〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。

これ、本当の話なの…?と思いながら読んでいました^^;
若い世代と関わることがないからなのかもしれないですけど、本がここまで読まれていないことに衝撃を受けました。本を読むということに関しては別に好き嫌いがあると思うので、私はもっと本を読めなんて言わないですけど、何よりもショックだったのは、長い文章を読むことが苦手だけどその文章の写真を撮ったらチャットGPTが簡単に要約してくれるから読む必要がないっていう若者の言葉でした。そこ自分で読もうって思わないんだ…っていう^^;でも、その人が悪いわけではないですよね。そういう社会になっているんですから。
ただ、紙の本が好きだという人は年齢問わずいますし、この多様化している社会で本に固執する必要はないとは思いますが、本に救われてきた自分としては逃げ道の一つとして本もちょっと頭の片隅に入れてほしいなーと思ったりもしました。

<中央公論新社 2026.2>2026.7.4読了