80代半ば、老人でいることにも飽きてきた。ひとつ、「最後の勉強」でもしてみるか。
「老化につれて狭くなった私の世界の外で、新しく魅力的な知的世界が着実に築かれつつあるらしい」――伊藤亜紗、斎藤幸平、森田真生、小川さやか、千葉雅也、藤原辰史……40歳以上若い世代の知性にふれ、読むよろこび、学ぶよろこびを生き生きと綴る読書エッセイ。
タイトルが気になって手に取ったのですが、もともとのタイトルは「もうじき死ぬ人」だったんですね(笑)ちょっとシュールすぎると思うので、こちらのタイトルでよかったと思います(笑)
80代半ばになっても読書欲が衰えず、また50歳近く年の離れた方々の著作も興味深く読まれていて、頭の柔らかい方なんだなと感じました。
最後の付録的あとがきがとても気になりました。体調は大分回復されたのでしょうか。「もうじき死ぬ人」なんておっしゃらずにこれからも読書を続けて、本を書いていってほしいと思います。
<新潮社 2024.12>2025.12.11読了


