山美智子
最近読んだ「リカバリー・カバヒコ」も好きだったのですがこちらに。登場する人たちがタケトリ・オキナという人のポットキャスト『ツキない話』を聴いているという共通点があり、少しずつ繋がっているのが好きでした。そしてタケトリ・オキナの秘密。
読み終えた後に元気が出て、前向きにさせてくれるお話でした。

第5位「鈍色幻視行」恩田陸
一つの作品についてみんなで語り合う。恩田さんっぽい作品だなぁと思ったのが第一印象でした。過程が面白いけど結末はちょっと拍子抜け…っていうことも多い恩田作品ですが(笑)この話し合った過程が面白いんだと思わせてくれた作品でした^^語る人たちもそれぞれ個性的で面白かったです。

第6位「八月の御所グラウンド」万城目学
2編からなる中編作品。最初の作品が全国高校駅伝の話だったのであらすじを読まずに読んだ私は大興奮でした(笑)実際のレース展開も楽しかったし、レースを終えた後の選手たちの会話もとても良かったです。そして表題作。まさかマキメくんに泣かされるとは思いませんでした(笑)好きなことをやりたくても出来ない時代があって、命を落とした若者がたくさんいたことを、私たちは決して忘れてはいけないのだと思いました。

第7位「タスキメシ 五輪」額賀澪
箱根駅伝を経験した選手たちのその後の物語。一人は引退して企業で働き、一人は実業団に所属しオリンピックを目指す。そして舞台は東京オリンピック。大舞台も舞台裏もそれぞれの場所でみんなが奮闘して輝いていて、胸が熱くなりました。そして駅伝オタクじゃないと分からない盛り上がり要素が散りばめられていて大満足でした(笑)

第8位「好きになってしまいました。」三浦しをん
しをんさんの好きが詰まったエッセイ。しをんさんはオタクな方なので本当に好きだったらとことん追求される方なので読んでいて本当に楽しいですし、師匠…!っていう気持ちになります(笑)そして私なんかまだまだだなと思います^m^

第9位「必ずできる、もっとできる。」大八木弘明
2022年度の大学3大駅伝で駒澤大学が3冠を達成! 箱根駅伝の総合優勝を喜んでいる中突如陸上監督退任の知らせが…。歓喜と哀しみを同時に味わった2023年1月3日(笑)そして月末にこの本が刊行されました。この本は絶対に買わねば!と思い即座に買って読みました。大八木監督が28年間培ってきた指導方法が細かく書かれています。監督が時代の流れによって指導方法を変えていったというくだりを読んで、なんて柔軟性の高い人なんだろうと驚きました。だからこそ、駒大はずっと常勝軍団でい続けているんですよね。OBを含め駒大の選手のお名前もたくさん出てきて嬉しかったです。そして勇退した割に色んな所でお見掛けするので安心しています(笑)

第10位「かがくいひろしの世界」
現在、かがくいひろしの世界展が全国で巡回しています。北海道に住んでいるとなかなか行きづらい場所が多くて^^;私は行けないでいたのですが図録を発見し、読みました。
かがくいさんを知ったのは亡くなられた後。でも、亡くなられて14年が経った今でも作品は愛され続けていて、絵本の素晴らしさはもちろんですが、かがくいさんの人間性がそうさせるのだろうなと感じた作品でした。かがくいさんと関わった方々のコメントが寄せられていましたが、どのお話も素敵で心が温かくなりました。特に最後の奥様の言葉が本当に素敵で。ツーショットのお写真がとっても可愛くて、読んでいて涙が出ました。未完となった作品のイラストもたくさん載っていて、ずっとずっと大切にしたい本になりました。

以上が2023年のランキングでした!
来年も素敵な本にたくさん出合えますように!
ということで今年1年を振り返ってみます…
続きを読む

2022年読書記録と今年の反省

もうすぐ2022年が終わりますね…。
毎度のことながら1年はあっという間でしたね。コロナ禍がこんなに長く続くとは思っていませんでしたよね…3年近く、変わっているようないないような…。
来年はどんな年になるのでしょうか。みんなが幸せを感じられる年になったら良いなと思います。
さて、毎年恒例独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は266冊読みました。去年の252冊より読んでましたね…びっくり^^;
今年も色々あったけど、本はたくさん読めました。それだけは幸せなことだったかなと思います。
以下、ランキングです。
例年と同じように1作家1作品としています。今年出た作品だけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。

第1位「風の港」村山早紀
私は北海道に住んでいるので道外に出るときは必ず飛行機を使います。また、オタクなので^^;しょっちゅう飛行機に乗ります。
でも、空港をここまで探検したり、思いを馳せたりすることはなかったなぁと思いました。いつも着いたら交通機関まで走っていたので^^;
ちょっと立ち止まって、周りを見れるようになりたいと思いました。何事も、焦らず。
最初に出てくる主人公の青年の想いに共感できるところもあって涙が出て。
私も挑戦してはダメで落ち込んでを繰り返していたので、出てくる優しい人たちに、私も元気づけられて、勇気づけられた気がしました。

第2位「マイ・プレゼント」青山美智子
青山さんの作品は、今年は3冊読んでいたのですがこちらを選びました。
ショートショートの作品なのできっと誰もが、これは私のことだ。と思う作品があると思います。私はありました。
こちらの作品も、元気をもらいました。そういう作品ばかりですね^^;
そして、推しがいる人にぜひ読んで欲しい作品があります。私はそれを読むたびに涙が出ます。私はずっと推しがいたから頑張ってこれたし、楽しいし、幸せなんだって思えました。好きな人を好きだと思う初心を忘れずにいられる作品だと思いました。

第3位「ショートケーキ。」坂木司
坂木さんが書かれる作品は本当に、温かくて優しい。連作短編集で、登場人物たちのリンクがまたたまりません。
私はケーキ屋さんで働くカジモト君がお気に入りです。とてもとても優しい子。そして梶本君のお父さんが、娘に言った言葉もとても素敵で、こちらも思い出すと涙が出そうになります。

第4位「若葉荘の暮らし」畑野智美
40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」。主人公のミチルはこちらに引っ越してきます。
若葉荘の個性的な人たちとの関わりも、ミチルが考えていることも、共感できるところが多すぎて心の中でぶんぶん頷きながら読んでいました。
人は人、自分は自分と思って生きてきてはいるけど、やっぱり難しい。それでも、少しでも前向きに楽しく生きていきたいなと思って読み終えました。

第5位「なんとかしなくちゃ。青雲編 1970-1993」恩田陸
ヒロインが朝ドラの主人公のようで^^幼少期から大学生までの一人の女性梯結子の成長期が書かれています。
とにかく結子の問題解決とその調達についての展開が面白すぎてあっという間に読んでしまいました。時たま朝ドラの語りのように登場する恩田さんも面白いです(笑)
こんなすごい人の話が大学生までで終わるなんて許せません!←社会人編も楽しみにしています。

第6位「空をこえて七星のかなた」加納朋子
加納さんらしい、優しくて温かい物語でした。
連作短編集連作かと思ったら最後の最後に素晴らしい仕掛けが施されていてさすが過ぎました。星や宇宙に関するお話が好きなので尚更惹かれたのかも。
宇宙がテーマだからか出てくる人たちの名前が皆さん星絡みでどの名前も素敵でした。

第7位「金環日蝕」阿部暁子
初読み作家さんです。ツイッターでたくさんの編集者さんや作家さんがおすすめしていたので気になって手に取りました。
まず札幌が舞台だったことに驚きました。身近な地名が出過ぎてて嬉しかったです^^
ストーリーは見事にしてやられました。もう何も気づきませんでした^^;
登場した全ての人が心安らかに、幸せに暮らしていくことを願っていました。

第8位「幽霊絵師火狂 筆のみが知る」近藤史恵
主人公である真阿が魅力的でとても可愛らしかったです。そして周りから愛されている感じも好きでした。
興四郎とのコンビがバランスが取れていてミステリとしても面白かったです。
興四郎がいつまで真阿の傍にいてくれるかは分からないけど、これからも2人で絵を見ながら謎解きをしていってほしいです。

第9位「夏休みの空欄探し」似鳥鶏
謎解きがとにかく面白かったです。自分自身では解けませんでしたけど^^;それを解いていく4人がキラキラしてました。
最初はキヨのことは好きになれなかったんですけど、やっぱり話してみないと分からないですよね。そんな風に考えてきたのかと思うところがたくさんあって、ライとともに親睦を深めているような気になっていました^^
私は真相は暴けなかったけど、最後が詳細に分からない形で終わったのが良かったです。幸せのまま終わって良かったです。

第10位「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」川内有緒
全盲の白鳥さんとの美術鑑賞。読んでいる時も面白かったけど、読み終えた後も考えさせられる、余韻の残る作品でした。
まず白鳥さんがとても面白くて素敵な方でした。美術を愛していることがひしひしと伝わってきます。
私も美術館賞は好きだけどその絵画を説明するとなると凄く難しいな…と思いました。私も新たな視野を与えてもらったような気がしました。

以上2022年のランキングでした!2023年もたくさんの本に出合えますように…

2022年にあったことを以下に…。

続きを読む

2021年読書記録と今年の反省

もうすぐ2021年が終わりますね…。毎度のことながら1年はあっという間でしたね。
相変わらずのコロナ禍ですが何もわからない状態だった去年よりはまだマシな1年だったかなとは思います。でも、油断は禁物ですよね…。いつになったら落ち着くのか…。
どうかどうか苦しむ人が少しでも減って、1日も早く穏やかに過ごせるようになれば良いなと思います。
さて、毎年恒例独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は252冊読みました。去年の226冊よりだいぶ読んだな…
250冊超えたの久しぶりな気がするなーと思って調べたら2012年以来でした。公共図書館に勤めていた時以来ってどんだけ読んでんだ。
今年も色々あったけど、本はたくさん読めました。それだけは幸せなことだったかなと思います。
以下、ランキングです。
例年と同じように1作家1作品としています。今年出た作品だけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。

第1位「ただいま神様当番」青山美智子
去年の年末に青山さんの作品を初めて拝見し、一気にファンになって今年はたくさん青山さんの作品を読みました。中でも好きだったのはこの作品です。連作短編集で主人公が毎回変わるのですが、最初に登場したのがアイドルオタクの女性の話で(笑)読んでいた時の感情が彼女が思っている感情と似ていて出てくる言葉に個人的に凄く救われたんです。
今はSNSが発達しているからいろんな情報が入ってきて全部見なきゃ!全部知らなきゃ!みたいな気持ちにさせられるけど、私は私らしくできる範囲で推したちを応援して好きでいればいいんだなって凄く気持ちが楽になったんです。全体の物語としても良かったのですが個人的に救われて途中泣きながら読んだので(笑)1位にさせていただきました。

第2位「薔薇のなかの蛇」恩田陸
ずーっとずーっと待っていた理瀬シリーズ最新刊!17年ぶりですってよ!それはそれは待ちましたよ!高校生だった理瀬が大学生に成長し、百合から薔薇へと変貌を遂げていて成長を感じました。殺人事件があり、来訪客との心理戦、ピンと張りつめた空気。恩田ワールドを堪能しました。これからも理瀬やヨハンに逢いたいです。今度はもう少し早めにお願いしたいですね(笑)

第3位「ペッパーズゴースト」伊坂幸太郎
楽しかったですね!伊坂さんが描かれる男2人組が大好きなんですよ!
始めはリアルの世界と小説の世界が交互に描かれていくのかと思いきや2つの世界が繋がっちゃうんだからびっくりですよね。
檀先生とネコジゴハンターの2人が素敵すぎました。コロナ禍から使われるようになった飛沫感染を上手いこと使っていますよねー。さすがすぎました。

第4位「うしろむき夕食店」冬森灯
初読み作家さんです。デビュー作も面白かったのですがこちらを選びました。見つけにくいお店の「うしろむき夕食店」こちらに集う悩めるお客様と女将と店員の会話がとても好きでした。
そしてお客様がおみくじを引いて少しずつ変わっていく姿も素敵でした。女将の孫である希乃香に与えていた課題が最後に急展開を見せましたね。とても素敵な物語でした。

第5位「黒牢城」米澤穂信
大河ドラマ「軍師官兵衛」を見ていた身としては荒木村重と黒田官兵衛が登場する小説という時点でたまらなかったです。歴史とミステリの融合を堪能しました。史実については知っていたので官兵衛の行く末は心配していなかったので事件のことだけ集中して読めて良かったです(笑)

第6位「正欲」朝井リョウ
衝撃作でしたね。でも人にはわかってもらえない欲を持つ人の小説をいつか書きたいと思っていると数年前にテレビ番組で朝井さんがおっしゃっていて、見事に描かれたんだなと思いました。
朝井さんは今の日本は共感文化で共感出来たら面白い。共感できなかったらつまらない。そんな風潮になっていて危険だとも言っていました。
なので尚更この作品は読み終えた後に色々考えてしまった気がします。余韻の残る作品でした。私もどちらかというとマイノリティ側の人間だと思うので、この作品を読んで人に迷惑をかけないことならば、自分が思うように、正直に自分が好きなものを好きだと思って生きていきたいと思えました。

第7位「黒鳥の湖」宇佐美まこと
健君が出演するドラマの原作だということで手に取りました。初読み作家さんです。
たくさんの伏線が散りばめられていて、真相が二転三転して、面白くて読む手が止まりませんでした。もったいなかったですが一気読みでした。
この作品の中で幾度となく登場する因果応報。良いことも悪いことも自分の身にかかってくる。読み終えた後こちらも余韻の残る作品でした。

第8位「占い日本茶カフェ 迷い猫」標野凪
こちらも初読み作家さんです。タイトルが気になって手に取りました。
猫を連れた女性が日本各地で開く出張カフェの物語。ご当地のお茶や器やお菓子、いろんな情報が詰め込まれていて勉強になりました。
そして出張先で出会うお客様も個性的でそれぞれ思い悩んでいることもあって。それでも地元の水で淹れたお茶をいただくって素敵なことでそれだけでも癒されそうですよね。
売茶翁という方についても初めて知りました。お茶のことを調べるのも奥深くてたのしそうでした。大変そうでもあるけど^^;

第9位「片をつける」越智月子
身寄りがなく、一人で暮らしていた阿紗がひょんなことから隣人の八重と関わることになり、お互いに特別な存在になっていきます。
八重の家の片づけを通して少しずつ2人に友情のような愛情のような感情が芽生えているのが素敵でした。頑なだった阿紗の心が八重に打ち解けていく感じが好きでした。

第10位「バスクル新宿」大崎梢
バスクル新宿に様々な想いでバスを待つ人たち。連作短編集になっていて、人が少しずつ繋がっています。ミステリ要素が満載で面白く読みました。私は北海道なので県をまたぐバス移動という経験がないので、新鮮でした。

以上2021年のランキングでした!2022年もたくさんの本に出合えますように…

2021年にあったことを以下に…。
続きを読む

2020年読書記録と今年の反省

もうすぐ2020年が終わりますね…。毎度のことながら1年は早いなと思いますが、何だかわからないまま1年が終わったという印象です。
本当にこの1年は何だったのでしょうか…。未曽有の感染症が渦巻いた1年でしたが、来年はどうなるのでしょうか。
どうかどうか苦しむ人が少しでも減って、1日も早く穏やかに過ごせるようになれば良いなと思います。
さて、毎年恒例独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は226冊読みました。去年の236冊よりは少ないですが、まあ200冊読んでいれば良いかな。
今年は色々あったけど、本はたくさん読みました。それだけは幸せなことだったかなと思います。
以下、ランキングです。
いつものことながら独断と偏見で決めていますので苦情は受け付けません。あしからず。

第1位「わたしの美しい庭」凪良ゆう
凪良さんの作品はやはり良いですね…心が浄化されるようです。
統理も百音も路有もみんな魅力的なのだけど、私が1番感情移入したのはやっぱり桃子でした。年齢も近いし…。
桃子が考えていることや境遇がいちいちグサグサ刺さりました…。でも、読み終えた時に少し前向きになれた気がしました。
わたしも「世間体」なんか大嫌いです(笑)私は私なりに生きたいように生きていければいいんだと思えました。

第2位「お探し物は図書室まで」青山美智子
初読み作家さんです。以前から読んでみたいと思っていました。
今回の舞台はコミュニティセンターにある小さな図書室の物語。少し不愛想な司書さんがその時の気持ちに添った物語と付録を提供してくれます。
自分の境遇に似ている人も似ていない人も感情移入しながら読みました。
色んなことに思い悩んで1冊の本をきっかけに自分を見つめ直す。そしてそれに導かれるように第一歩を踏み出す。
この物語に私はとても勇気づけられました。

第3位「犬がいた季節」伊吹有喜
久しぶりに読んだ伊吹さんの作品でした。コーシローが生きた時間を共に過ごした高校生たち。その高校生たちが旅立って行く姿をずっと見つめていたコーシロー。
昭和の終わりから令和までの時代が描かれた作品です。私は最初の優花と光司郎が1番好きです。高校生の時も良いけど、それだけじゃないところがたまりませんでした^m^

第4位「その旅お供します 日本の名所で謎めぐり」綾見洋介
初読み作家さんです。タイトルが気になって読みました。旅とミステリ。最高の組み合わせでした。行ったことがない場所ばかりでしたし、行き先も結構マニアックだったりして、一緒に旅をしているようでした。
そしていつの日か実際に行って見てみたいと思いました。更にバーのマスターと奥さんの秘密。もうたまらなかったですね。ここにやられた気がします。

