イクサガミ 人 (講談社文庫)
今村翔吾
講談社
2024-11-15


東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り23人。
人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。
血飛沫の舞う戦場に神と崇められる「台湾の伝説」が現れ、乱戦はさらに加速する――!
数多の強敵を薙ぎ倒し、ついに東京へ辿り着いた愁二郎と双葉を待ち受ける運命とは。

シリーズ第3弾。
3弾にして参加者の名前が冒頭に掲載されていて圧巻でしたね。この人数が殺し合いをしているのかと思うとぞっとしますね…。
いよいよゴールが近づいてきて、生存者も少なくなってきました。
そして今作が1番参加者が「蠢毒」に参加したエピソードが書かれていて、切なくなりました。みんな思い思いにお金が必要で、そして思いも虚しく死んでいった人もいて…。愁二郎の義兄弟も。
最後までハラハラしましたが、いよいよ最終局面ですね。
物凄く気になる感じで終わっているので、早く続きが読みたいです(笑)それにしても、ドラマの撮影は終わったのだと思いますが、原作は発売されていないけど映像は完結しているんですかね。
ゴールである最終地点で何が待ち受けているのか、怖いけど楽しみにしています。

<講談社 2024.11>2025.6.4読了