大器晩成列伝 遅咲きの人生には共通点があった!
真山知幸
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2025-03-21


後世で「偉人」と称された人のなかには、人生の後半で成功した「遅咲き」の人が少なくありません。
「遅咲き」とは単に「年齢を重ねたのちに成功した」ということだけではなく、「学生時代にはまるで期待されていなかったのに、世界を変えてしまった」ような人物のことも含まれるでしょう。本書で紹介したようなアインシュタイン、エジソン、山中伸弥さんは、まさにそのタイプの「遅咲き偉人」です。
本書は、いわゆる「大器晩成型」の偉人たちが、どのように中年期を過ごしたのかに注目しました。今まさに、多くの人が中年期に直面する「ミッドライフ・クライシス(中年期危機)」を、偉人たちはどう乗り越えたのでしょうか?

こちらの作品で紹介された偉人の方々は、知っている方もいらっしゃれば割と現代の方で知らない方もたくさんいらっしゃいました。なので、こんな方がいたのか!と知る方もいて読んでいて面白かったです。特に気になったのは民俗学者の吉野裕子さんでしょうか。今回読んで初めて知りました。結婚されているのに自分が学びたいという想いのまま突き進んで大学に進学して研究を続ける姿がとてもかっこいいと思いました。人生100年時代と聞くと、私はちょっと絶望してしまうんですけど、そう思わなくてもいいのかなと感じられる作品でした。

<ディスカヴァー・トゥエンティワン 2025.3>2026.4.14読了