名画で読む「音楽の秘密」
中野京子
祥伝社
2025-12-05


絵画は「見る」芸術、音楽は「聴く」芸術――しかし両者は、思考の奥で密かに響き合っている。ラヴェルやムソルグスキーが名画から音を掬い上げたように、画家たちもまた、筆で音楽を奏でようとしてきた。本書は、絵画がどのように「音」や「旋律」を描いてきたのかを、時代と作品を横断して読み解く試みである。静止した絵の中に流れる時間、沈黙の中に聴こえる響き――視覚と聴覚のあいだに潜む、美の秘密に触れたい人に贈る珠玉のアートエッセイ。

著者さんは様々なテーマで世界の名画を紹介してくださっています。今回のテーマは「音楽」絵画の中に楽器を持っている人が描かれていることはよくありますよね。神話の中の話なのか、モデルがいるのか、その1枚の絵画に込められた想いを解説してくださるのはとてもありがたいです。
私の好きなフェルメールの絵の解説もありました。そう言えばフェルメールの絵にも楽器が登場していました。楽器の視点でもフェルメールのことを知ることが出来て嬉しかったです^^

<祥伝社 2025.12>2026.4.28読了