第5位「虹いろ図書館のへびおとこ」櫻井とりお
初読み作家さん。こちらの本にもタイトルに図書館の文字が。やっぱり惹かれちゃいます。
いじめによって学校へ通えなくなったほのか。辿り着いた図書館でみどり色の司書や謎の少年に出会い、またたくさんの本に出合うことで世界の広さを知っていきます。
図書館は無限の可能性を秘めているなぁと感じた作品でした。ラストがとても好きです。続編も出ているので来年読めたらいいな。

第6位「夜明けのすべて」瀬尾まいこ
PMSと闘う美紗とパニック障害になった山添。2人の関係がとても好きでした。
お互いに恋愛感情を持っていないから良い感じに不躾で相手に気を遣っている感じがとても素敵で。
悩んでいると固執して視野が狭くなるから第三者の意見がある2人の状況がとても良いなと思いました。

第7位「始まりの木」夏川草介
テーマが民俗学ということでとても興味を惹かれました。
民俗学の修士課程1年生の藤崎千佳と偏屈な助教授である古谷神寺郎の2人が日本各地を研究のために巡り、様々な経験をしていきます。
元々神社仏閣を巡るのが好きなので古谷先生の言った「神さま仏さまは信じるものではなく感じるもの」という言葉にとても納得しました。
私も民俗学についてもっと知りたいと思いました。

第8位「イマジン?」有川浩
有川先生のお仕事小説!いやー面白かったです!読んでいて楽しかった!長編自体4年振りということで待ってた!っていう想いも強かったです。
映像制作の裏側を細かく知ることが出来たのも面白かったですし、何より良助が良い子なんですよね。まっすぐで一生懸命で、憧れていた職業について頑張っている姿に元気をもらいました。

第9位「ハンナのいない10月は」相川英輔
こちらも初読み作家さんです。タイトルに惹かれて手に取りました。
内容はミステリでした。人が死なないミステリ。こういう日常ミステリが好きです。
昇進などの野心がない、講師の森川と捨て猫だったハンナ。ふたりのいる研究室に在学している佐藤大地と三田村栞が入り浸り、ミステリ話に花を咲かせる。
こんな場所があったら私も入り浸りたい!と思いました。

第10位「四畳半タイムマシンブルース」森見登美彦
元ネタの「四畳半神話大系」を読んでから読みました。小説と舞台のコラボ。そういうの大好きです。
物語はモリミーお得意の京都の大学生の話なんですけど(ざっくり過ぎ)恋愛模様やらタイムトリップ迄絡んできててんやわんや。
面白かったですねー。特に「私」と明石さんの恋模様にドキドキニヤニヤしながら読んでいました^^面白かったです。
舞台版も観てみたかったです。

以上2020年のランキングでした!去年もでしたけど、初読み作家さんが多かったですね。
2021年もたくさんの本に出合えますように…

2020年にあったことを以下に…。

続きを読む

2019年読書記録と今年の反省

もうすぐ2019年が終わりますね…。いやー1年ってホント早い!毎年言ってますけど本当に早い。令和になったのだってつい最近な気がしているのに、7ヶ月も経ったなんて…。
いつもそんな感じで始まりますが、毎年恒例独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は236冊読みました。去年は214冊。今年も200冊以上読めたら良いなと思っていたので、達成できて良かったです。
年末年始でたくさん本が来てしまって^^;年末は結構読みました。12月だけで26冊読んでました。頑張った、自分←
今年もたくさんの本に出会い、読むことが出来て幸せでした。
以下、ランキングです。独断と偏見で決めていますので苦情は受け付けません。あしからず。

第1位「白銀の墟 玄の月」 小野不由美
「白銀の墟 玄の月 第一巻」
「白銀の墟 玄の月 第二巻」
「白銀の墟 玄の月 第三巻」
「白銀の墟 玄の月 第四巻」
ずっとずっと読者が待っていた十二国記シリーズの新刊。しかも舞台は誰しもがどうなるか心配していた戴国!
ようやく読めて本当に良かったです・・・。18年振りの新刊…といっても私が読み終えたのは15年前なので…って、え?そんなに私も待っていたのか←
「魔性の子」から続いていた戴国の行く末。ずっと気になっていました。始めは泰麒と李斎だけだったのが徐々に味方が増え、みんなで驍宗の行方を捜して…
4冊がとても長くてでも面白くて引き込まれました。最初は本当に読んでいて辛くて。今までも辛かったけど更に辛くて^^;最後の最後までドキドキしたけど読み終えた後に深い余韻に浸れました。この世界を知ることが出来て本当に良かったです。

第2位「ツナグ 想い人の心得」辻村深月
「ツナグ」の9年振りの続編です。続編があるとは思わなかったのでとてもうれしかったです。前回は高校生だった歩美が成長して社会人になって祖母から引き継いだツナグという役目をちゃんと果たしていることが何だか感慨深かったです。
最後のお話が歩美の今後にも繋がるお話で、読んでいてニヤニヤしてしまいました。素敵なラストで良かったです。

第3位「いつかの岸辺に跳ねていく」加納朋子
このお話は2つの章に分かれていて、主人公も異なるのですが、前編の答え合わせが後編でされていくようになっています。
後編は読んでいて止まらなかったです。前編で少し不思議だと感じていた徹子の行動が大きな意味をなしていたことを読んで知っていきます。それがとても辛くて哀しくて、誰か徹子を助けてほしいと思いながら読んでいました。
前編の護が後編で大きな役割を果たします。最後は涙が止まりませんでした。

第4位「さよならの夜食カフェ マカン・マランおしまい」古内一絵
大好きだったマカン・マランシリーズもついに終わりを迎えました。
読んでいる間、ずっとシャールさんに慰めされ、救われていた気がします。今回もたくさんの美味しそうな料理が登場しましたが、今までに登場した人たちがどんどん集結していく感じが好きでした。
おしまいと書かれているからシャールさんの身が心配でしたが、そういう終わり方ではなくて良かったです。シャールさんと柳田教諭が一緒のシーンがラストというのがとても良かった。2人の関係が大好きでした。

第5位「タスキメシ 箱根」額賀澪
「タスキメシ」の続編です。こちらが刊行されてから4年が経ったなんて驚きです。主人公の早馬は25歳となり、大学駅伝部のコーチアシスタント兼管理栄養士として部員たちと一緒に寮生活を行っていくことになります。
陸上への取り組み方、予選会や箱根駅伝のレースの展開などは額賀さんだから書けるものだと思いました。前作よりも箱根駅伝メインだったので前回以上にドキドキしながら読んでいた気がします。
来年の箱根駅伝もたくさんのドラマが待っているんだろうな…。

第6位「流浪の月」凪良ゆう
初読み作家さんでした。ツイッターで話題になっていたので気になって読みました。こちらも本当に余韻の残る作品でした。
一言では言い表せないです。どう言って良いか分からないです。それでも、文と更紗には幸せになってほしい。今までたくさんの事を経験した分。2人で寄り添って幸せであってほしいと切に願います。
恋愛や結婚というだけではなく、ただ一緒にいたいという選択があってもいいのではないかとそう感じた作品です。

第7位「新章 神様のカルテ」夏川草介
大学病院を行くと決めてから続編が出ると思わなかったので、嬉しかったです。イチ先生と榛名は親になっていました。小春ちゃんがとても可愛い。
そして相変わらずというかそれ以上に過酷な日々を送っているイチ先生。それぞれの信念があってそれに邁進していて、だからこそ衝突もあって…。考えさせられる局面がたくさんありました。だからと言ってイチ先生は孤立するわけでもなく味方が増えていきます。
今後も続編が出てくるのでしょうか。楽しみです。

第8位「傑作はまだ」瀬尾まいこ
瀬尾さんらしい内容でしたねー。突然息子と名乗る青年が現れて居座って。引きこもりで小さな世界にいた作家の加賀野は広い世界を知っていきます。複雑な家庭環境のはずなのに何だかあっけらかんとしているような。
智が本当に良い子で素直で真っすぐで。だからこそ色々なことを経験して傷ついて。親子が再会できて良かったです。これからは家族の時間が増えそうだし、小説の作風も変わりそうですね。

第9位「本と鍵の季節」米澤穂信
同じ図書委員になったことで交流が生まれた堀川と松倉。2人が解決する日常ミステリはほろ苦いものばかりでした。それだけではなく、2人の関係も最後に大きく展開されます。
2人は息の合ったコンビだし、もしも続編が出るのならば、何事もなかったかのように一緒にいる2人に逢えたら良いなと思います。

第10位「時空旅行者の砂時計」方丈貴恵
初読み作家さんです。こちらもツイッターで話題になっていたので気になって読んでみました。タイトル通り主人公がタイムスリップをして過去の事件を解決していくのですが、タイムスリップとかタイムパラドックスなどに関しては難しくて理解はできませんでした^^;
でも、物語は面白くてぐいぐい引き込まれました。最後がとても好きです。ずっと悩み苦しんできた若いカップルがこれから明るい未来を生きていけるのだと読んでいて嬉しくなりました。

以上2019年のランキングでした。
2020年もたくさんの本に出合えますように!

2019年にあったことを以下に…。

続きを読む

ありがとう

3月3日、おばあちゃんが亡くなりました。2日にお見舞いに行った時はちゃんと会話も出来ていたからびっくり。少し覚悟はしていたけど、突然だったから、まだもういないんだという実感がわきません。
ばあちゃんとの思い出を忘れたくないから、自分の記録用として残しておきます。
父方の祖母は父が高校生の時に亡くなっているので私は会ったことが無く、祖父は2人とも私が7歳の時に亡くなっているので、母方の祖母としか関わりはありませんでした。
実家から歩いて数分のところに住んでいたから、会おうと思えばいつでも会えました。
よく祖母が言っていたのが、私が5歳くらいの時、自宅から祖母の家まで1人で歩いて向かうことになり、母が祖母に電話して1人で向かっていることを伝えると、祖母は外に出て私が歩いて向かっているのを待っていてくれたそうです。私は祖母の姿が見えると走り出し「走ると転ぶよー!」と言っても聞かず、走って祖母に抱き付いていったそうです。それをたまに懐かしそうに、嬉しそうに話してくれて、覚えていてくれていることが嬉しかった。
私が中学1年生の時、母が1か月入院していたことがあり、その間毎日朝と夜におかずをタッパーに詰めて持ってきてくれてました。本当にありがたかった。おばあちゃんが作るカレー、餃子、コロッケ、から揚げ、昆布巻、たけのこご飯、おからの炒り煮、あんころ餅、ニシン漬…どれも大好きだった。
6年前、祖母がすい臓がんで入院し、手術をすることになって、今まで大きな病気なんてしたことが無かったから家族も動揺したけど祖母は「元気になって帰ってくるから」と言ってくれてこっちが安心したなんてこともありました。退院後、数か月に1度定期的に検査をするため通院するようになり、1度たまたま私が平日休みになったため車で送り迎えをしたことがありました。診察を待って、2人でお昼を食べて帰ってきたのですがその時に車中で言った祖母の言葉が忘れられなくて。「病気になったのは嫌だったけど、病気になったらみんながお見舞いに来てくれるし、定期的に会いに来てくれるようになった。今までは近くに住んでいてもあまり会わなかったから、会えるようになったことが病気になって良かったことかな」って、嬉しそうに話していて。
私たちは定期的に会っていると思っていたけど、1人で暮らしている祖母にとっては寂しかったんだなと思って反省しました。それから私は、予定がなければ毎週土曜日に祖母に会いに行くようになりました。朝に実家に帰って1時半くらいに祖母の家に行って3時半くらいに家に帰る。2時間くらいだけど祖母は私が行くと「待ってました」と言って迎えてくれて、お茶を出してくれて、お菓子も用意してくれて。帰るときは畑で取れた野菜や、多く作ってくれたお惣菜を分けてくれたりしてました。毎週行くから話すことが無くてもぼーっと一緒に過ごしたり、一緒に昼寝したり。ばあちゃん、この頃は寂しくなかったかな…。
私が公務員試験に合格し、公務員になった時は誰よりも喜んでくれて、近所の人や知り合いに言いまくっていたらしく、毎週行くたびに良かったねと言われてむずがゆくなったり。
職場の話をすると「そこに良い人はいないの?」とちらっと言われたり。多分気を遣って言わないでいてくれたんだろうけど、私が結婚しないのを気にかけていたんだろうな。
でも、祖母が以前そういう話をしたときに私の事を「こんなにいい子なのに」と言ってくれて、それだけで充分だと思いました。ばあちゃんに良い子って思われてるならそれだけで良いって。花嫁姿を見せたかったけど、相手がいなければしょうがないからなー…。
入院してからも仕事の事を愚痴ると「なっちゃんは頑張り屋だからね」なんてこっちが励まされて。自分だって辛いのに。お見舞いに行ったらいつも「来てくれたの」っていってくれていたばあちゃん。
私の手を触って「すべすべだねー」ってほめてくれたばあちゃん。
3月1日に87歳になったばあちゃん。
2日に「ばあちゃん、昨日誕生日だったでしょ。おめでとー!いくつになったんだっけ?」「忘れた」なんて話してたのに。私が帰る時にいつも手を振ってくれるのだけど、2日はいつもより長くずっと手を振ってくれていたのは何か意味があったのかな…
今日、急に容体が悪化したらしく、そこまで苦しんではいなかったのかなと、それは救いだったかなと勝手に思ってます。土曜日にずっと握ってさすっていた左手はむくんでいて、足も凄くむくんでいて、辛かっただろうな。
もう痛くないし、苦しくないよ。入院してからちょうど1年。きっとじいちゃんがもう苦しまなくて良いよって呼んでくれたのかもしれないね。
ばあちゃんのあの優しい声で「なっちゃん」って呼ばれないんだと思うと寂しい。
でも、もう苦しまなくていいんだと思ったら良かったとも思う。
向こうで27年ぶりにじいちゃんに再会出来たかな。ひ孫も1人そっちにいるから寂しくないね。
今まで本当にありがとう。87年間、お疲れ様でした。
ばあちゃん、大好き。

2018年読書記録と今年の反省

もうすぐ2018年が終わりますね…。いやー1年ってホント早い!ついこの間2018年になったと思ったのに!時の流れにびっくりしちゃいます。来年は2019年だし平成も終わっちゃうんですよね・・・何だか不思議な感じです。
それでは毎年恒例^m^独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は214冊読みました。去年は190冊だったので増えましたね。200冊読みたいなと思っていたので達成しました。来年も現状維持出来たら良いな。
今年もたくさんの本に出会い、読むことが出来て幸せでした。
以下、ランキングです。例年と同じように1作家1作品としています。今年出たものだけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。

第1位「きまぐれな夜食カフェ マカン・マランみたび」古内一絵
昨年に引き続き、マカン・マランシリーズが1位です。この作品は第3弾です。
シャールさんの作る料理が本当に美味しそうだし、悩める人たちへの言葉が私の胸にも突き刺さります。
それはシャールさん自身の生き方や病気を乗り越えているからこそ出てくる言葉なんですよね。この作品ではシャールさんがお勤めしていた頃の同僚が登場するのですがその最後のシーンが私は大好きでした。
今年第4弾が発売になりました。そしてそれが最終巻。手元に届いたらかみしめるように読み進めていこうと思ってます。

第2位「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ
「王様のブランチ」でのブック大賞2018にも選ばれていましたよね。って北海道では放送されていませんけど(怒)そして被っているのがちょっと悔しいというか嫌ですけど←
本当に素晴らしい作品でした。「家族」という形に正解はもちろんないし、いろんな形があって良いんだと思えました。
主人公の森宮優子は何度も名字が変わっているし、父親も母親も変わっているし、環境も変わっているのだけど、悲壮感というのが全くない。そして家族の形は変われどみんな優子の事を愛しているのが伝わってきて温かい気持ちになりました。

第3位「あやかし草子 三島屋変調百物語伍之続」宮部みゆき
このシリーズを最初から読んでいる身としては、おちかの環境の変化に良かったねぇ…としみじみしてしまいました。気分は近所のおばちゃんです^^
5冊出ていて今まで話された物語は24。宮部さんは100までやりたいとおっしゃっていました。70歳までにともおっしゃっていたので楽しみに待っていようと思います。

第4位「名探偵誕生」似鳥鶏
今年は似鳥さんの作品を4冊も読んでいたみたいです。刊行ペースが速かったですねー。その中でもこの作品が1番でした。5つの話で構成されていて、話が進むごとに4つずつ歳を重ねていきます。主人公の瑞人の一途な恋に、胸がときめきました^^
最後にタイトルの意味が分かるのですが、それがまた切ないんですよね…。でもそれも全部ひっくるめて面白かった作品でした。

第5位「銀河食堂の夜」さだまさし
不器用な人たちが一生懸命に生きている姿が染み入りました。その中の小さな幸せ。それを求めて生きる人たち。
連作短編集なのですがどのお話もとても良かったです。この物語の集大成である最後のお話がとても好きです。

第6位「明日はきっと楽になる!」猪俣和沙
初読み作家さんでした。様々な悩みを抱える女性たちにマッサージを施し、心と体を癒していきます。
私も肩こりが酷い人なのでたまに行きますがリラクゼーションではなく整体に行くのでここまで丁寧ではないかな。
最後の「やりたいことを、やってみる」という言葉は私も元気づけられました。

第7位「本屋の新井」新井見枝香
カリスマ書店員と言われている三省堂神保町本店に勤めている新井さんのエッセイです。雑誌の連載が書籍になったんですよね。
セブンルールやゴロウ・デラックスなどに出演されてここ最近注目されていますが私はそれよりも少し前から存じ上げていました(自慢げ)
新井さんが本屋で働く上での様々なこと、読んだ本の様々なことなど知ることが出来て読んでいてとても楽しかったです。
来年3月に東京へ行く予定なのですが、その時にお伺いしてご本人にお会い出来れば良いなぁなんて勝手にもくろんでいます。

第8位「カーテンコール!」加納朋子
経営難で閉校が決まっていた萌木女学園に集められたいわば落ちこぼれの生徒たち。
生徒たち目線で物語が進む連作短編集です。最初の物語がアンソロジーで既読だったのですが、続きを読むことが出来て、また卒業式まで読めたことが良かったです。
様々な事情を抱えた生徒たちに真摯に向き合う先生たち。生徒と先生の信頼関係がとても素敵で、その優しさが加納さんらしいなぁと読んでいて思いました。
最後は涙涙でした。おすすめです。

第9位「三千円の使いかた」原田ひ香
初読み作家さんでした。もう1冊「ランチ酒」も面白かったけど、こちらの方が好きでした。
色んな世代の色んな環境からのお金の悩みってありますよね。解決策じゃなくて分かる分かるって共感するっていう感じだけど、楽しく読みました。
『お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になったらいけない。』って、名言だなと思いました。

第10位「エンディングドレス」蛭田亜紗子
32歳の若さで夫に先立たれた主人公が自分の死に装束を作るために洋裁教室に通い始めます。
そこで出会った先生や生徒と関わっていくうちに自分の気持ちにも変化が表れ始めます。
人と人との関わりの温かさ、優しさに触れることが出来た素敵な作品です。

以上2018年のランキングでした。
2019年もたくさんの本に出合えますように!

