「SFが読みたい! 2024年版」国内篇第1位著者が描く、本好きの、本好きによる、本好きのための本。
消えてゆく本
書けなくなった詩人
「本の魔窟」に暮らす青年
本であふれた世界に、希望はあるか?
本を、小説を、書くことを愛しすぎている人たち<ビブリオフォリア>の紡ぎ出す、どこか切ない未来。作家は、小説は、本は、どういう未来に向かっているのかーー
読書に関する特殊な法律が課された世界の作家 「ハンノキのある島で」
正確に訳すことが限りなく不可能なマイナー言語の日本で一人の翻訳者 「バベルより遠く離れて」
あらゆる小説を斬りまくる文芸評論家が出会った、絶対に書評できない本 「木曜日のルリユール」
書けなくなった元「天才美人女子大生」詩人のたったひとつの願い 「詩人になれますように」
「本の魔窟」に暮らす蔵書家が訪れた不思議な古本屋 「本の泉 泉の本」
いろいろな書き手のもとを巡っていくダブルクリップの旅と、本にまつわる5つの物語。
タイトルが気になって手に取りました。初読み作家さんです。お名前もずっと存じ上げておりましたが、手に取ったのも初めて。私が職場の昼休みにいつも本を読んでいるからか帯の「本好きの、本好きによる、本好きのための本」というキャッチコピーを見て、これは苗坊さんが読むべきでしょと薦められました(笑)
「ハンノキのある島で」は特殊な法律という面で図書館戦争を思い出しました。ベクトルは違えどどっちも生きていくのは大変そうです^^;
特に刺さったのは「詩人になれますように」ですかね。主人公の辛い気持ちがひしひしと伝わって来て、主人公が決意した時の描写は読んでいてもこちらが痛いと感じるようでした。
SFテイストで少しとっつきずらい作品もありましたが、自分に置き換えると本が自由に読めなくなるのは嫌だなーと思いながら読んでいました(笑)紙媒体は減りつつあるけど、やっぱり紙の本は後世まで残ってほしいです。
<講談社 2024.5>2025.9.1読了



















































