乳幼児の人気は不動のトップ、アニメや本におもちゃや食品など関連グッズを含めれば今や9兆円の巨大ビジネス。おなかが空いた人に自分の顔を食べさせる不思議なキャラクター、アンパンマンはどのように誕生し、国民的ヒーローとなったのか。愛する人たちとの別れ、過酷な戦争体験、幾多の天才からの高い評価、最愛の妻の支え……生みの親である漫画家やなせたかしの生涯をたどりながら、その秘密を解き明かす。

著者さん、柳瀬さんという苗字だから親戚なのかと思ったら偶然だったんですね…凄い。と、まずそこから気になった作品でした(笑)朝ドラが始まる前に出版された作品なんですね。
乳幼児や未就学児に圧倒的な人気のアンパンマンはなぜ人気なのか、そこに焦点を当てた解説はとても興味深かったです。私はいつからアニメを見ていたのか覚えていませんが、覚えていないくらい前から目にしていたと思います。始まったころ乳幼児ではなかったけど(笑)小学1年生の時にアンパンマンのお面をつけて運動会で踊った思い出もあります。
きっと、やなせさんが子どもも一人の人、一人の読者として捉え、真摯に向き合っていたからこそ子供たちが応えたのではないかと思います。朝ドラを思い出しながらの読書ですでに懐かしさすら感じました(笑)やなせさんの事は前から好きでしたが、もっと好きになりましたし、読んでいない著作も読んでいこうと思いました。

<新潮社 2025.3>2025.12.9読了