2018年にあったことを以下に…。

続きを読む

地震

昨日、午前3時に北海道で大きな地震がありました。
私が住んでいる場所は震度4でしたが、それでも大きな揺れを感じました。
実家が震度5強だったのですが無事でした。
昨日はずっと停電が続き、私の家はいまだに復旧していません。
実家が電気がついたとの情報を得たので実家に帰ってきました。
電気が使えるってなんて便利なんでしょ!
スマホの充電が無くなっていくのが恐怖で使えなくなりました。
公衆電話が無料で使えたのがありがたかったです。
公衆電話を探すのも大変でしたけども…。
JRもバスも動いておらず、職場へ行けないので2日連続の休みです。
職場に行くのが色々怖い…。
昨日の朝は信号も全くついていなかったので身の危険も感じました。
コンビニに走る人も見かけましたが、私は米も水も缶詰も作り置きも色々残っていたので大丈夫でした。でも、備蓄って本当に大事ですね。改めて思いました。
昨日1日は情報から遠のいていたので被害状況が分からなかったのですが、ひどい状態ですね…。
うちは電気はついていないのですがガスと水道は使えたのでまだ良かったのかなと思います。初めて鍋で米を炊きました…。
まだまだ予断を許さない状態だと思うのでどうか皆様お気をつけて…私も含め…。
家に帰るときには電気復旧していますように…
(でも、隣の建物は昨日のうちに電気が復旧していたんですよね…。同じ区画なのにバラツキがあるのはなぜ…)

※追記(9/9)
先ほど家に帰ってきました。
昨日復旧したようだと聞いていましたがやはり自分の目で見ないと心配は抜けませんでした。
無事に電気が点きましたー良かったー。
冷蔵庫にあるものはほぼほぼ処分してしまいましたが仕方がない…。
スーパーやコンビニの混雑や品薄は続いていて不安は残りますが、電気とガスと水道が動いていてちゃんと生活できていることをまずは感謝したいと思います。

2017年読書記録と今年の反省

もうすぐ2017年が終わりますね。毎年1年が終わるのが早くて、今年も2017年に慣れないまま終えることになりそうです^^;
ここ数年はそんな感じで、流されるままに生きているのでこれで良いのかな〜と思いながら生きています←
今年は2年ぶりにV6のコンサートツアーがあって、久しぶりに歌って踊っている6人を見ることが出来て幸せでした。
しかも1回は超神席で!私のために歌って踊ってくれてる!と思うくらいの近さで見ることが出来て、本当に本当に幸せでした。

それでは毎年恒例^m^独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は190冊読みました。去年は193冊だったので微減ですね^^;まあ現状維持ということで←来年は一応200冊を目指そうかな。
今年もたくさんの本に出会い、読むことが出来て幸せでした。
以下、ランキングです。例年と同じように1作家1作品としています。今年出たものだけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。

第1位「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」古内一絵
タイトルが気になって手に取った本でした。初読み作家さんでした。
シャールさんが作る料理がどれも美味しそうで、そしてシャールさん自身がとても素敵で、このお店があったら絶対に行きたいと思いました。
私もしょっちゅう落ち込む人間なので、シャールさんに優しい言葉か喝を入れていただきたいなと思いました。
今年第3弾が発売となりました。来年割と早目に読めそうなので楽しみです。

第2位「かがみの孤城」辻村深月
辻村さん、ここ最近は初期の頃と作風が変わりましたよね。それはやはり、結婚されて出産されたことが大きいのかなと思います。
この作品も子ども目線で子ども独特の生きにくさを上手く表現されているなと思いました。まあ、学生時代の生々しさというかえげつなさは前から書かれていますけど。
物語のカラクリも良かったし、出てくる少年少女たちも良かったです。ラストが感動でした。

第3位「君が夏を走らせる」瀬尾まいこ
瀬尾さんらしい素敵な物語でした。大田君は見た目だけは怖そうですけど根はとってもいい子なんですよね。読んでいる側もちょっとハラハラしながら読み進めましたが、大田君は声を荒げず勿論手も上げず、真摯に女の子と向き合っている姿がとても良かったと思います。
また「あと少し、もう少し」で登場した子と再会できたということも嬉しかったです。上原先生も登場して、相変わらずだったのがまた嬉しかったです。

第4位「ご本、出しときますね?」
こちらは小説ではありません。「ご本、出しときますね?」という番組が昨年放送されていたのですがその時の放送内容をまとめたものです。
既にレギュラー放送は終了しているのですが、今年のお正月に特別番組が放送されました。
レギュラー番組の時は見ていなかったのですが、特番の方は知ることが出来てみることが出来ました。
若林さんと小説家の皆さんとのお話がほんっとうに面白くて!その特番を何度見たか分からないくらい見ました。
そしてレギュラー放送を見れなかった分、この本で堪能しました。小説家の方は着眼点が面白いですね。読んでいて楽しかったです。

第5位「杏の気分ほろほろ」杏
杏さんのエッセイです。発売日近くに買ったのですがずっと温めていました^^;でも「ごちそうさん」を見た後で読むことが出来たので良かったです。
また読んでいて思ったのがものすっごく多忙!ということ。たくさんの仕事を同時進行で行っていて何人いるの?って思ったくらい^^;
でもご本人もこの本が発行されるときのインタビューでよくあそこまで働けたなみたいなことをおっしゃっていたのでやっぱり特に忙しい時期だったんですね。
たまに出てくる旦那さんとのエピソードが可愛らしくて癒されました^^

第6位「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵
私は旅行が好きで、今まで食べたことがないもの、行ったことがない場所、と触れ合うことが好きなのでこの作品は本当に読んでいて楽しかったです。
自分も少し旅行へ行っているような気分になれました。こんなカフェが近くにあったら良いのになぁ。
円が抱える問題がちょっとイラっとしましたけど(円が悪いわけじゃないのだけど)←全体的に癒された物語でした。

第7位「カンパニー」伊吹有喜
製薬会社の総務課長だった青柳が出向した先はバレエ団。あまりの畑違いの現場に戸惑いながらも真面目に取り組む青柳の姿は好感を持てました。
そしてバレエ団の人たち、そして由衣に高野。皆がそれぞれやりたいこと、やらなければならないことに必死に取り組んでいる。その姿が眩しかったです。
読んでいるこちらも元気をもらいました。

第8位「AX」伊坂幸太郎
「ホワイトラビット」も面白かったので、どちらにしようかなぁ〜と悩んだのですがこちらに。
兜の人柄が黒澤に勝ったのか←って、私の独断と偏見なんですけど^^;
殺し屋なのに恐妻家で家族を何よりも愛している兜がとても愛おしくて可愛らしかったです。大の大人に可愛らしいもなんですが^^;
物語の中盤で起きるかなりの展開に驚きましたが、それでも最後に仕掛けられたカラクリにさすが伊坂さん…!と思わずにはいられませんでした。
今年は伊坂作品を3冊も読むことが出来て嬉しかったです。

第9位「図書室のピーナッツ」竹内真
2013年に刊行された「図書室のキリギリス」の続編です。続編が出るとは思わなかったので読めて嬉しかったです。
なんちゃって司書と自分で言っている詩織ですが、仕事に対する熱心さは素晴らしいなと思います。
そして協力してくれる人がいるのもまた良いですね。山村さんとの関係も好きです。また続編が出てほしいです。

第10位「主君 井伊の赤鬼・直政伝」高殿円
以前同じ作家さんが書かれた「剣と紅」がとても面白かったのでこちらも読んでみました。「剣と紅」は井伊直虎について。こちらの作品は井伊直政についてです。
どちらも冒頭は本人ではない人間が主人公について語るところから始まります。その雰囲気が一緒で嬉しかったです。「剣と紅」は徳川家康と井伊直政。こちらの作品は徳川家康と木俣守勝です。
木俣守勝は、この作品を知るまで存じ上げませんでしたすみません^^;でもこの作品を読んでから色々調べました。もう覚えましたよ!←
なんだかんだ言って、木俣守勝は年下の直政の事を買っていたのだろうと思います。
大河ドラマを見て、木俣守勝と小野朝之(小野万福の元服後の名前)は気が合いそうだなぁ。2人が一緒になって暴走する直政を止めたりしてたんだろうなぁなんて妄想してニヤニヤしてました←

以上2017年のランキングでした。
2018年もたくさんの本に出合えますように!

2017年にあったことを以下に…。

続きを読む

トラックバック機能廃止

今日ブログの管理画面を開いたら、トラックバックの欄が消えていてあれ?と思い調べたら。
ライブドアのトラックバック機能が廃止になったようです。
別のブログでもできなくなっているところがありますよね〜。
あまり意識していなかったけど、いざ無くなると寂しいし残念…。
違う会社にブログを移したいなぁと前から少し思っていたのですが、いかんせんもう10年以上ここでやっているので移行なんてできる量じゃないんですよねぇ…。皆さんからいただいたコメントを消しちゃうのも嫌だし…。だからと言ってこれからイチから新しいブログを!って言う気にもならないし…。
トラックバック機能もあって、あまり雰囲気が変わらなくて、移行も超ラク!
っていう会社、ないですかねぇ〜…(多分ない)
確かにブログ人口は減っていますもんね…。
私が始めた頃はたくさんの人と読書の話が出来たし、仕事で悩んでいた時も人生の先輩皆さんがいろんなアドバイスをくださったりしていたのですが。
今でも変わらずお話させていただいているお友達もいますが、時の流れを感じます。
ということで、トラックバックは出来なくなってしまったようですが、引き続き皆様よろしくお願いいたします。
ブログ移行もちょっと考えてみようかなー。

2016年読書記録と今年の反省

2016年ももうすぐ終わりますね。
毎年言ってますが1年早すぎ!今年は何だかいつも以上に早く感じたなー!
2016年だという自覚がないまま終えるような気がします^^;
昨年はV6の20周年イヤーということでVゴトが多かったですが、今回はソロの活動が多かったですね。
6人一緒で見られる時間は短かったけど、楽しい時間をたくさん過ごしました。

ということで、毎年恒例の独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は193冊読みました。昨年は178冊だったので15冊増ですか。なぜか12月に22冊読んでました^^;一気に来たからな〜。
今年もたくさんの本に出会い、読むことが出来て幸せでした。
以下、ランキングです。例年と同じように1作家さんに対して1作品にしています。今年出たものだけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。

第1位「蜜蜂と遠雷」恩田陸
このランキングを始めてから初の恩田さんが1位!嬉しい!(って私が勝手にやってるだけなんですけど)
元々私が活字中毒になったのは恩田さんの「ネバーランド」を読んだのがきっかけだったので、恩田さんの作品が1位になったのは完全なるジコマンですが嬉しいです。初期の頃の作品が大好きで、一時期あれ?あれ?って思う時もあったので←
今回のテーマはピアノコンクール。そのコンクールに参加する人たちの様々な想いや葛藤が描かれていて2段の文章の上に500ページ越えだったのにあっという間に読んでしまって。もったいなかったけど幸せな読書の時間を過ごすことが出来ました。
出演者たちはライバルであり戦友であり。バチバチしすぎてないのがまた良かったです。この天才たちはまたいろんな場面で出会って闘い合うんだろうな〜と思ったら今後も楽しみです。
私も頑張ることの大切さを改めて教えてもらった気がします。

第2位「今はちょっと、ついてないだけ」伊吹有喜
恩田さんの作品を読むまではずっとこの本が今年1番だと思ってました^^まずタイトルに惹かれて手に取りました。図書館でこの本を予約した頃、私もついてないなぁ辛いなぁと思っていた時期で、だから尚更気になっていたのかなと思います。
主人公の苦労はちょっとどころではないです。信じていた人に裏切られ、20代で大きな借金を抱えてたった一人でがむしゃらに働いて返す日々。周りに色々言われても、本人は決して輝かしかった過去に縋ることなく、ちゃんと前を向いているのが素敵だと思いました。
作品は連作短編集になっていて、主人公の元に少しずつ人が集まっていきます。仕事も少しずつ増えていって、みんな楽しそうで読んでいるこちらも勇気と元気をもらった気がします。伊吹さんの作品は本当に大好きです。

第3位「好奇心を”天職”に変える空想教室」植松努
こちらは小説ではありません。ノンフィクション?かな。たまたまネットを見ていたら、この著者さんのスピーチを某動画サイトで発見しまして。拝見して見ながらボロボロ泣きまして^^;
著作もあることを知り、手に取りました。著者さんは北海道赤平市に工場を持つ会社の専務さんです。リサイクルに使うパワーショベルに付けるマグネットを作っている会社です。その仕事に並行してロケットを作る仕事もしています。
著者さんは幼いころから宇宙やロケットに興味を持ち、その関係の仕事がしたいと思っていました。でもそれを言うと周りはみんな「どうせ無理」と言います。頭が良くなきゃいけないし、東大に入らなきゃいけないし、NASAみたいなところで働かないとできないと言います。でもそういう人たちはそう決めつけているだけで、具体的なことを知っているわけではありません。
著者さんは何を言われても諦めませんでした。そして今、夢を叶え、小さな町でロケットを作っています。
生き方、考え方が素晴らしくて、私も諦めたりくじけたりしたなと思って、でもそう思う必要はないんだって思えた本です。私はまだ何もできていないけど、いつか自分の夢が叶うように頑張ろうと思うことが出来ました。

第4位「古書カフェすみれ屋と本のソムリエ」里見蘭
初読み作家さんです。タイトルが気になって手に取りました。
いやー面白かったですねー。本にまつわる物語はホント無条件で面白いです^^この作品では本のソムリエである紙野君が悩めるお客様にピッタリな本を薦めるのですが、その本の内容がその時に悩んでいる内容とぴったりと合い、また自分の行きたい道へ導いてくれるんですよね。
出てくる作品が名前は聞いたことがあっても読んだことがない本ばかりで悔しかったです^^;でもそこで内容が書かれていないのがまた良いですね。ちゃんと読んで理解したいなと思ったのですがそういえばまだ何も読んでないや←
紙野君とカフェのオーナーのすみれの関係も気になるところ。続編も出してほしいと思っています。

第5位「東京會舘とわたし」辻村深月
「クローバーレイン」も読みましたがこちらを。辻村さんが東京會舘を書きたいという強い想いを感じた作品でした。
東京會舘と関わった様々な人たちの生き様が良かったですね。時代を超えてたくさんの人たちの人生の一部になっている東京會舘。HPにもそのエピソードも素敵でした。
平成30年の改装後に行って見ようと思います^^

第6位「杏のふむふむ」杏
今年エッセイの新刊が出て、読む前に以前出ているエッセイを読もうと思って読みました。
20代前半の杏ちゃんのエッセイ。文章の上手さに良い意味で若さを感じません。
たくさんの人と出会い、またその出会いを大切にしてその時その時を大事に生きている感じが素敵です。
年下ですが、勝手に尊敬しています。新刊は結局まだ読んでいません^^;来年読みます。楽しみ。

第7位「恋するハンバーグ 佃はじめ食堂」山口恵以子
以前出た「食堂のおばちゃん」の続編。おばあちゃんの一子が若かった頃の話。
お店が出来たばかりの頃の奮闘ぶりが分かりました。孝蔵も一子も人情味あふれる本当に素敵な方々で、読んでいて癒されました。
親がお店をしているから、息子の高は寂しかったかもしれないけどでも良い子に育つだろうなと思いました^^実際育ってるし!

