「○○なとき」→こんな本を処方、という形式で書評していきます。
《効用一覧》
ディケンズ『荒涼館』→「まっとうに生きよう…」と仕事へのやる気が起きます。
司馬遼太郎『坂の上の雲』→おじさんおばさんであることを受け入れられます。
浅田彰『構造と力』→恋のエネルギーを学問へのエネルギーに変換できます。
高野文子『るきさん』→残業で疲れきった夜も、なんだかご機嫌になれます。
風呂にはいりたくないとき→さくらももこ『たいのおかしら」、怒られた日の夜→豊島ミホ『夏が僕を抱く』、合コン前→『風と共に去りぬ』『アンナカレーニナ』、死にたいとき→立花隆『臨死体験』ほか。
三宅さんがオススメしてくれる本が気になって手に取りました。
既読だったのは「凍りのくじら」「酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記」「きのう何食べた?」「ガラスの仮面」の4作でした。「嵐が丘」はガラスの仮面で登場しているので若い頃のことだけは知っています(笑)どの作品も、読んだことはあっても自分の感情がどんな時かまでは把握していなかったと思うのでためになりました(笑)
気になったのは「荒涼館」と「トーベ・ヤンソン短篇集」です。トーベさんの本は育児が辛い時だから会わないかもしれないけど(笑)「荒涼館」は仕事に行きたくない時に読む本なのでとても気になりました^m^長そうなのでいつか読めるかなぁ…。
<幻冬舎 2019.9>2024.11.23読了