ふつうの人が小説家として生活していくには[本/雑誌] / 津村記久子/著 島田潤一郎/聞き手
若いころをどのように過ごせばいいか、働くとはどういうことか。
文章をどのようにして書いていけばいいのか。
小説家に聞いた4日間。
生きるヒントにあふれるロング・インタビュー。
夏葉社の島田潤一郎さんが聞き手となって、津村記久子さんの幼稚園の頃から小説家となった現在までの半生をインタビューしている作品です。
タイトルから小説家という仕事とは?とか、小説家としての毎日とか、そんな感じのものを想像していたのですが、想像とは少し異なりました。
聞き手ありの津村さんのエッセイというのが正しいような気がします。
私は津村さんの作品は「この世にたやすい仕事はない」のみ既読です。こちらもタイトルが気になって手にとった記憶があります。
津村さんが長い間会社勤めで二足の草鞋を履いて小説を書かれていたのは聞いたことがあります。凄いと思っていましたが、サイクルとしてそうなっていたというのが正しい気がして、なるほどと思いました。
津村さんと島田さんは同世代なので盛り上がることが多かったんですけど、私は少し下の世代なので、その盛り上がりを文面から理解することが出来ず(笑)少しもったいなかったなと思います。中学生の頃から私はV6しかほとんど聞いていないから…(笑)
そしておふたりは就職氷河期世代でもあります。文章で読んでいるだけでも鳥肌が立ちます。
そんな大変な就活を乗り越えて勤めた会社だから、簡単に辞めたくはないですよね。私もそうだったんですけど、津村さんと同じくパワハラが辛くて3年で辞めました。
津村さんの会社員時代から変わらない淡々さが素敵で、私も参考にしたいと思いました。何だか無駄に悩んでばかりだから^^;
<夏葉社 2025.12>2026.4.5読了