第8位「コンビニ人間」村田沙耶香
胸にグサグサくる作品でした。出てくる男たちがみんな憎くて嫌いでした。皆と違う生き方や考え方をしていて何が悪いんだろう。ちゃんと仕事をして生きているのに。
読んでいくうちにこちらもどんどん悲しくなってきて、それでも最後に恵子が言った言葉が凄く衝撃的でこちらも救われました。
私だって世間のために生きているわけでも社会のために生きているわけでもない。自分が生きたいように生きようと思わせてくれました。

第9位「咲ク・ララ・ファミリア」越智月子
初読み作家さんでした。
14年前にお母さんが駆け落ちして家を出ていき、62歳になったお父さんが突然再婚すると告白し、驚く四姉妹。その四姉妹が個性的でバラバラでそれが面白かったです。
お父さんの再婚話に対する考え方も違うし、それをきっかけに家族の考え方も関係も変わっていくのが良かったです。

第10位「活版印刷三日月堂 星たちの栞」ほしおさなえ
初読み作家さんです。活版印刷という言葉にまず惹かれましたね^^本とか言葉とか文字とか、そういうものに関わる物は気になります。
あと、勝手に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が思い浮かびました。作品の中にもちらっと出てきていましたね^^
連作短編集になっていて、三日月堂を通してたくさんの人たちが関わって広まっていく感じが好きでした。読み終えた後、幸せな気持ちになりました。

2016年にあった私事を少し。
続きを読む

2015年読書記録と今年の反省

2015年ももう少しですね。
去年の終わりごろから楽しみ半分、不安半分だったV6の20周年イヤーも終わりますね。
いや、終わってないのか?来年の10月31日まで続くのか?←
まあそれは置いておいて^^;大きなイベント諸々は落ち着きましたよね。
ちょっとは長く感じるのかなと思っていた2015年もやっぱりあっという間でした。
その話はまた後でするとして、まずは毎年恒例の独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は178冊読みました。去年は188冊だったので10冊少なかったですね。180はいってるとおもったんだけどなぁ。
それでも、今年もたくさんの本に出会い、読むことが出来て幸せでした。
以下、ランキングです。毎年と同じように1作家さんに対して1作品にしています。今年出たものだけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。

第1位「羊と鋼の森」宮下奈都
宮下さんらしい温かく優しい物語でした。
主人公の外村は高校生の時に一人の調律師に出会ったことで、自らも同じ道へ進もうと決意します。
仕事に邁進し、努力している姿がかっこよかったですし、好きなことに打ち込んでいるという姿が羨ましかったです。
好きなことは好きでいていいんだと思わせてくれた作品でした。
「好き」という気持ちは尊いものなのだと改めて教わった気がします。この作品と出会えてよかったです。

第2位「フィッターXの異常な愛情」蛭田亜紗子
初読みの作家さんでした。テレビでこの本が紹介されていて気になって手に取りました。
私も割とズボラなので、下着もそんなに意識して選んだり買ったりしてこなかったんですけど。
自分に合った下着を選ぶことで自分の生活習慣や体と向き合い、改善させて綺麗に見えるように努力できるというのが目から鱗でした。
主人公の颯子がみるみるうちに魅力的になって行くのが分かりました。
自分が同世代だからこそ感じることも多くて、学んだことも多かったです。

第3位「白をつなぐ」まはら三桃
こちらも初読みの作家さんです。でも名前は前から存じ上げておりまして何度か手に取ろうとしたことはあったんです。
でもタイミングが悪くて読むことが今までありませんでした。
この作品のテーマは都道府県対抗男子駅伝。駅伝好きな私にはたまらない作品でした。
出場する中学生、高校生、大学生、社会人、そして監督やコーチ、様々な人たちの想いが丁寧に書かれていました。
7区の社会人選手のくだりから涙が止まらなかったです。
来年の1月中旬に開催されるこの駅伝は例年とはまた違った見方で見れそうな気がします。

第4位「タスキメシ」額賀澪
今年最後に読んだ作品でした。
この作品は絶対に今年中に読みたいと思ってました。箱根駅伝前に読みたいなと。
やっぱり読んでよかったです。駅伝が大好きな著者さんだからこそ書ける作品だなと思いました。
兄弟の2人はもちろん、脇を固める人達も素敵で優しくて厳しくて。読んでよかったです。
年明けの駅伝が楽しみです。

第5位「花野に眠る 秋葉図書館の四季」森谷明子
舞台は図書館、主人公は司書。この場所で起こる様々な出来事を司書たちが解決していきます。
資料を介して解決する出来事もあって、図書館司書という仕事はやっぱり素敵だなぁと感じる作品でした。
主人公の文子の恋愛模様も気になります。進展はしないと思うけど←

第6位「コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状」村山早紀
前々から気になっていたコンビニたそがれ堂シリーズ。ようやく今年手に取りました。
どの作品も温かくて優しくて。著者さんの人柄が見えるような作品でした。
特に私は「人魚姫」という作品が印象的で。
ちょうど私が今必要としている言葉をいってくれた気がして。読んでいて涙が止まりませんでした。
この作品で亡くなってしまった強くて優しい私に大切な言葉をくれた女の子の分も生きていかなくてはと思わせてくれた作品です。

第7位「クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ」円居挽
初読み作家さんでした。
いつどこで現れるかわからない不思議なお店。妖艶な女マスター蒼馬美希がお店に持ち込まれる謎を鮮やかに解決してくれます。
それがまあ鮮やか!そして美希さんが出すカクテルもとても気になります。
お話も面白かったし美希についてもとても興味深くて一気に引き込まれました。
円居さんの作品を他にも読んでみようと思っていたのに読めなかったので来年は読みたいです。

第8位「空棺の烏」阿部智里
待ちに待ったシリーズ最新作!読めば読むほどこの作品の世界観が深く深くなっていきます。凄いなーこんな世界を作れるなんて。
雪哉を筆頭に山内衆となるために必死で勉強をする面々。私は特に茂丸が好きでした。
千早も明留も個性的で面白い人たちです^^4人がこれからどうこの世界と関わっていくのか、とても楽しみです。

第9位「BAR追分」伊吹有喜
伊吹さんの作品にはいつも元気づけられます。この作品も主人公の宇藤君と同様たくさんの人に励まされて元気づけられた気がします。
こんな商店街があったら毎日通うのになぁ。
最後の梵さんと綺里花さんのお話がびっくりしたけどそれでも幸せな気持ちになれました。

第10位「剣と紅」高殿円
再来年の大河の主人公、井伊直虎の生涯が描かれています。前々から読みたいと思っていたのですがきっかけがなくて。
今年ようやく読めました。読んでよかったです。
井伊直虎という人がとにかく魅力的でした。女性として強く逞しく生きていく姿に魅了されました。
この方が尼僧としていらしたお寺が実際にまだあるそうなので是非行ってみたいです。

以上ランキングでした。
いつも以上にマニアックな気がしますけども。でもまあイチ活字中毒者の意見なので。意見には個人差があります。
個人的には図書館関係の本を1か月に2冊読むというのを目標にしていたのですが達成できず。
これは来年も続けていこうと思います。
来年もたくさんの素敵な本に出合えますように。

そして、本以外の事。
続きを読む

皆様本当にありがとうございました!!

V6コンサートチケット交換について、約2か月記事を載せておりましたが、友人が制作開放席を当ててくれて、私は地元札幌でV6を見ることができることになりました。
こちらの記事を見てくださった皆様、そして書き込みいただいたみやりんさん、本当にありがとうございました。
地元が外れたことはなかったので本当にショックで、ダメ元で載せておりましたが、2か月間カウント数が下がらず皆様気にかけてくださっているのだと思うと本当に本当にうれしかったです。
半ば諦めていた地元の初日。
見られなかった方々の分まで、その空間を楽しんでこようと思います。
もう見切れ席だろうがなんだろうがあの空間にいられるだけで幸せです。

本当に皆様、ありがとうございました。

100万アクセス御礼

先ほど見てみたら100万カウントを超えていました。
以前50万カウントにいったときに100万カウントになったらまた記事にしようと思ってました。
でも、その時にブログを始めて7年くらい経っていたのでまだまだ先の事だなーなんて思っていたのに…。
まさかそれからたった3年弱で倍になるとは思いませんでした…びっくり。
今年の始めに考えたやりたいことリストに100万カウントを目標にしてましたがまさかその年に達成するとは思いませんでしたよ…。
以前も書きましたが皆さんがこんな拙い記事たちを見に来てくださっているお陰です^^ありがとうございました。
何故だかわかりませんが訪問者数がブログ上では見えない状態になっているのですが、ちゃんと越えてます。嘘はついてませんよ^m^(現在10万70アクセス)
ブログを始めたのは20歳の時(確か)です。
あの時大学生だった私もジャスサーになりました。あと2か月弱でジャスサーも終わりますが^^;
この10年色んなことがあったなぁ…とは思うのですが、私も誰かさんと同じであんまり覚えてません^m^
それが良いのか悪いのか分からないけど、良いことだけ覚えておいて、これから未来が良い方向へ進んでいったらいいなぁなんて思ってます。
前にも書きましたが、最初は読書感想日記だったのですが、学校へ行こうが終わったことをきっかけに周りにV6の事を離せる人がいなくてV6ネタを書くようになりました。
そしてその後、さらにマラソン・駅伝ネタが増え、その他諸々の記事も増え、とってもカオスな状態になっているブログです^^;
なかなかマニアックですし、そのマニアックなところ(オタクともいう)が自分らしいなとも思うので、このカオスな状態のまま、これからもブログを続けていきたいなと思います。
本を読むことも、V6を好きなことも、その他諸々好きなことも、多分ずっと変わらないと思うので^m^
それにいろんなジャンルの事を話していたら、色んな事を好きな方々にも出会えますし。
リアルな世界の友達は少ない私ですが^^;ネットの世界だとたくさん友だちがいるので嬉しいです。
実際にお逢いするようになって、仲良くさせていただいている方もたくさんいます。
ブログをやっていて良かったなぁと改めて思います。
こんな私ですが、これからもお付き合いいただけると嬉しいです。
本当に、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします!

次はどうしようかな…300万アクセスに行ったら勝手に自分でお祝いしようかな←遠すぎるか?^^;

2014年読書記録と今年の反省

もうすぐ2014年が終わりますねー。ホント歳を重ねるごとに1年の流れが早く感じます。恐ろしい…!
毎年恒例になりました、私の独断と偏見の書籍ベスト10です^^
今年は188冊読みました。去年は163冊だったので25冊増えてますね。
通勤で電車を使うようになったのでまた読書時間が増えたからだと思われます。
今年もたくさんの本に出会い、読むことが出来て幸せでした。
では以下ランキングです。1作家さんに対して1作品にしています。今年出たものだけでなく私が今年読んだものとして取り上げています。あしからず。

第1位「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎
こういう伊坂作品待ってた!!っていう作品でした。
最近はそういう作品もありましたけど、この作品はそれ以上にそう思ったので。
連作短編集になっているのとか登場人物が個性的で面白いとか。伊坂節がさく裂しているところとか。もう最高でした。
特に織田一族が大好きです^^またどこかで逢えるといいな。

第2位「ハケンアニメ!」辻村深月
最近読んだ「家族シアター」も好きなのですがこちらを。
ananに連載ということで働く女性向きの内容で良かったです。出てくる3人の女性たちは、仕事は物凄く大変そうですけどそれでも好きなことを仕事にしていてうらやましかったです。
逆に、好きだから辛くても続けられるんだろうなぁとも思いました。
そしてやっぱり記事にも載せましたが王子の言葉が今の私にとって何よりも嬉しかったです。

第3位「トオリヌケキンシ」加納朋子
加納さんらしい温かくて優しい物語でした。連作短編集で登場する主人公たちは聞きなれない障害や病気を抱える人たち。息苦しさを感じつつも光はあると思わせてくれる作品でした。
加納さんの作品は本当に大好きです。

第4位「小野寺の弟・小野寺の姉」西田征史
春に剛君の舞台を観に行った帰りに空港で読んでたんですけど、もう涙が出てきて危なかったです^^;完全に変な人になっていました。
お互いを思い合う姉弟の絆が素敵すぎました。
映画も見ました。小説の2人が飛び出してきたみたいで嬉しかったです。

第5位「忘れ物が届きます」大崎梢
短編集。大崎さんの作品もどれも温かくて優しくて大好きです。今回は過去に起きた事件を想いだし解き返していく物語でした。
どのお話も好きでしたが特に好きだったのは「おとなりの」かな。もう准一君が犯人なのかな。犯人だったらどうしようって気になって気になって(だから准一違い)
冗談はさておき^^;どのお話も良かったです。

第6位「黒猫の約束あるいは遡行未来」森晶麿
黒猫シリーズ第5弾。今回は2人の間に展開が…!あるようなないような。このじれったさがたまりません。
黒猫と付き人はそれぞれの道をどう歩んでいくのか、そして2人の道が交わる時がくるのか。第6弾が待ちきれません。

第7位「春、戻る」瀬尾まいこ
久しぶりの瀬尾さんの新刊でした。
本当に素敵な作品でした。いきなり登場した兄と名乗る青年。見た目は明らかに年下。この青年の正体は…。青年の正体が分かった時、目頭が熱くなりました。出てくる人みんな素敵。
そして主人公がちゃんと過去と向き合い、清算できたことが嬉しかったです。

第8位「晴れた日は図書館へいこう」緑川聖司
児童書です。主人公は本が大好きな女の子。
そしてタイトルの通り舞台は図書館です。連作短編集になっていて、図書館や本にまつわる謎がちりばめられています。
主人公のしおりも同級生たちもとってもいい子たち。読んでいて幸せな気持ちになれました。
さりげなく図書館の現状も書かれていたりしてそれも良かったと思いました。

第9位「箱根駅伝 世界へかける夢」
ノンフィクションです。完全なる私の趣味というかなんというか^^;
箱根駅伝を走った選手たちの物語です。テーマごとに分かれています。
最近の選手から昔走られた選手まで載っているのでいろんな世代の方が楽しめると思います。
個人的に好きだった選手がたくさん載っていてそれがかなりマニアックだったりしたもんだからなおさら興奮しまして^^;
今度の箱根駅伝も楽しみです!

第10位「炎立つ 壱 北の埋み火」高橋克彦
「炎立つ 弐 燃える北天」
「炎立つ 参 空への炎」
「炎立つ 四 冥き稲妻」
「炎立つ 伍 光彩楽土」
時代小説を読むのが苦手な私が5冊全て読み切ったという…!←
1巻は登場人物もあまりわからない状態だったので読むのに時間がかかりましたが、2巻以降はそうでもありませんでした。
5年前に一人旅で岩手へ行き、奥州藤原氏の歴史も辿っていたので、この作品は非常に興味深かったです。健君の舞台をきっかけに読めて本当に良かったと思いました。
1巻1巻時代が違うので続いてはいますがそれぞれ面白さも違います。舞台は4巻のものでしたが私は2巻が好きでした。経清さんが素敵すぎです^^
図書館で借りて読んだのですが岩手公演のみ舞台の帯付きで文庫が売られていたもんで5冊買ってしまいました。重かった…(阿呆)

ということで今年のベスト10でした^^
来年はどんな作品に出会えるかな。楽しみです。

そして本以外の話。
続きを読む

本好きに100の質問

30歳になって何かしたいって思ったときになぜかこれが思い浮かびました^^;やりたいなーと思いつつ100は多いなーと思ってやってなくて。
いい機会だからやってみようと思って挑戦してみました。
こちらも記録ということで…
100問あるので長いです。
続きを読む

ついにこの日が来た。

ついにこの日がやってきました…。思いっきり私事なんですけど。
本日、ワタクシ苗坊ジャスサーになりました。
ブログを始めたときは大学生だったと思うと感慨深いです…。

10年ひと昔というので、自分の20代を振り返ってみようかなーなんて思ってみました。最近は自分の誕生日でも誕生日だっていう記事を書かなくなっていたんですけどまあ、記念ということで。
で、書いてみたら何か途中で涙が・・・^^;暗くてムダに長い文章になりましたけどまあ記録ってことで。私のブログだし・・・。
続きを読む

行ってきます♪

昨年の怒涛の遠征劇←から5か月強。
久しぶりの遠征です^^
明日、剛君の舞台を観に行ってきます。
もしかしたら転職するかも…と思っていた時期に来たお話だったのであきらめてました。
でも、運よく一般で取れたので行くことにしました。2階席だけど^m^
原作も読了済み!まあ日本版になっていますし、ストーリーも多少違うみたいなのでその違いも楽しみたいなと思います。
伊丹空港に行くのも初めてです。
大阪は去年のまーのミュージカル以来。
一人旅ですが楽しんで来ようと思います^^
もしも私を見つけたらお気軽に声を掛けてくださいね←

あけましておめでとうございます

2014年も苗坊の徒然日記をよろしくお願いいたします。
例年通りどんなに遅く寝てもニューイヤー駅伝を見るために8時起きです。

今年はゆく年くる年で年越ししました。こんな静かな年越しも良いものですね←
何かV6が出るか出ないかどころの話じゃなかったようで…
来年はどうなるんでしょうね。って今からそんなこと思ってもしょうがないので。

年が明けた瞬間に動画メッセージが公開になっていましたね。
年明けからV6が観れる〜って嬉しかったけど衣装がベスアーで一緒かいっ!って思わずツッコミましたが^m^
でもそんなことはどうでも良いんです!
年明けから6人が観れることほど嬉しい事はありません。
クリスマスメッセージがなくなってたのにちょっとしょんぼりしたけど。
6人のおっさんたちがわちゃわちゃしててめちゃくちゃかわいかった。
まずは官兵衛にいやんのよく分からない暴走。
ど、どうしたの?クリスマスメッセージと言い古いネタ…
皆言ってるけどヒロシだけ自分を捨てきれていない感じが好き。
皆が6人っていうのを強調してくれたのが凄く嬉しかったです。
大河話をあまりしないで6人で色々やっていきたいって言ってくれたのが凄く嬉しかったです。
2014年は2015年のためにお金を貯める期間ではあるけど、V6にとってV6ファンにとって素敵な1年になれば良いなと思います。

