読めないことにうしろめたさを覚える必要などない──情報が濁流のように溢れかえり、消化することが困難な現代において、充実した読書生活を送るための方法論として本書では「積読」を提案する。原理的に「完読不可能」である矛盾を内包する書物という存在を前に、人はいかに読書するのか。「ファスト思考の時代」に対抗する知的技術としての積読入門!
積読について著者の考えが滔々と書かれた本です(笑)その滔々さが心地よくて、著者さんの文章をずっと読んでいたいなと思いました。
私も積読本は結構あるタイプで、積読しているということに罪悪感を多少なりとも感じていたのですが、そんな罪悪感なんて感じなくていいんだと思わせてくれました(笑)
自分が読みたいように読んでいいのだと思わせてくれた気がします。
たくさんの哲学者や書評家などが登場していましたが、個人的に若松英輔さんの「本を読めなくなった人のための読書論」が紹介されていたのが嬉しかったです。私もこの本が好きなので…。
解説が三宅さんだったことも読みたいと思った理由の一つでした。また分析が凄い(笑)こちらも面白く読みました。
<イースト・プレス 2020.4、筑摩書房 2026.4>2026.6.29読了


