長い下積みを経てスターとなった女優が撮影中に倒れる。彼女は食べ物を一切受け付けない奇病に冒されており、やせ細るばかりだった。さらにその奇病をブラック・ジャックでも治療できないと知り、絶望した彼女は…。

坂本くん出演中のミュージカル「ブラック・ジャック」の元となった作品がU-NEXTで見れることが分かったので見てみました。1993年制作なことに驚き、声優陣もとても豪華です。ミュージカルの舞台は日本ですが元ネタは海外だということは知っていました。数ある作品の中、どうしてこの作品を選んだのか気になるところですが、内容が違うところはもちろんありましたが面白く観ました。こちらは50分ちょっとの作品です。
ミュージカルと違うところは映画の監督が女優の幼馴染の兄だったことですかね。病気のヒントはこの監督さんが教えてくれました。関係性を知って納得しましたよね。あと1シーンとはいえ行方をくらませている女優に対して撮影を待ってくれるとかなかなかないと思うんですよ。でも、オーディションを勝ち取ったのはミシェルの実力。妹の幼馴染と知ったのは選んだ後だったということもさりげなく入っていたのが良かったです。
ブラック・ジャックが見ていた患者が安楽死を選んでキリコを頼ったくだりまで一緒だったのかと驚き、自暴自棄になったミシェルを助けたところも同じだったんだなぁとミュージカルと比べてみるのも面白かったです。
そしてミュージカルでは言語化されていましたが、キリコはむやみやたらに安楽死を勧めているわけではないということも分かります。ミュージカルの中でも生きたいと思っている人は殺さないとはっきり言っていましたよね。今回は協力者でした。
原因が戦争が生んだ産物と言うのも同じで、ミュージカルは舞台が日本なので第二次世界大戦の頃の話になっていましたが、こちらは第一次世界大戦でした。本当に、戦争は何も生まない…。
結末は分かってはいましたが本当に良いラストでした。この作品をミュージカルに選んでくださり、ありがとうございますと言いたいです。