2013年読書記録と今年の反省

少し早いですが、もう本を読み切ることはないと思うので書いちゃいます。
もうすぐ2013年が終わりますね。ついこの間2012年も終わりだーって思っていた気がするのに。年を重ねるごとに1年1年過ぎ行くのが早くて怖いです。
毎年恒例になりました、私の独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は163冊読みました。
ここ数年は250冊以上と気持ち悪いくらい読んでいたのですが今年はそこまでではなかったです。
減ったのは職場近くに一人暮らしを始めたからです。私の読書タイムは通勤時間とお昼と寝る前で、通勤時間が往復3時間だったのがなくなると^^;やはり減りますよね。
それでも今年もたくさんの本に出会えて、読むことが出来て幸せでした。
それでは以下ランキングです。1作家さんに対して1作品にしています。

第1位「サエズリ図書館のワルツさん2」紅玉いづき
昨年出た「サエズリ図書館のワルツさん」の続編です。またこの本に出会えて本当に嬉しかったです。紅玉さん自身が以前図書館に勤められていたご経験があるようで、サエズリ図書館が凄く魅力的な場所に感じました。
ここで働いてみたいなぁと思う素敵な場所です。今回は就活中のチドリさんという女性がメインです。チドリさんが悩んでいることがものすごく分かって読んでいて涙が出そうでした。
あがいてもがいて、そんな中見つけた天職。読んでいるこちらまで良かったねと思えました。
心が温まり、こちらまで前向きになれた作品でした。最後のオチも最高です。

第2位「残り全部バケーション」伊坂幸太郎
「ガソリン生活」も「死神の浮力」も面白かったのですがこちらを選びました。
この作品はかなり昔にアンソロジーで1編だけ載っていて、その後を読む事ができてよかったです。
伊坂さんお得意の時系列がまじりあっている感じが流石でした。アンソロジーを読んだときは岡田を追い込んだ溝口が大嫌いだったのですが、ずっと罪の意識を感じているのが分かって、印象が変わったのが良かったです。
ラストは自分の思い描くように想像したいと思います。

第3位「ふたつめの庭」大崎梢
凄く良かったです!こういうさわやかな恋愛大好きです^^
主人公の美南の仕事に対する一生懸命さが凄く健気で好感が持てました。そんなところを隆平も好きになったんだと思います^^
2人以外は2人の気持ちを分かっているんじゃないかと思うくらい鈍感な2人が可愛くてしょうがなかったです。
きゅんきゅんした素敵な作品でした。

第4位「竜の雨降る探偵社」三木笙子
三木さんの書かれる美しい世界観が大好きです。もう1冊「決壊石奇譚 百年の記憶」も既読ですがこちらの方が好きだったのでこちらを。
とある集落出身の男性2人の物語。この2人の関係が好きです。
2人がある「罪」を抱えているところが大好きな作品の三浦しをんさんの「月魚」を思い出してニマニマしながら読みました←
最後が想像していない展開で衝撃でした。好きな終わり方でした。
余談ですがジュンク堂書店で「この作家を応援します!」という企画があり、第1回が三木さんでした。三木さんの作品は全て読んでいたのでメッセージを投稿。
しっかりHPに名前が載りまして^^;(苗坊じゃないけど。そして投稿した全員が載ってるのかもしれないけど)拙い文章でしたけど、私の文章を誰かが読んでくれて、三木さんの作品がもっとたくさんの人に読まれたら良いなと思います。

第5位「大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー」
本好きにはたまらないアンソロジーでした。坂木さんリクエストの和菓子も近藤さんリクエストのペットも良かったんですけど、やっぱり本屋さんが1番好きでした。
本屋がテーマならどんな作品でもいいというアンソロジーなのでバラエティに富んだ作品ばかりで本当に読んでいて楽しかったです。
この作品が1番好きっていうよりは全部の作品が好き!としか言いようがない感じです^^
合えていうなら吉野万理子さんの「ロバのサイン会」が目線がロバなので斬新で面白かったです。
私が毎週見ている「宮崎美子のすずらん本屋堂」(BS11)という番組でもこの作品が取り上げられていました。どなたがおすすめしていたのか忘れましたが(すみません)その方は似鳥さんの「7冊で海も越えられる」をオススメしていました。うんうん。わかるわかる^^

第6位「はるひのの、はる」加納朋子
内容云々より先に加納さんの新刊が出たこと自体が凄く凄く嬉しかったです。本当に良かったです。
そしてさらに嬉しいことに「ささら」シリーズ!またささらの人たちに逢えるんだと思ったら本当に嬉しくて。
しかもしかも主人公は最初に読んだときに赤ん坊だったユウスケ。すっかり大きく立派になっちゃって。もう気分はずっと近所のおばちゃんでした。
読み始めると一つ一つのお話で違和感を感じることもあったのですがそれが最後につながっていきます。なるほどこういう事だったのかと納得します。
そして最後がね…もうもうもう。涙涙です。感涙です。あんなにちっちゃかったユウスケがねー!って本当に近所か親戚のおばちゃんと化していました。幸せな気持ちになれた作品でした。

第7位「島はぼくらと」辻村深月
爽やかで友情もので青春で。いい話だったなぁ…としみじみしちゃいました。高校生4人が主人公でそれぞれ個性的で性格は違うけど、固い絆で結ばれていることが読んでいてひしひしと感じます。
島で生まれ育った子供や親はこういう気持ちで暮らしているんだと知ったこともたくさんありました。こういう島ならよそ者であっても暮らしていきやすいかなぁなんて思いました。
4人はそれぞれ違う道を歩んでいくのだけど、衣花の選んだ道がめちゃくちゃかっこよかったです。
余談ですが以前「ガチャガチャV6」で辻村さんが出演して下さったことがあってそれが凄くうれしかったです(まだ全部は見ていないけど)
日頃テレビにはほとんど出ない辻村さん(王様のブランチでは何度か出てますが)が、なぜこの番組には出演してくれたのか。「学生時代、学校へ行こうが大好きでよく見ていたから」だそうで。
それでますます辻村さんの事が好きになりました(ゲンキンな奴です)今度ちゃんとこの回を最初から最後まで見よう。

第8位「図書室のキリギリス」竹内真
主人公の仕事が学校図書室の司書というマニアックなものだったので読みました。若干こんなに上手くいくかなーなんて思わなくもなかったんですけど、でも学校図書の現状もちゃんと書かれていたので良かったです。
私の大学の先輩後輩で学校図書室に勤める人が何人もいます。やりがいを感じて働いている事も司書教諭だから大変だというもどかしさについてもたくさん聞いています。なので、この職業を取り上げていただいてありがとうございましたの意味も込めての8位です。
もちろんお話も面白かったです。きっと主人公はこれから前任者が感じた壁にぶち当たるかもしれないけど、それでもがんばって続けていってほしいと思いました。

第9位「海の見える街」畑野智美
こちらは公共図書館に勤める男女4人の物語です。公共図書館というか地区センター図書室っていうネーミングが近いかもしれませんが。
こちらも図書館司書という仕事に関して言うとうまくいきすぎだなと思わなくもないんですが^^;そこは置いておいて。こちらは4人が個性的でそれぞれの葛藤とそれに立ち向かっていく姿が読んでいて面白かったので。
4人とも性格はバラバラなのに揃って不器用で凄くいとおしく感じました。松田の最後のところがちょっとえーと思ったのですが、それ以外はとてもよかったので9位にしました。個人的には日野が1番好きです。

第10位「はじめからその話をすればよかった」宮下奈都
宮下さんの初エッセイ本だそうです。宮下さんはテレビで何度か拝見していて素敵な女性だなぁと思っていました。エッセイを読んで更にその思いが増しました。
お子さん3人を育てながらの執筆。大変だと思いますがバタバタしながらもとても幸せそうなのが文章から伝わってきます。こんな家庭を築いていけたら素敵だなと思いました。
宮下さんは20代には戻りたくないとエッセイの中で書かれていて、私も何となく分かるなーと思いました。まだ20代だけど^^;私も宮下さんと同じくらいの年齢になったとき、そう思えていたら良いなと思います。
それから宮下さんと旦那様の出会いが好きです。この出会い方可愛すぎます。羨ましい!と思う事ばかりでした。そして宮下さんが今北海道にお住まいだという事にビックリ。私の住んでいるところからは遠そうですが一緒にお茶してみたい←
宮下さんの作品はまだ読んでいない本があり、今年何冊か読みたいなと思っていたのですができませんでした(デビュー作すら読んでいない)来年こそはコンプリートを目指します。

以上、私のベスト10でした。あくまで独断と偏見ですのでお気になさらぬよう。こんな意見もあるのねとさらっと流していただければありがたいです。
来年も素敵な本にたくさん出会えますように。

では以下はそれ以外の今年の反省。
思いっきり私事なので^^;たたみます。
書いていいかなーと思ったけどいつも年末はこんなこと書いてるなーと思ったので書きます。例年のように暗めですけど。

続きを読む

メリークリスマス!

巷ではクリスマスですねー。
いつもは7時くらいにご飯を食べるんですけど今日は空腹を我慢して8時まで待ちましたよ。だって6人がイブの8時ぴったりに七面鳥(六面鳥)を食べようっていうから。
8時ぴったりにチキンを食べました。七面鳥はさすがに無理だったのでチキンで。健全なるファンです^^
2013年12月24日晩御飯















証拠写真。あとはドライカレーを作りました。
ま、6人では絶対に集まってないしチキン食べてる人もいないと思いますけど!←
一人くらいはいてほしいなー。いつかどこかで発表してくれないかなー。
それよりなにより、ファンがきっと8時にチキンを食べてるんだろうなーと思ったら、ほっこりしました。それだけで幸せを感じられます^^
そしてデザート。
SH3E0365















冬みかんのムースタルトです。
フルーツケーキファクトリーで買いました〜^^
写真全部縦ですみません^^;編集の仕方が分からず。
そしてクリスマスならこれを見るしかないっしょ!ということで!
お笑いV6病棟クリスマススペシャル(2000年)を見ました^m^
千秋ちゃんとトニセンと病棟合唱団(勝手に命名)の「もろびとこぞりて」とかチャーリー井ノ原の「クリスマスイブ」とか三宅トナカイと院長サンタとか、懐かしすぎて泣けました。可愛かったー。
このころのまーと今の私同い年だーと気付いて驚愕しましたが。
ついでにFNS歌謡祭も見ました。2000年は楠田さんと川端さんが総合司会だったんですね。1曲だけだったけど曲は長いし、楠田さんがちゃんと一人一人に聞いてくれててなんて良い待遇なんだろうと思った。健君の初舞台話は覚えてたけど5周年ですねーとか剛君はボウリングが凄いんですねーなんて話もしてたっけ。忘れてました。
このDVD、他にもV6病棟がたくさん入っているし伊東家も入ってるし学校へ行こうも入っているのでずっと見ていたかったんですけど、ビデオからDVDに移行したものなのでめちゃくちゃ画質が悪くて^^;目が疲れるので2つだけにしました。でも、大学生の時に夜なべして移行して良かったです。
おひとりさまのクリスマスに大活躍でした^^
全然寂しくなんてないですよ(本当に。だから危険な気がする)
幸せなクリスマスイブになりました^^

最後の遠征

最近本が読めていなくて更新していない上に、これから東京へ行ってきます。
10月11月は何度飛行機に乗ったことか…っていうくらい乗りましたが、ついにこれで最後です。
「鉈切り丸」と「フランケンシュタイン」を観に行ってきます。
フランケンを2パターン観るために1日半仕事休み取っちゃいました^^;
今年最後の遠征、精一杯楽しんで観てきます。
帰ってきてぶいロスに陥らないか心配…
DVDは出るけど…音楽番組も出るけど…でもそれだけじゃなくて…
まあこれ以上多くても地方人は破産してしまうので、来年夏に向けて帰ってきたらV6貯金生活です。
それでは行って参ります。

ご冥福をお祈りいたします。

やなせたかしさんが亡くなられたと知りました。
ご高齢ですし、たくさんご病気もされていましたし、でも、ずっとお元気だったからそんな日が来るなんて想像もしていませんでした。
私はアンパンマンを見て育ちました。本ではなく、アニメです。絵本の存在を知ったのはずっと後、大人になってからだったと思います。
小さい頃は、すぐに顔は濡れるし顔の一部をあげるし、だからすぐにばいきんまんにやられそうになるし、強くないヒーローだと思ってました。可愛くないですね^^;
でも、やなせさんの書籍を拝見してその意味が分かりました。
顔が濡れても顔が欠けても弱くなる。でも、弱くなることがわかっているけど身を呈して困っている人を守らずにはいられない。
やなせさんは戦地へ赴いたことのある人、そして自分は出来が悪いとコンプレックスの塊で、京大に合格し、頭がよくて将来の有望株である弟が戦死した。自分は生き残った。自分は何のために生まれてきたのか。著書に書かれていました。
家族を失い、自分も戦争を経験し、やなせさんは戦争は全く意味のないこと、してはいけないことなのだと訴えています。そして、困っている人がいれば敵も味方も関係なく助ける。その想いをみんなが持っていれば戦争はなくなる。それをアンパンマンを通して伝えてくれていたのだと今は思います。
やなせさんの紡いだ言葉に私は何度も助けられました。支えられました。
何度か書いていますが、アンパンマンのマーチが私は大好きです。落ち込んでいるときに聞くと涙が止まらなくなります。「何のために生まれて、何をして生きるのか」私はずっと考え続けています。そして答えはまだ見つかっていません。簡単に見つかるとは思っていないですけど、でもいつか、その答えを見つけられる時が来ればいいなと思います。
まだ模索中です。暗中模索です。先なんか見えません。
辛くて怖くて悲しくて、今この瞬間から逃げ出したいと思うけど、この言葉を胸に抱いて、もがきながら答えを見つけていきたいと思いました。
その先に幸せな未来があったらいいな。
今年、やなせさんの展示を観に行きました。ブログにも書きました。
やなせさんの来歴や作品に懸ける強い強い想いを私は見て、読んで、涙しました。
その志を私は絶対に忘れません。
やなせさんが思い描いていた未来が、いつの日か訪れます様に。
ご冥福をお祈りいたします。

第148回芥川賞・直木賞が決定!

正直今回は知らない作家さんが多かったのでそこまで注目していませんでした^^;
有川さんが直木賞だったらいいな〜くらいだったのですが。
まさかまさかですよ。
朝井さんが受賞されるとは!
作品は素晴らしいっていうのは分かっているのですが若いですしまだ早いかななんて思っていたのです。そしたら受賞するんですもん、凄いですね!
「何者」は私も好きな作品です。朝井さん自身凄く書きたかった作品だと言っていたので、この作品で良かったのかなと思います^^
戦後最年少でさらに初の平成生まれでの受賞!
平成生まれで最初に受賞したのが朝井さんで良かったと思います。
おめでとうございます!
もうお一方は…すみません、一度も読んだことがありません^^;
そして芥川賞作家さんも。
すみません、勉強します。
・・・あ〜・・・まだ予約はけてないのに明日以降増えそうだなぁ。
失礼ですけど、3人で写っている写真がおじいちゃんおばあちゃんと孫みたいですね^m^

芥川賞候補作
小野正嗣 「獅子渡り鼻」
北野道夫 「関東平野」
黒田夏子 「abさんご」
高尾長良 「肉骨茶」
舞城王太郎 「美味しいシャワーヘッド」

直木賞候補作
朝井リョウ 「何者」
安部龍太郎 「等伯」
有川 浩 「空飛ぶ広報室」
伊東 潤 「国を蹴った男」
志川節子「春はそこまで 風待ち小路の人々」
西 加奈子 「ふくわらい」

2012年読書記録と今年の反省

さて。もうすぐ2012年も終わりますね。
またまたあっという間の1年だった気がします。今年は良いこともあったけど色々考える年でもあったので、来年はもうちょっといい年であればいいなと思います。
毎年恒例になりました、私の独断と偏見の書籍ベスト10です。多分今年はもう読まないと思うので。読んでも来年に持ち越します^^
一人の作家さんに対し一作品で考えました。
今年は272冊読みました。去年よりは少ないだろうなと思いましたが、それでも5冊しか違わなくてびっくりしました^^;
よくもまあこんなに読んだもんです。
今年もたくさんの本を読むことができて幸せでした。
それでは、以下ランキングです。

第1位「婚外恋愛に似たもの」宮木あや子
もうダントツでした。まさに私。今の私。って登場人物の女性のように結婚もしていないし子供もいないけど、きっと30代になったら同じことを感じる気がします。
それでもこの生活は止めることはできない。この生活が生きる糧で生きがいで。宮木さんはその感情をものすごく上手く伝えてくれたような気がします。
それに、宮木さんの好きなグループを、私も好きだったからなおさら思ったのかも。担当は違えどものすごく宮木さんに共感しました。おこがましいですが。
この本は、ジャニーズの誰かのファンの人みなさんに読んでほしいなと思います。できれば20代半ば以上の人に^m^

第2位「サエズリ図書館のワルツさん1」紅玉いづき
本が好きで、そして図書館に勤めている身としては本当に読んでよかったと思える作品でした。ワルツさんの本に懸ける愛情が本当に素晴らしく、見習わなければと思う部分がたくさんありました。
延滞している利用者に対して地の果てまで追いかけるところとか^m^まあ少し冗談ですが、紅玉さん自身も図書館は思い出の場所で物語にしたいと思っていて下さったそうで、それがとても心に伝わってくるあたたかな物語でした。
挿絵もとても可愛くて素敵で好きです。1と書かれているので2が出るのを楽しみにしています。

第3位「旅猫リポート」有川浩
「空飛ぶ広報室」と悩んだのですが、こちらにしました。私は本を読んで滅多に泣かないのですが、久しぶりに涙した読書となったので。(読んでいた時の精神状態があまり良くなかったというのもあるが…ごにょごにょ)
人間サトルと相棒猫ナナとの物語。ふたりの絆があたたかくて切なくて。どっちもなんていいやつなんだろう。それなのにどうして…と思わずにはいられない作品でした。
有川さんの作品はベタ甘なのが大好きですが、こういう作品もいいな〜って思った作品です。

