2023年12月に行われた「Live!図書館員のおすすめ本」イベントを文字化した記録(いわばマスター版)と,それに参加者と仕掛け人による「アフタートーク」を加えて中身を磨いた「リマスター版」が,遂に完成しました。
プロローグとして「図書紹介事業委員会のご紹介」,委員2人によるクロストーク「君はなぜその本を推すのか」,書評家,出版プロモーター,図書館員によるパネルトーク「われわれはなぜ本を紹介するのか」,参加者との質疑,アフタートーク「時は来た!」を収録しています。
図書館員が本を紹介することの意味,その仕事が図書館を越えて出版の世界,広く読者へ届くためにできることなど,これからの図書館と出版を考える必読書です。
図書館雑誌に毎回掲載されている図書館員のおすすめ本のページはいつも楽しみにしています。小説を選んではダメらしく、だからこそ紹介する図書館員さんの個性が出ていてなおのこと面白いと思っています。自分が興味のある分野だったりすると参考にさせていただいたりしています。といいつつも、知人にいきなりおすすめの本を教えてと言われるのは苦手です。その人の読書歴が分からないと薦められないですよね。難しいです。
実は最近、私もこちらのコーナーに投稿をさせていただきました。親くらいしか知らないけど。一人くらいは参考にしてくれていたら嬉しいなぁ。
<日本図書館協会 2024.11>2025.3.15読了