近藤麻琴は、大手不動産会社「グリーンホーム」の賃貸仲介部門に勤めて14年。中堅どころとして仕事にも慣れ、年若い部下と「昭和」から抜けきれない上司に挟まれながら、譲れない条件だらけのお客さま相手に「そんな部屋はない!」と内心叫びながら奮闘する毎日。
息抜きは、親友の仲島恵が店主を務める居酒屋『慈雨』や、風変わりなマスターがいるバー『LR』に仕事帰りに立ち寄って、美味しいお酒と料理を楽しむこと。
人生の節目に立ち、住まいを探すお客さまを通して、自身の人生についても迷い、考える麻琴。長く付き合う恋人と結婚するのかしないのか、子どもはどうする? 仕事はーー?

こちらの作品の舞台は不動産屋さんです。
私も何度か利用したことがありますが、お客様の要望に応えて部屋を探すって本当に大変だと思います。思わぬクレームもワガママもたくさんありそう…。でも真琴は気が強そうだからこのお仕事が向いているんでしょうね(言い方)36歳という年齢と彼氏との関係と。何だか胸が痛くなるエピソードも多々ありましたが^^;まあ、彼氏とは別れて正解だったと思いますけどね。双方に言い分はあると思うけど、何となくの関係を続けるよりはスパッと別れてしまった方が良いと思うけどな。
最後に素性が分かった渚さんみたいに、一人で生きていける女性って憧れる。私も結果ひとりで生きているけど、まだ気持ちが不安定だからなー。お客に関してはイライラする人も多くて辟易しましたが、ストーリーは面白かったです。

<講談社2025.5>2025.9.8読了