第4位「あと少し、もう少し」瀬尾まいこ
中学駅伝に懸ける少年たちが主人公の物語です。以前から私のブログに来てくださっている方ならご存知かと思いますが、私、駅伝大好きなんです。
特に好きなのは大学駅伝と実業団駅伝なのですが、この本を読んで中学生や高校生の駅伝も見てみたいなと思いました。(今年の高校駅伝は見れなかったけど)
瀬尾さんだから書ける物語だったなと思います。駅伝に出場する少年たちの想いや葛藤、悩み、それが可愛らしくて切なくて、選手たちを抱きしめたくなりました。温かい素敵な作品でした。

第5位「金木犀二十四区」三木笙子
三木さんの書かれる〈帝都探偵絵図〉シリーズが私は大好きなのですが、そのシリーズ以外の本を初めて読みました。というかそのシリーズ以外は初だったんでしょうかね?
読んでいるだけで主人公が住む場所の景色の美しさが目に浮かぶようでした。その描写と、あとは主人公はじめ青年たちの仕事や出生の秘密が何とも麗しい感じで^m^
「金木犀二十四区」という場所の雰囲気にすっかり魅了された作品でした。

第6位「廃工場のティンカー★ベル」永嶋恵美
今年初めて読んだ作家さんです。装丁にまず惹かれて読みました。短編集なのですが舞台となる場所はどこか廃れた場所だったり建物で、出てくる人たちもどこか喪失感を抱いて生きているような人たちばかりで。
それでも、必ず手を差し伸べてくれる人がいて、そばにいてくれる人のありがたさをとても感じた作品でした。そして読み終えた後に幸せを感じる作品だったと思います。
もう1冊「泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。」も読んでこちらもよかったのでどうしようかなと思ったのですが、永嶋さんを知った最初の作品がこちらなのでこっちを選びました。

第7位「烏に単は似合わない」阿部智里
今作がデビュー作の作家さんです。松本清張賞を最年少で受賞されたそうです。二十歳ですよ。二十歳。才能に年齢は関係ないんだなというのを見せつけられた作品でした。何か偉そうですね、すみません^^;
物語の背景が緻密でまた面白いです。それだけで興味をそそられました。そして物語の展開も何度もどんでん返しがあり、何度も何度も騙されました^^;
読む手が止まらなくなりましたし、前のページに戻って何度も読み返しました。そのくらい引き込まれた作品でした。次回作も期待しています。

第8位「エール!1」
アンソロジーです。アンソロジーがランクインしたのは初めてかもしれません。
お仕事小説で6人の働く女性たちが登場します。30歳前後で同世代でこのままでいいのか、これからどう生きていけばいいのか、もがいてへこんでそれでも立ち上がって生きていく姿にとても惹かれました。
出てくる人たちが基本的にみんな前向きで明るかったのがよかったのかもしれません。私も悩んでばかりなので。だから共感できるところがたくさんありました。
そして編集後記の最後に「今日も元気で、いってらっしゃい!」と書かれていてそれもよかったです。うん、頑張るって思えました。1と書かれているので、次回作も期待しています。

第9位「光圀伝」冲方丁
時代小説がランクインしたのも初めてかもしれません。私は時代小説ってあまり読まないので…
水戸光圀は、やはりドラマの「水戸黄門」の印象が強くておじいちゃんな印象しかありません。しかも、全国行脚もしていないですよね。それじゃあどういう人だったのかと言っても良くわからない。
この作品を読んで水戸光圀とはどういう人物だったのかを知ることができてとても勉強になりましたし、すごく面白かったです。

第10位「時省記 平時忠卿検非違帖」荒井通子
先に言っておきますが、大河ドラマで平時忠を演じたのが剛君だからわざわざランキングに入れたっていうわけじゃありません^^;でも、剛君が時忠を演じなければこの作品は読まなかったと思います。だからひいき目も全くないわけではありません。
それでも本当に面白かったです。平時忠が主人公で検非違使として働いている中で起きる怪奇な事件に挑むという歴史と現代が相まったような作品でした。この作品は6月に読んだので大河に時忠がちょいちょいと出てくるようになったかな〜くらいの時期だったので、また読み返したいなと思っています。

次点「黒猫の薔薇あるいは時間飛行」森晶麿
10位までしか決めないつもりでしたが、大体のランキングを定めてから読んで、良かったと思った本だったので次点とさせていただきました。
黒猫と付き人がかかわる様々な謎。3作目もまた良かったです。新たな展開を次回作に期待したいです。
この作品は3作目なので、1作目の「黒猫の遊歩あるいは美学講義」から読み始めてくださいね。

ランキングを見返すと、なんだかマニアックな気もしますけども^^;
あくまで私の独断と偏見ですので苦情は受け付けません、あしからずです。
今年も本を選ぶのは大変でしたが楽しい作業でした。
今年の読書を振り返ると…なんだろうな〜乱読ですかね^^;とにかく気になる作家さんの新刊が出たら読むを繰り返していたら本が積まれて大変だったという感じですかね。毎年のことですけども。←
あとは私の勤める図書館に東野圭吾の文庫本が大量に入ってきたので大量に読みました。(数えたら過去の文庫作品だけで10冊読んでました)それでもまったくもって追いつきません^^;でも過去の作品をたくさん読めたのはよかったかなと思いました。
また上田早夕里さんという作家さんの本も気になって数冊読みました。SF小説はあまり得意ではないのですが上田さんの作品は引き込まれました。また恋愛小説もよかったです。
初めて読んだ作家さんもたくさんいました。
気になる本はたくさんあるのに読み切れなかったこともしばしば。あまり過度に自分の読める分量を過信しないというのも学んだ気がします^^;
来年もたくさんの素敵な本に巡り合えたらいいなと思います。

続きを読む

500,000カウント御礼

あまり自分のことでお祝い事をする気はないのですが、訪問者数が20万を超えたときに、50万を超えたときは祝おうと思っていました。
ということで、訪問者数が500000を超えました。
ひとえに、V6が好きな方、本が好きな方、あまり書いていませんが映画が好きな方、マラソンが好きな方が見てくださっているおかげです。
いつもお世話になっております。ありがとうございます。
以前200000カウントを超えたときはカウントを付けてから5年ちょっとかかっていて、500000で祝うのはいつになるのかなと思ったら、まさかの2年弱で達成することになろうとは想像もしていませんでした。
本当に驚きです。ありがとうございます。
たくさんの方に見ていただいているので、言動等は気を付けなければならないなと身の引き締まる想いです。
以前も書きましたが、ブログを始めたことでリアルの世界で話す相手のいないことも、ここでならたくさん話ができるので本当に嬉しく、ストレスの発散になっています。
V6のことも、読書に関してもお話しできる方が増えて嬉しい限りです。
特にV6ゴトに関してはブログをやっていなければ出会えなかった方と、ここ数年で実際にたくさんお会いすることができ、細々と一人で応援していた数年前が嘘のように、今は楽しい日々を過ごしています。
また、情緒不安定でしょっちゅう落ち込んでいる私に、手を差し伸べてくださる方も多くて、私は救われています。
社会人1年目の時の記事を見ていたら明らかに自分は病んでいたなーと思い、またたくさんの方が励ましのカキコをして下さっているのを見て、またじーんとしたり…。
ブログを始めたときには大学生だった私も、年齢だけはスッカリ大人になり、今は完ぺきなアラサーですが^^;
ブログを始めてから、8年以上が経ちました。
これからもこのまま、だらだらと好きな事を好きなように、自分のペースで続けていけたらいいなと思っておりますので、それでも見に来てやるかと思ってくださる方は、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

第147回芥川賞・直木賞が決定!

今日は17時から今か今かと待っていました。
結構時間がかかるものなんですね。
直木賞は貫井さんか原田さんだと思っていたので意外でした。
でも、辻村さんも3度目のノミネートですもんね。
「鍵のない夢を見る」内容は暗くてイラッとするのですが、とても好きな作品です。この作品で獲るというのは納得な気がします。内容が内容じゃなければオススメをつけたかったくらいですもん^^
朝井さんはまだ獲らなくて良かったかなと思います。もっともっと変わっていく作家さんな気がするので。ってエラソウにすみません。
芥川賞の作家さんはいつも知らない方なのですが、今回は珍しく読んだことのある作家さんでした。でも読んだ作品が悪かったのか(という言い方も失礼ですが)よく分からなくて^^;それ以降読んでいない方でした。
4度目での受賞だったんですね。おめでとうございます。
正直直木賞は貫井さんが獲ってほしかったですが、作風が若干異なるのでまた違う作品でノミネートされれば良いなと思います。
鹿島田さん、辻村さん、受賞おめでとうございます!

芥川賞受賞作 鹿島田真希「冥土めぐり」
直木賞受賞作 辻村深月 「鍵のない夢を見る」

■第147回芥川龍之介賞 候補作品
戌井昭人『ひつ』(新潮6月号)
鹿島田真希『冥土めぐり』(文藝春号)
鈴木善徳『河童日誌』(文學界5月号)
舞城王太郎『短篇五芒星』(群像3月号)
山下澄人『ギッちょん』(文學界6月号)

■第147回直木三十五賞 候補作品
朝井リョウ『もういちど生まれる』(幻冬舎)
辻村深月『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)
貫井徳郎『新月譚』(文藝春秋)
原田マハ『楽園のカンヴァス』(新潮社)
宮内悠介『盤上の夜』(東京創元社)

旅に出ます

流浪の旅に出ます。探さないでください。
・・・ウソです^m^
1週間ほど留守にします。
目的地はなんと海外。アメリカへ行き、アメリカに住んでいらっしゃるV友様と、日本から一緒に行くV友様方とV6を巡る旅へ行って参ります。
私にとっては初海外なのです。
高2のときに修学旅行で韓国へ行く予定でパスポートも作ったのですが、同時多発テロのせいで国内旅行へ変更となり、そしていつの間にかパスポートも切れておりました・・・
今回の旅行はもともと別のV友様方が計画されていたのですが、勝手に便乗していくことになりまして^^こういう機会がないときっと私は海外へ行かないと思ったので…
パスポートも作り直しました!
去年から準備に準備を重ねていて、ここ1週間は風邪を引きやしないかとヒヤヒヤドキドキしておりました。…って実際微妙に引いてるのですが。でも、全然大したことはありません。急いで病院へ行って「来週旅行へ行くので何とかしてください〜!」と医者に懇願して薬を処方してもらい快方へ向かっている所です。多分アメリカについてる頃には完治していると思われます。
うちの図書館でインフルエンザが流行っているので、よくその流行に乗らなかったなと自分を褒めてあげたいです。←
2〜3週間ほどマスクをしていたかいがありました。苦しかった…いろんな意味で。
時差ボケは大丈夫かなとか、いろいろ心配もあるのですが気にしていてもしょうがないですし。楽しんできたいと思います。
という事で1週間くらい(もしくはそれ以上)更新しませんのでよろしくお願いいたします。
念のためのご報告でした〜

2011年読書記録と今年の反省

今年ももうすぐ終わりますね。年を重ねるにつれどんどん1年が早く感じます。そんなんじゃだめですよね。1日1日を大切に生きなければ。
ということで、毎年恒例になってまいりました私の独断と偏見のベスト10です。1人の作家さんに対し1作品もしくは1シリーズで考えました。
私が今年読んだ本を並べているので今年刊行された本以外の本もあります。あしからず。
今年は277冊読みました。今までで過去最高です。
今年もたくさんの本と出逢えて幸せでした。
では下記にランキングをば。

第1位「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」「ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さんと謎めく日常〜」 三上延
「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」
「ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さんと謎めく日常〜」
本好きにはたまらない作品でした。まだ続きそうな雰囲気なので続きが待ちきれません。
古書店は数えるくらいしか行ったことがないのですが古書店によって力を入れているところが違ったりするのでそれを比べるのも面白かったりします。
この作品の舞台であるビブリア古書堂にも行ってみたいです。そして栞子さんに物語についてを聞きたいです。
ミステリ要素も本にまつわることなので興味津々。読む手が止まりませんでした。
栞子と大輔の関係もとても気になるところです。今まで全く知らなかった古書のことも知ることができて大満足の本でした。
第2位「人魚は空に還る」「世界記憶コンクール」「人形遣いの影踏み」 三木笙子
「人形は空に還る」
「世界記憶コンクール」
「人形遣いの影踏み」
〈帝都探偵絵図〉シリーズ・・・って呼ばれているらしいです。いい本を見つけた!と思いました。里見と礼の関係がとても素敵。ちょっと耽美っぽいのもまた表紙の絵の雰囲気と合っていてそれがまた良くて。
2人が巻き込まれる出来事もミステリ要素満載で本当に素敵でした。里見の家族関係もまた面白い。
毎年1冊ずつ出ているシリーズなので来年も出るのを楽しみにしています。2人の関係もどうなっていくのかな。きゃっ。
第3位 「舟を編む」三浦しをん
辞書を創るのがテーマでそういうものをチョイスするのがさすがしをんさんだなと思いました。
辞書がどうやって作られるのか、なんて考えたこともなかったのでこんなに何十年もかけて作る大変な仕事なんだなと思いました。
出てくる人たちもとても個性的でよかったです。しをんさんらしい素敵な作品でした。
第4位「探偵★日暮旅人の探し物」「探偵★日暮旅人の失くし物」「探偵★日暮旅人の忘れ物」 山口幸三郎
「探偵★日暮旅人の探し物」
「探偵★日暮旅人の失くし物」
「探偵★日暮旅人の忘れ物」
初読み作家さんでした。シリーズものなのですが根本にある謎がずっと解明されなくてずっとやきもきしている本でもありました^^;
主人公の日暮旅人は視力以外の機能がまったくなく、それでも人のために自分の能力を使って解明しようとするとてもいい人。
でも、そのいい人の謎がまだわからずにドキドキしている状態です。第4弾が最終巻なのですが私はまだ読めていないんです。読んでからランキングにしろって話ですが^^;
今年は今年読んだ本ということで3冊ともとても面白かったので入れました。第4弾を早く読みたいです。
第5位 「ゴーストハント」シリーズ 小野不由美
1巻目へ飛びます。小野さんの作品を読むのは本当に久しぶりでした。この作品は過去の作品のリライトですが、20年くらい前の作品とは全く思いませんでした。
面白くて怖くてはまりました。この本も4位のシリーズと同じく最終巻だけまだ読んでいません^^;こちらは来年早々に読めると思いますが。
こちらも謎な部分が謎のままなので早く最終巻を読みたいと思っています。
小野さんといえば十二国記シリーズ!来年こそは新しいものを読みたいなと思います。
第6位 「妖怪アパートと幽雅な日常」シリーズ 香月日輪
こちらも1巻に飛びます。職場の同期の女の子にずっと勧められていたのだけど積読本が多くてなかなか読めずにいました。でもようやく1冊目を読んでから一気読み。
本当に面白かったです。児童書というジャンルなので軽く読めるのかと思ったら意外とテーマが重くてびっくり。そしてそれは自分に置き換えてもいろいろ考えさせられることが多かったです。
「君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」という龍さんの言葉は私の支えにもなっています。
で、9巻までは今年のベスト3に入っていたのです。でも10巻を読んでちょっといろいろ想定外だったので、6位になりました。
第7位 「ツナグ」 辻村深月
今年たくさんの本を出されましたがその中で1番好きだったのがこの作品でした。
連作短編集になっていますがどの作品も素晴らしく、またツナグの役割を継承した少年が本当に素敵ないい子でした。
辻村さんらしい心をえぐられるようなイタイ部分もあったけど、それもまた心地いい、そんな作品でした。
最近出された「ネオカル日和」も捨てがたかったのですが。小説を選びました。
第8位 「県庁おもてなし課」 有川浩
有川さんのベタ甘にはいつも癒されてます。私のような枯れた腐女子でも恋愛したいと思わせてくれる…。
この本はベタ甘ももちろんですが地域活性化を目指す職員たちがとてもリアルでだんだん活気が出てくる県庁おもてなし課の過程を見ていくのもとても面白かったです。
そして恋愛に関しても今回は満載で^m^とてもよかったです。
また、この本の印税を初版も重版したものも全部東日本大震災の義援金として寄付するという有川さんの男気(女性ですけど^^;)に更に惚れ込んだ次第です。
第9位 「情景☆カトマンズ」 宮木あや子
宮木さんの本は数冊しか読んだことがなかったのですがこの本はとても好きな作品でした。
主人公の2人が29歳ということで同世代。結構ぶっ飛んでいる2人だったのですが根底にある悩みや想いに共感できるところがとてもありました。
こういう同世代が出てくる作品で今まで読んだ中で1番共感できたんです。
まあ、2人には彼氏ができて結局彼氏ができるのか。ちぇっ。って思わなくもなかったですけど^^;
第10位 「黒猫の遊歩あるいは美学講義」 森晶麿
初読み作家さん。第1回アガサ・クリスティ賞受賞作です。まず装丁が可愛らしくて好み。
そして登場する探偵役の黒猫と助手役のわたしの関係もなんだか可愛らしい。
ポーの作品に絡めてミステリが展開されるというのがとても新鮮で読む手が止まりませんでした。これから気になる作家さんです。

以上、ランキングでした。あくまで独断と偏見ですのでご了承ください。
今年の読書の特徴としてはシリーズものをたくさん読んだことかなと思います。
ゴーストハントに妖怪アパート、天才探偵senにキノの旅(まだ4冊しか読んでいないけど…)など。あと東川篤哉さんの本を怒涛のように読んでコンプリートしたのも楽しかったな。(謎解き〜2は順番待ちだが)
来年もたくさんの本と出逢えたらいいなと思います。
そしてこんな拙いブログですが来年も来てくださると嬉しいです。

