展覧会を一目見ることができたら、フェルメールに捧げる物語を書くときめ、作家の私はアムステルダムに向かった。(「フェルメールとの約束」)
パリで設計事務所を営む祖母に憧れ、建築の勉強をしている杏樹。祖母からシャルロット・ペリアンの写真を見せられ、衝撃を受ける。(「あの日のエール」)
リタ、碧海、芦花はハーバードの同級生。メトロポリタン美術館の学芸員であるリタの企画展のため久しぶりに鳥羽で集まることに。(「海からの贈り物」) ほか
表紙に大きくフェルメールの絵が描かれていたので、フェルメールに関する長編のお話なのかと思っていました。そうしたら、短編で最初のお話はフェルメール絡みだったけどそれ以外は違って、でもどの作品でも真珠が登場して少し繋がっている感じが粋!!!と思いました←
私のフェルメールとの出会いは映画でした。大学生の時に図書館にあった「真珠の耳飾りの少女」の映画を観たことがきっかけです。どうしてその作品を観たのかもはや覚えていませんが^^;多分タイトルに惹かれたのだと思います。そのお陰でフェルメールのことを知り、フェルメールの絵が好きになりました。
どの作品も素敵でした。短編なので少し物足りなさも感じましたが、それでも良いお話ばかり。特に「あの日のエール」のお祖母さんがとっても素敵。こんな風に年を重ねていきたい。
<幻冬舎 2026.3>2026.6.2読了


