恋と宝石。
「宝石の価値ってそんなに重要?」
思いがけない彼女の言葉がぼくを心地よく壊す。
当たり前を超えていけ
「いや、ごめん要らないわ、これ」
「は!?い、要らないってお前……嵌めてみもせずに!?」
横浜で三大続いた宝石商(ジュエラー)の嫡男・大江頼任と、彫金を家業とする職人の娘・黒江彩。
最初のデートで頼任が贈ったリングを突き返してから、二人の関係は「メシ友」と「恋人」の間で謎のまま。
頼任の店のお得意様のブライダルジュエリーのオーダーを皮切りに、クロエがジュエリーデザインを引き受けるようになってから、二人の関係性が変わっていく。
宝石をのぞくと見える美しい別世界。これを表現できるのは彼女だけ。
有川さんのラブコメ、久しぶりに読みました。
正直私は宝石に全く興味がなく、20歳になった時に祖母が買ってくれた誕生石のペリドットをあしらったネックレスと指輪を持っているくらいしか手元にありません。そしてそれすらあまり身に付けない(ばあちゃんごめん)なので専門用語が飛び交いまくっていましたが、初めて聞く言葉ばかりでした。
大江と黒江の言葉の掛け合いが有川さん節炸裂で、こんな感じだったなーと懐かしさを感じつつ(笑)読んでいました。ただ、自分の年齢を言い訳にしたくないけど、読んでいくうちにちょっとこの会話に疲れてしまって^^;ちょっとショックでした←
オオエは鈍すぎるなーと榊と矢内のように思いながら読んでいましたけど、まあ、良き展開になって良かったです。双方の親とも良好そうでなにより。
素敵なハッピーエンドで良かったです^^
<講談社 2025.6>2025.7.9読了