以下、今年の反省諸々です。
とても長くなっちゃったので読まなくていいです^^;
続きを読む

27歳になりました

なりましたね〜なっちゃいましたね〜・・・
と言うことで、本日無事27歳になりました。
昔は年を重ねるのが嫌だなぁと思っていたのですけど、健君が1歳年をとるだけじゃなくて、1年無事に健康に過ごせたことを祝う日、また私を産んでくれてありがとうとお母さんに感謝する日だと言っていたので、そう考えてからは年を取るのも悪くないなと思うようになりました。
今は別に年をとるのは当たり前なので時の流れに身を任せているのですけど。
とりあえず言おう。
誕生日おめでとう・・・私(長野博風)
昔は夏休みで友達に祝ってはもらえないし、朝起きてテレビをつけたら「ぼお〜ん・・・」って鐘の音が聞こえて、家族みんなでお寺に行って、晩御飯はお寺でもらった残りのお弁当っていう生活が物凄く嫌だったのですが。
(ある意味ヒロシの誕生日祝ってもらえない心理と似てる?)
最近は帰省してくる友達とも会えて祝ってもらえるので、お盆に誕生日も悪くないなと思い始めています。ブログでも毎年たくさんの方が祝ってくださって本当に嬉しい限りです^^

27歳と言う年は私にとっては特別な年です。
母が結婚したのが27歳だからです。翌年には私が生まれてます。
小さい頃は何を根拠にか母の結婚した年齢が遅いと思っていて、私は絶対母より若く結婚するんだと思ってました。
そして今。そんな予定は露ほどもありません。結婚して人のことを考えられるほど大人でもありません。今の私の年で結婚して、子どもを産んで。改めて親の偉大さを感じます。
今の私はまだ結婚したいとも思わないし、男性が側にいてほしいとも思わない。自分がやりたいことをやって、楽しみたいって思ってます。
そう考えちゃうところが子どもなんでしょうね〜。一生このまんまな気がします。
でもまあ、いつか自分の王子様が現れてくれることを多少は信じて。それすら信じないとホントに来ない気がするので。
今は心が安定してるので、自分のペースで仕事も恋愛も遊びも、していけたら良いなと思います。
27歳の目標は・・・どうしよう。何か資格を取ってみるとか?^m^
とりあえず27歳になってからしばらくV6コンサートツアーがあり、健君の舞台もあるので(こっちは当たればだけど)楽しい1年になりそうです。というか、なるといいな♪


一応V6のバースディコメント残しておきますね。
まだの方は見ないようお気をつけ下さい。続きを読む

本屋大賞

出遅れましたが、本屋大賞が決まりましたねぇ。
「謎解きはディナーのあとで」でしたか・・・
納得のような違うような・・・。
まあ、書店総出で宣伝してましたしね。私も乗っかった1人ですが。
今東川作品をどかっと予約中ですが^^;
既読の本がことごとく5位以下だったのがちょっと残念ですが、これが活字離れを脱却する一つの機会になれば嬉しいです。
でもなぁ。
有川さんの作品が9位10位だったのがちょっとショック。
やっぱり票が割れちゃったんですかね。
本屋大賞に選ばれた作品は全て映像化されていますからねぇ。
この作品もそうなるんでしょうか。特に映像化しやすそうですね。
前回選ばれた「天地明察」も映画化されるのが決まっていますよね。
キャストに関しては信じていいやら何やらかんやら。ま、発表を待つしかないですね。
とにもかくにも!
受賞おめでとうございます!

■2011年本屋大賞 順位一覧
1位:『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)
2位:『ふがいない僕は空を見た』窪美澄(新潮社)
3位:『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦(角川書店)
4位:『錨を上げよ』百田尚樹(講談社)
5位:『シューマンの指』奥泉光(講談社)
6位:『叫びと祈り』梓崎優(東京創元社)
7位:『悪の教典』貴志祐介(文藝春秋)
8位:『神様のカルテ2』夏川草介(小学館)
9位:『キケン』有川浩(新潮社)
10位:『ストーリー・セラー』 有川浩(新潮社)

地震

皆様、無事でしょうか。
テレビの映像が日本とは、現実世界とは思えていない苗坊です。
でも、目を背けてはいけない現実なんですよね。
私は図書館で勤務中でしたが、図書館のようなどっしりした建物でも大きな揺れを感じました。私のいる場所は震度3くらいだったので、それで大きな揺れなんていってはいけないのですが。
地震があってすぐにヤフーニュースを確認し、宮城が震度7と書かれていたのに驚きました。
家に帰ってから、テレビを見て、あまりもひどい状況に驚いて声も出ませんでした。
ひどい津波に、火災。
津波には北海道南西沖地震を思い出し、火災は阪神淡路大震災を思い出しました。
家族では弟が千葉に住んでいるのですが、運悪く東京へ行っていたらしく帰宅難民になっていました。
ずっと連絡が取れなかったのですが、今日の朝連絡があり、ほっとしています。
東京から家まで歩いて帰ってきたみたいで。
それはそれで大丈夫なのかと思いましたが、とりあえず無事でよかったです。
これ以上、被害が拡大しない事をただただ、祈るのみです・・・。

いざ!

明日、仕事が終わってから直で東京・横浜観劇ツアー(勝手に命名)に行ってきます。
私のワガママにV友さんに付き合っていただいて前乗りです^^
(だって飛行機飛ばないってなったら怖いし・・・)
4日(金)に金閣寺、5日(土)にゾロ・ザ・ミュージカルを観て来ます。
健君以外の舞台を観るのに東京へ行くのは初めてで、もう緊張しています^^
剛君の舞台もずっと観たかったし、坂本君のミュージカルもずっと観たかった!
ついでに東京・横浜観光もしてこようと思います。
すっかりお友達任せになっちゃっていますが^^;ゴメンナサイ。
ということで、しばらく更新はありませんがよろしくお願いいたします^^
11ヶ月ぶりの東京だ~!

本屋大賞ノミネート発表

本屋大賞のノミネート10作品が発表されましたね。
私の中では1番楽しみな賞かも。読んでいる本が割りと多いんです。
ノミネートは以下10作品
「悪の教典」貴志祐介
「錨を上げよ」百田尚樹
「神様のカルテ2」夏川草介
「キケン」有川浩
「叫びと祈り」梓崎優
「シューマンの指」奥泉光
「ストーリー・セラー」有川浩
「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉
「ふがいない僕は空を見た」窪美澄
「ペンギン・ハイウェイ」森見登美彦
5作既読でした。
「シューマンの指」は予約中で待ってます。4月13日の発表までには読めると思うんですけど・・・^^;
全部読んでいないのでなんともいえないけど、このミステリがすごい!2011年度版の本では、出版社の編集者とか本の関係者の方がたくさん「悪の教典」をオススメしてたんですよね。だからこちらもそうかなぁと思いつつ、意外や違う作品かなぁとおも思ったり。
発表が楽しみです^^

2010年読書記録と今年の反省

もうすぐ2010年も終わりますね。
年を重ねるごとに1年1年が早く感じます。危険ですね~^^;
1日1日を大切に生きていかねば。
と言う事で、今年も独断と偏見のベスト10を決めたいと思います。
1日早いですが、大掃除に追われて読む気配がないので^^;
今年は175冊読みました。
1月から4月までは月に10冊も読んでいなかったんですけど、やっぱり図書館に就職すると、恐ろしいですね^^;次から次へと本が舞い込み、11月は22冊読んでいました。ひえ~
でも、本を読むことは大好きなので良いのですが。
来年も、追い詰められない程度に読んでいこうと思います。
と言う事で、ランキングです~。1作家1冊もしくは1シリーズにしてます。
第1位「東京バンドワゴン」シリーズ 小路幸也
「東京バンドワゴン」
「シー・ラブズ・ユー」
「スタンド・バイ・ミー」
「マイ・ブルー・ヘブン」
「オール・マイ・ラビング」
すみません・・・1冊に絞れませんでした。今年初めて小路さんの作品を読んで、はまりました。このシリーズもずっと読んでいなかったことを後悔しました^^;そしてあっというまに5冊読破です。何て素敵な家族なのでしょう。みんな少しずつ歳をとって、家族も増えて微妙に変化があって、それが良いんだと思います。ずっと続いてほしいシリーズです。
第2位 「和菓子のアン」坂木司
坂木さんの作品は悪い人が登場しなくて、みんな味方になっていくのが良いです。アンちゃんが本当に可愛くて、癒されました。和菓子のいろんな知識も織り交ぜられていて良かったです。椿店長も立花さんも桜井さんもみんな個性的で素敵でした^^微妙に他の作品とリンクしているのも良かったです。
第3位 「バイバイ、ブラックバード」伊坂幸太郎
去年出た作品がどうも好みじゃなくて、ずっと伊坂さんはこういう路線でいっちゃうのかなと思ったら、今年出た作品はどれも伊坂節が出ていて戻ってきたと思って嬉しかったです。その中でもこの1冊。彼女5人とのそれぞれの関わりが何だかとてもいとおしく感じました。いや、5マタは絶対にダメだけど。
第4位「神様のカルテ」「神様のカルテ2」夏川草介
「神様のカルテ」
「神様のカルテ2」
現役のお医者さんが書かれているからか、地域医療の現状がリアルに伝わってきました。医師の過酷な労働状況を読んで驚き、それでも従事して治療に専念する医師たちがかっこよかったです。入院患者たちとの関わりも良かった。イチ先生とハルの夫婦もとても素敵で。もう1も2もどちらも大好きです。
第5位 「四十九日のレシピ」伊吹有喜
伊吹さんの作品は初めて読みました。大きく話題になる前に読んだので、良い作家さんを見つけた!と思ったのですが、どんどん話題になり、ドラマ化もされるそうですね^^;でも、そうなるのが分かります。家族の「死」と向き合うことで自分の未来も見つめなおす。それが重たいけど自分も知ることが出来てよかったかなと思いました。
第6位 「キケン」有川浩
青春小説ですね~良かったです。あまりに非現実的な部分も無きにしも非ずでしたけど^^;それでも大変でも楽しそうで、男の友情って熱くてかっこよくて羨ましいなと思いました。あの黒板の文字は、私は地下鉄に乗りながら読んでいたのですが、泣きました。あれは卑怯ですよ~
第7位 「空想オルガン」初野晴
ハルチカシリーズ第3弾です。このシリーズは毎回楽しみでしょうがないです。みんなが少しずつ成長して大きくなっていっているのが分かります。ミステリ要素もすばらしいです。まだまだ続きそうなので嬉しいです。次はいつ出るのかな。
第8位 「小さいおうち」中島京子
昭和初期の時代背景が素晴らしかった。まるで一緒にその時代を生きているようでした。タキの生きた時代を近くで見ているようでした。人と人との関わりが良かったです。最後の真相は驚きました。
第9位 「ばら色タイムカプセル」大沼紀子
大沼さんの作品は2冊目ですが、どちらも好きです。今回の作品は、突拍子もない設定でしたけど、奏の成長が見れて、読んでよかったと思いました。老人ホームの人たちもなかなか個性的で面白かったです。どんどん素敵な作品を書いていっていただきたいなと思いました。
第10位「理由あって冬に出る」「さよならの次にくる〈卒業式編〉」「さよならの次にくる〈新学期編〉」 似鳥鶏
「理由あって冬に出る」
「さよならの次にくる〈卒業式編〉」
「さよならの次にくる〈新学期編〉」
似鳥さんは初めて読んだ作家さんでした。この3部作しか著作はないんでしょうかね?
簡単に言うと学園ミステリなのですが、そのミステリが逸脱なのです。面白かった。
助手役の葉山君の報われなさもまた面白いです^^
このシリーズの続きでも、新作でも、また似鳥さんの作品を読みたいと思いました。

今年もたくさんの本を読めて幸せでした。今年は小説だけではなく、実用書?までは行かないかもですがジャンルを問わず、いろんな本を読んだ気がします。
初めて読んだ作家さんの本もありました。1番はやはり小路さんですね。小路さんの本を今まで読んでいなかっただなんて!来年はもっと読んでいきたいなと思います。

そして今年あった出来事を少し・・・。
1番の私の大きなニュースは転職した事でした。前の仕事を辞めて、図書館司書になって早8ヶ月。まだまだ修行は足りませんし、いろいろありますが、楽しく仕事をしています。
司書の先輩方もとても良い方ですし、話も合いますし、私には天職だったのかなと思います。
ここ数年ずっと愚痴ってばかりだったので、ご心配をおかけした方々に良いご報告が出来たのかなと思いました。
それから、ブログを通してV6大好きな方々とたくさん出会えたことが、今年は大きかったです。
今までは情報は自分ひとりで調べて得ていましたし、舞台やコンサートもほぼ1人で行っていたのですが、嬉しさ楽しさを共有できる人がブログでもリアルの世界でもたくさん出来て本当に嬉しい年でした。
今年は、ここ数年の中で1番良い年だったかなと思います。
来年は、もっともっといい年になると良いな^^
私がいい年に感じると言う事は、V6にとってもいい年だって言う事です^^
今年はメディアに翻弄された年でもあるけど、それでも幸せをいっぱい感じた年でもありました。来年は、もっともっと幸せになれると信じてます^^
今年は皆様大変お世話になりました。
来年もきっと変わらずこんなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。

いつのまにか・・・

訪問者カウントが20万を超えていました。
カウントをつけたのが遅かったので、正確ではないのですが。
それでも、ひとえに本が好きで来てくださる方、V6が好きで来てくださる方、マラソン好きで来てくださる方、映画が好きで来てくださる方のお陰です。
本当に、ありがとうございます。
ライブドアでブログを始めて5年とちょっと。その前にアメブロでも1年くらいやっていたので、6年くらいでしょうか。よくもまあ、だらだらと続けてきたもんです。
始めのころは、1日10数人でしたが、今では大体200人を超える方に見てくださっています。それは私の中でとても大きな事です。
ブログを始めた事で、リアルの世界では深く話すことが出来ない事も、たくさん話が出来るようになりました。
始めたころからお世話になっている方もたくさんいらっしゃいます。
本当に嬉しい限りです。
まだまだ、だらだらと好きな事を好きなように綴っていこうと思いますので、今度ともどうぞよろしくお願いいたします。

26歳になりました。

ここで自分の誕生日を言うようになって何年経つんでしょうか。
時が経つのは早いです。
ここ数年は誕生日の記事は本当に暗かったです。
そしてその暗さに先が見えなくて、不安で不安でしょうがなかったです。
でも、今年はとても明るいです^^
ようやく、自分の誕生日を明るく迎える事ができました。
不安が全くなくはないですけど、それでも今は幸せだと思います。
覚える事がたくさんあるけど、図書館司書の仕事は楽しいです。
そして、今年は同志と呼べる友人がたくさん出来ました^^
出会ってまだ半年しか経っていませんが、もう何年も前から知っている友人みたいに話せて、月2か3で会っていると言う^^;恋人か!というくらい。
今まで周りの人に言えなかったこともたくさん話せる友人。
どれほど大きな存在か、言葉では表せないくらいです。
こんなにいい事が続いて良いのかっていうくらい、幸せです^^
博多大吉さんによると、26歳と言う年齢はターニングポイントらしいので、この1年も楽しく過ごせれば良いなぁと思います。
でも、数年前に2人ほどの占い師に見てもらったことがあるのですが、2人とも私が26歳になるまでに出会いがあるって言ってたんです。
それは。。。なかったですねぇ。
26歳になってしまいました^^;
でも、今は友達といるのが楽しいし、仕事も楽しいし、やりたいこともあるし、だから彼氏は必要ないなと思ってるので、いいのです。
付き合ってるとお金もかかるしねぇ^m^


V6からのおめでとうコメント、私が忘れたくないので残しておきますが、まだ見ていない方は、見ないことをオススメします。
(忠実ではないです)

続きを読む

劉さんのニホンダイスキ

初めて聞きました〜
劉ストリーム。
まあまあまあ。緩い感じで。
劉さん1人かと思ったら途中でお友達?2人も登場。
夫婦だっていってた(たぶん夫婦じゃない)2人のうち、男性の方に見覚えが。
野崎数馬さんという方なのですが。はなまるアナでした。
そういえば途中で「はなまるスタッフに見ろって言ったんだけど」って言ってました。
今回、150人超えしないと打ち切りと言う事で、ちょっとドキドキしてみてました。
内容はどんなもんかと思ったのですが、舞台の話が多いんですね。
富良野の話もありましたが。
しかも途中で劉さんじゃなくて福島さんになってましたね^^;まああれで1時間はきついけど。
でも、番組が終わる5分前まであと10人で150人というギリギリのライン。
そこで劉さんが一言「陳さん見てないかな?」
そういった瞬間?に150人越え!さすが陳さん。って勝手に陳さんのおかげにしてる^^;
陳さん出てくれないかな?って言う話にもなってました。
劉さんは「陳さんは出るなら顔にモザイクかけなきゃいけないしね。」
声は大丈夫なのかな?という意見に対し
「いや、それもダメじゃないかなぁ」と劉さん。
陳さん!是非とも事務所と交渉して出てください。もしくは声だけでも!
「三宅健のラヂオ」で劉さん、出演してくれたしさぁ。
コラボしようよぉ〜

結婚式。

4993f338.jpg



今日は結婚式でした。
友達の結婚式に出席するのは初めて。きっとこれから増えるんだろうけど^^;
素敵な結婚式だった〜。旦那様も素敵な方でお似合いのカップルでした。
結婚式に出席している時は、結婚って良いなぁって思いますよね。

