一七世紀、セイラムの魔女狩りを描いてマッカーシズムを鋭く批判した傑作「るつぼ」と、ブルックリンの両岸を舞台にギリシャ悲劇的手法でイタリア移民の破滅を描く「橋からのながめ」を収録する。
舞台「るつぼ」のチケットが無事に手に入りそうだったので(笑)予習ということで読みました。
内容を全然知らずに読んだのですが、17世紀のアメリカで実際に起こったセイラムの魔女裁判を基に作られた戯曲なんですね。魔女裁判と聞くと「TEXAS」を思い出すんですけど…。洗脳は怖いです。悪くないものもみんなが言えば悪いものになる。牧師の娘が友人と森で踊っていたの見つかったことから始まる魔女狩りの連鎖。悪魔崇拝の告白を強要される。告白すると釈放、しなければ絞首刑。黙秘すれば拷問…辛すぎる。舞台はどこまでやるのか分からないけど、怖い予感しかしません^^;ここまでひどくなくても、魔女裁判のようなものは現在でもありますよね。SNS場などで特に。今に通ずる闇が描かれているから、アーサーミラーの作品は今も色褪せることなく、舞台で活躍しているんですね。
<早川書房 1984.12>2025.12.1読了


