食べる女【Blu-ray】 [ 小泉今日子 ]
とある東京の古びた日本家屋の一軒家、通称“モチの家“。
家の主は雑文筆家であり、古書店を営む・敦子(トン子)。
女主人はおいしい料理を作って、迷える女性たちを迎え入れる。
男をよせつけない書籍編集者、いけない魅力をふりまくごはんやの女将、2児の母であり夫と別居中のパーツモデル、ぬるい彼に物足りないドラマ制作会社AP、求められると断れない古着セレクトショップ店員、料理ができないあまり夫に逃げられた主婦、BARの手伝いをしながら愛をつらぬくタフな女・・・。
それぞれの日常からの解放は、美味しい食事と楽しい会話。
今日も、人生に貪欲で食欲旺盛な女たちの心と体を満たす、おいしくて、楽しい宴が始まる。
食べ物が出てくる映画やドラマってそれだけで何だか満たされるような気がします。食欲がある意味満たされるからなのだろうか。美味しそうな料理がたくさん出てくると、いつも作っているテキトー料理をもうちょっと手をかけて、美味しい料理を作って美味しいって思わず微笑んでしまいたくなるものを食べたいって思います。
今回登場したのは様々な想いを抱える女性8人の物語。多種多様な個性あふれる8人でしたねー。
私が1番なりたいのはトン子かな^m^大切な人がいなくなっちゃうのは嫌だけど、平屋に一人で主みたいに住んでいて、たまに友達に得意の料理をふるまう。一人暮らしていけるお金も仕事もある。いいわ、理想的だわ←
他の人たちには共感できなかった。なぜなら愛だの恋だのに興味がないから。正直恋は面倒くさいと思っていて、自分の事だけに自分の時間を使いたいと思っているから、恋に時間を使うなら料理の仕込みに時間をかけたい。いや、そこまでの仕込みのある料理はしないけど^^;例えです。
性欲と食欲は似ていると聞いたことがありますが、どっちかが満たされていれば両方満たされているような気になるのかなぁ。RG-12だからまあ色々あるんでしょうね…とは思いましたけど、セックスシーンはやたらと男が自分の欲を満たすためだけに女を利用してるとしか思えない描写が多くてげんなりしました。シャロやん(いまだにシャロやん呼び)とか、広瀬さんとか。沢尻さんのシーンはまたちょっと違うけど…。
人としては勝地君が演じた役が好きだったかな。ゲイだからか分からないけど物腰が柔らかで人の意見は年齢も性別も関係なく受け入れるし、人当たりが良い。なんか可愛かったですし^^
そして徹平ちゃんはいくつになってもプラトニックとか清潔とか純情とかそういう感じの役が似合いますね。褒めているんだけどどうなんだろう。まあ、それ以外にもいろんな役をやっているから言えることなんですけど。あ、この男の子も可愛いから好きかな。最後に車の中で2人でアイスを食べているシーンがたまらなく可愛かったです。
性欲とか食欲とか、小さく括らずに欲望の赴くままにという点で言えば、今の私もそうなのかも…と思いました。
仕事をして(嫌だけど)、お金を得て好きなことをする。やりたいことをする。それが出来ることが1番幸せなのかなと思いました。
ほぼ100%自炊だから私も料理が上手くなりたいなー!美味しい!って思わず笑顔になるような料理を作れるようになりたい。そして人にふるまえるくらいの腕前になりたいです。