私は今日は着物を着ることにしました。しかも振袖。
着物を着るのは大学卒業のときの袴以来。
昔は、振袖を着る年齢は25歳くらいまでと言われていたらしいのです。
だから、あと2ヶ月で26歳になるので今しかない!と思い^^;
これで振袖は気納めかな。今は独身なら30歳くらいでも着てる人がいるらしいんですけど。でも、もう着ないと思う。残念だけど。
今日着た着物は黒がベースなのですが、いろんなところにバラがちりばめられていて、柄は現代っぽいんですよね。帯もバラの模様つき。とても素敵な着物でした^^
やっぱり着物はたまには着たいですね。

あ、関係ないけど、結婚式のBGMの中の1曲に「You'll Be In My Heart」がありました。洋楽の方だけど^^久しぶりに聞いた〜

転職して1ヶ月。

転職します!と3月に大々的にご報告をしたので^^;ちょっと近況報告です。

今日で、図書館司書として図書館に勤務してちょうど1ヶ月が経ちました。
まだまだペーペーで、覚える事がたくさんありますが、本当に毎日が楽しいです。
予想はしていましたが、本当に良く動くし体力が必要な仕事だなと思います。
図書館によると思いますが、私の勤める図書館ではカウンター業は司書はあまりやりません。パートの方が行います。やらなくはないんですが。
カウンターのほかに調べ物相談の部屋があって、そこにいることのほうが多いです。利用者の求めている本を上手く聞き出して探し出す仕事ですね。レファレンスというのですが。私はその資料検索が全然出来なくて^^;足を引っ張っています。
それに、選書も棚の状況判断も展示もお話の会などのイベントも目録作成も相互貸借も本当に全部の仕事を任されます。
本当に頭が足りません。
でも、いろんな仕事が出来るので毎日が新鮮で楽しいです。
この間は子供に読み聞かせをしたり、手遊びをしたり工作をしたりしました。気分は保育士さんです^^;何とか終えました。でも、これからも勿論続きます。
そして、職場の環境もガラリと変わりました。
以前の職場は男性が多かったですが、今の職場は女性がほとんどです。
皆さん忙しそうにしていますが、以前のような殺伐とした雰囲気はなくて。
皆さん本当に丁寧に教えてくださるので、ありがたいです。
通勤時間は延びましたが、慣れてきました。
ほんっとうにまだまだだと思いますが、頑張って一人前の司書になれるように頑張りたいと思います。
以上、簡単ですが近況報告でした^^

萌えコンビバトン

isono様のところから無理矢理もぎ取ったバトンです^^;
isonoさん、ありがとうございました。
記事を読んでいたら、妄想が膨らんだので、やってみました〜
しょうがないから見てやるかって方は「つづき」からどうぞ。
っていうか、同じコンビばっかりになってつまらなくなったかも・・・。
isonoさん、ごめんなさい・・・。
続きを読む

転職します

会社から内々示も出たので、お知らせいたします。
皆様にはいつも愚痴を聞いていただいて、励ましていただいたのでご報告です。
詳細を書いたらとっても長くなってしまったので、続きは追記にて。

続きを読む

初めてのオフ会

先週に引き続き、初めてオフ会と言うものに参加させていただきました。
緊張はしましたけど、でもやっぱりみなさんV6ファンだって言う共通点はありましたから、楽しみたいなと思っていました。
5人集まって、坂本君ファン、健君ファン、岡田君ファンの面々が集まりました。2人のファンと言う人もいましたが、この3人の誰かと言う・・・。
私、去年のカミコンの帰りにカラオケに行ったことがあるのですが、4人で行って、2人は健君ファン、2人は剛君ファンで岡田君ファンがいなかったんです^^;
そうしたら、カラオケに行ったら岡田君パートは誰も歌ってない!っていう状態になったことがありまして・・・。
そんな状態になるやも・・・。とも思いましたが、基本1人1曲歌うって言うことになっていたので、その心配はありませんでした。
やっぱりファンの集いって良いです。
日頃、カラオケに行きますが、友達と行ってもV6の歌はあまり歌いません。
歌っても知っていそうなシングル曲にしますし。
だから、今日もマニアックな歌がたくさん歌えて本当に嬉しかったです!
今日歌った曲は・・・(全部は忘れました)
「TAKE ME HIGHER」「蝶」「Desert Eagle」「EXIT」「MISS YOU TONIGHT」「MAGMA」など。
デザートイーグルは、ラップ部分を歌いきれてよかったです。ちょっと失敗はありましたが、先週のリベンジは果たしました。
あとはラップの掛け合いをしたり、カラオケにいるけどV6トークを繰り広げたり、本当に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
どんなマニアックな話を言っても、みなさんちゃんと返してくださるんです。
ちゃんと分かっていただけるんです。
それがどれだけ嬉しい事か!
周りにあまりファンがいない分、嬉しくてたまらないです。
また、是非ともお会いしたいです。
本日は、皆様ありがとうございました。

初めて

初めてブログで仲良くさせていただいているお友達とリアルな世界でお会いしました。
ね?琴音さん^^
ブログで仲良くさせていただいている方はたくさんいらっしゃるのですが、お会いするのは初めての経験でした。とても緊張しましたが、いつも仲良くさせていただいているという事もありますし、V6が好きだという共通点がありましたから、大丈夫だろうとも思いました。
始めは2人とも緊張していたと思われますが^^;
さらに初めてなことを経験しました。4時間歌って全てV6の曲しか歌わなかったという・・・^^;(V6に絡むユニット含む)
会社の人の前で歌ったことはほとんどないですし、友人と行っても多少歌いますがみんなが知ってそうな歌しか歌わないですし。
でも!流石ファン歴10年以上の2人。
どんどんマニアックな曲を入れる入れる^^
もうだんだん楽しくなってきちゃって、1度も歌ったことのない歌をたくさん入れました。ラップの曲とか、失敗したけどめちゃくちゃ楽しかったです。
「SUPER FLY」とか、生まれて初めて歌いましたよ・・・。難しかった。キーが意外と高いし。恐るべきキャラメルボイス・・・。
私が歌ったのは、シュガーナイトメア、Desert Eagle、Honey、Hello-Goodbye、Black-out、Precious Song、スタートライン、夜汽車ライダー、Yo! You!!、蝶、僕の告白、Live show、Happy New Year’s Train、逃亡者−FUGITIVE−、グッディ!!、GUILTY、ユメニアイニ、SUPER FLY、トニセンメドレー(笑)、CHANGE THE WORLD(V6の曲を歌いまくっていたらこの曲が有線で流れていてびっくり!速攻で入れました)、Crezy World、2nd bell・・・あぁ・・・絶対もっと歌ってる・・・。
琴音さんは難しいラップの曲を歌い上げていてお上手でした^^
「選ぶ前に飛べ」をリクエストさせていただいたのですが、よく歌えるなぁとびっくり。そして驚いたのが「DO YO THANG」この曲を歌い上げるのは相当凄いですよ。この曲を知っている方なら分かるはず。
凄いなぁ。私は挑戦もあまりした事なかったから・・・。これから練習します!
あぁ・・・風邪が全快だったらもっと歌えたのに。だいぶ早い段階からダミ声になってしまったのがとても残念。
昔の曲から最近の曲まで。シングル曲も多少歌ったけど、アルバム曲やカップリング曲が多かったです。カラオケを終えた後に「スピリット」を歌わなかったことを思い出したくらい^^;でも、しまったぁ!っていう感じはあまりなく。それよりもいろんな歌をたくさん歌えたことのほうが満足でした。
はぁ・・・好きな歌をめいっぱい歌えるってなんて楽しくて嬉しい事なんでしょう。
そして、それからは近くのカフェでしばしV6論議を醸し出していました。同じV6ファンでも、思っていることが違う人がいますけど、そんな事もなく、言う事全部が互いにわかるわかる〜っていう感じだったので、安心しました。(そうですよね?)
コンサートの話とかテレビの話とかその他諸々、どんな細かい事でも話が通じるのが本当に嬉しかったです。
カフェでいつの間にやら2時間半くらいおしゃべりをしてました。
あ〜楽しかった。
琴音さん、私のだらだらとしたマニアックな話を笑顔で聞いてくれてありがとうございます。
とっても楽しかったです^^
オフ会、良いですね。

変色

2bec5889.JPG
わかりますかね、この写真。
私の足の指ですが^^;
両方の足の親指の爪はどす黒く変色。
そして右足の人差し指の爪はありえないくらいの青色に変色しております。
雪が降ってからマラソン練習を中断していたのですが、今年に入ってから週1で札幌にある「つどーむ」というところでマラソン練習を再開しました。
1周400m。毎回20周走ってます。
本当は毎日でも行きたいけど、家から車で30分弱かかるんです^^;
なので、週1で我慢。後は家で自転車をこいでいます。
昨シーズンは靴が小さかったのかよく靴擦れをおこし、水ぶくれができることもしばしば。親指の爪が変色しているのはそのせいです。
これじゃいかーん!と思い、先日ちょっと高めのランニングシューズを購入。
おにゅーの靴で練習していたのですが。
今日(30日)、走り終えて家に帰ってきたらびっくり。
爪がものすごい青い色に変色しているではないですか。
あんまり痛みはないんですけども。う〜ん。。。どうしたものか。
走り方が悪いのか、靴が悪いのか、靴下が悪いのか、私の足の形が悪いのか・・・。
私の足って、外反母趾気味で指が異常に長いんですよ。
だから靴下もすぐに穴が開いちゃう。
靴を履き慣らしていったら、改善されていくのでしょうか。
ちょっと最近の悩みです。

カラオケバトン!

琴音さんからカラオケバトンを受け取りました。
琴音さん、ありがとうございます^^
カラオケは大好きです。
歌うのが好きなんです。人前でも平気です。
私は70年代、80年代の歌を結構知っていて、歌詞や歌の雰囲気が大好きなので、会社の飲み会でも選曲には困らなかったりします^^
でも、やっぱり友達と歌うのが好きです。
でもでも、友達と会う機会自体が減っていて、最近カラオケに行けてません。
多分、去年の9月以来・・・。
そういえば、最近親に「カラオケに行きたい〜」と言いまくっている気が。
家族ともごくたまに行きます。
それでは、見てやるかって方はどうぞ、ご覧くださいませ^^
続きを読む

2009年読書記録と今年の反省

もう2009年も終わりますね。
今年は102冊読みました。去年は203冊だったのでちょうど半分ですね。
抑え気味にするといっておきながら結構読んでいますね・・・
やっぱり活字中毒なのかなぁ。
では、私の独断と偏見のベスト10です。
作家さん1人につき1冊としてます。(これが大変だった・・・)
今年刊行された本ということではなく、私が今年読んだ本なのでちょっと前の本もあるかと思いますが、ご了承ください。
第1位 「植物図鑑」有川浩
有川さんのラブコメが大好きです!こういうの、待ってました^^
やっぱり読んでいて幸せになれる本がいいなぁと思います。イツキみたいな彼氏が欲しいと思い、2人で川原での草花を摘むデート・・・いいないいな。
さやかと生年月日が同じっていう嬉しいこともあり。
こんなかわいい恋愛がしたいなっていう思いもこめつつ、1位です。
第2位 「退出ゲーム」初野晴
今年は初野作品をたくさん読みました。初野さんって兼業作家さんなんですよね。最初に読んだ作品が暗かったので、こういうコミカルな作品を出されるって言うのが意外でした。「初恋ソムリエ」もよかったけど、こちらにしました。どんどん出す予定という事なので、どんどん読んでいこうと思います。
第3位 「星間商事株式会社社史編纂室」三浦しをん
しをんさんの趣味の世界のような作品でした^^本当に面白かった。コミケのことも勉強になったし、星間商事に隠された歴史を知っていくのも面白かったし。エッセイも面白かったです。来年も未読の本を読んでいこうと思います。
第4位 「ROMES06 誘惑の女神」五條瑛
初読みの作家さんでした。難しいところもあったけど、展開が手に汗握る感じでどうなるどうなると読む手が止まりませんでした。まだこの作品しか読んだ事がないので、もっと読んでいきたいです。
第5位 「おさがしの本は」門井慶喜
図書館が舞台で、レファレンスサービスが取り上げられてるって事で凄く興味深かったです。面白かった!図書館員の情熱が素敵でした。他の作品も読んでみたいと思います。
第6位 「夜の光」坂木司
坂木さんの作品は今年は3冊読んだのですが、どれもよくってどれを選ぼうか本当に悩みました。「切れない糸」もよかったんだけど。4人の絆が素敵でした。近すぎず離れすぎず。でも、結束する時はすぐに会える。そういう関係、素敵だなと思います。
第7位 「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信
背筋がぞっとする作品ばかりだったのですが、やっぱり米澤さんは凄いです。ミステリを本当に読み込んでいるのが分かります。どれもどんでん返しで予想は全部はずれました。
第8位 「きのうの世界」恩田陸
今年、恩田作品を5冊も読んでいた事に驚きました。そんなに読んでいたか・・・。「訪問者」と悩みましたが、こちらの方が重くて深くて好きだと思ったので、選びました。そろそろ高校生ものも読みたいなーと思ってます。
第9位 「ガールズファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書」柴崎友香
柴崎さんの作品も5冊読んでいました。小説とはちょっと違うんですけど、27人の女性に話を聞いた報告書で、27つのいろんな話を聞けました。いろいろ私もくよくよ悩んでいるけど、みんな同じ事で、無理する事はないんだなってちょっと前向きになれた作品でした。
第10位 「今日もやっぱり処女でした」夏石鈴子
私が激しく落ち込んでいる時に、お勧めいただいた作品です。主人公の女の子とちょうど同い年で悩みが共感できて、好きな作品でした。

今年の後半から読むペースが諸事情により減りましたが、いろんな作家さんを読めて幸せでした。新しく読んだ作家さんも何人かいます。もっと新境地を開いたり、1人の作家さんの作品を読み込んだりしていけたら良いなと思います。

そして、今年を振り返ってみます。
今年も相変わらずな暗い感じでしたけど^^;でも、トータル的にはここ数年の中では良い1年だったなと思います。
一人旅も岩手、広島、東京と行って、とっても楽しかったし、仕事も前よりほんの少しだけ慣れてきたかなって思うし。
忘れていましたが、今年の初めにブログ名を変更して^^;
本だけではなくていろんな事を前以上にたくさん書くようになりました。マラソンのことや大好きなV6のことも。
そのお陰で今年はブログを通して、たくさんの人に出会えた1年だったかなと思います。V6のことも、駅伝の事も、身近に語れる人がいないので本当に嬉しかったです。
なにより今年1年間で印象的だったのは、
6年ぶりのカミセンコンサート。
あの時はカミセンも私も若かった・・・
昔はただ楽しんでいただけだったんだけど、今年はもしかしたら今後はどうなるかわからないやも知れないと思い(そんな事は絶対にないって信じてるけど!)遠征もしました。
カミセンのカミコンに懸ける想いも雑誌やテレビを通して知りました。
ほんっとうに感動的で幸せで、V6をずっと好きでよかったって再認識した年でもあります。
来年はデビュー15周年ですし、何かやってくれるかなって、ちょっと期待しています。ファンを大事にしてくれる人たちだから、きっと。
好きでいる事で、人に傷つく事を言われたり、辛い思いをした事もいっぱいあるけど、でも、私はずっと好きでいます。私、凄く一途だし。とっても魅力的な人たちだから。
そして、今年は私の中で小さな決意をしたことがありまして。今少し実行中です。
だから引き続き、本の更新は少し減ると思いますが、お付き合いいただければ幸甚です。報告できる日が来るかも、どうなるか分かりませんが。
そしてそして、昨年の雑記で一行だけ書いた「色恋沙汰」は残念ながらありませんでした^^;出会うようなことをしてないってのもありますけど。
一行しか書いていないのに、頑張れっていう書き込みを多くいただいて、恐縮しております。
変わらず女は磨いていこうと思います。
今はあまり彼氏が欲しいって思ってないので、まずは自分のやりたい事をいろいろできればいいなと思います。
男性恐怖症は社会人になった頃に比べればましになってきたので、磨いているうちに好きになる人に出会えればいいな。
今年の更新はこれで最後になります。
皆様、今年はお世話になりました。
来年も、よろしくお願いいたします。

V6バトン

琴音さんのされていたバトンが読んでいてとっても面白くて、私もやりたい!と思い、やってみました。
1年前にやったV6ファンに100の質問とあまり変わっていない気もしますが^^;
本当に、こういうところには時間を使うな、自分。
しょうがないから見てやるかって方は、「続きを読む」からどうぞ。

続きを読む

お知らせです

いろいろ思うところがありまして。
今、少しずつ行動に移している最中です。前途多難ですが。
あぁ、何言ってるかわかんないですね。ごめんなさい。
お知らせですが、しばらく本の更新が出来なそうです。
いつも本を読んでいた時間帯に最近は違う事をしているもので…
最近全然本を読めていないんです。
本のお話をする機会が、少し減ってしまうかもしれません。
ブログを休むわけではなく、V6のこととか、マラソンの事とか日常の事とか、そういうのは日々更新していきます。
皆様のブログにお邪魔しますし、TBとカキコも大歓迎です。
たまに本の感想も出てくるかもしませんが、暫く前のように頻繁には読めないと思うので…。
私の拙い本ブログを見てる方も少ないと思いますが、一応お知らせでした。
自己紹介
苗坊と申します。
読書とV6を愛してやまない道産子です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。過去記事にもコメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
Categories
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
Recent Comments
  • ライブドアブログ