大阪、下町。俊樹とフミ子の兄妹は早くに両親を亡くし、俊樹は「妹を守れ」という父との約束を胸に、がむしゃらに働いて妹を育て上げた。フミ子の結婚が決まり、ようやく俊樹の肩の荷が下りると思った矢先、2人が遠い昔に封印したはずの“秘密”がよみがえる。それは、物心ついて間もない頃のフミ子が兄に語り出した、不思議な記憶だった。2人が幼い頃そうしたように、俊樹は再びフミ子の“過去”と向き合うことに……。
優しくて、素敵なお話でした。
前世の記憶があったり、亡くなったお父さんやお母さんが登場して少しだけファンタジーが入っているけど、純粋に兄と妹の優しい物語でした。お兄さんは、なんでそんなに頑ななんだろうと思ったけど、ずっと働いて来て妹を育てて来て、そんな妹が別の家庭で家族のように接している姿を見たら、やっぱり悔しくて辛かったのかな…なんて思いました。
俺が必死で働いて育ててきた。勿論それは間違いないけど、でも、一人だけの力ではなくて。それをお兄ちゃんが結婚式の直前に分かって良かった。コマちゃんが良い味だしてたなー。かっこよかった。冗談で嫁になろうかって言っていたけど、きっと本心も入っているよね…なんて思いながら。
最後は切なかったけど、でもきっと、どちらの家族にとっても、前に進んでいくためには仕方がなかったのかな。カラスと話せる(笑)素敵な旦那さんも良かったです^m^
原作はだいぶ前に出ていた作品で、タイトルの意味をずっと知らずにいたのですが、20年以上経って知ることが出来て良かったです(笑)


