雪深い冬の北海道。札幌市の路地裏に佇む『くま弁』では、大晦日に常連客が集まって忘年会が開催されることに。千春は会社の後輩・宇佐小夜子と一緒に参加するが、彼女は何やら大晦日に「嫌な思い出」があるという。その苦い記憶を払拭するため、ユウはとびきり特別な弁当を作ることになって? 一方、千春はユウとの将来が見えず、不安な気持ちを募らせていき……? 美味しいご飯は人の心を繋ぐ。北のお弁当ものがたり第4弾!

前回少し話題になっていた千春の異動の話、ユウにも伝わってしまいましたね…。東京に戻るまであと1年あるようですが、千春はどうするのか、気になります。
最初の太りたいと思っていた女の子に関しては千春によって目が覚めてよかったですよ。人に依存はいろんな意味でよくない。ちゃんと前を向けてよかった。
千春の後輩、宇佐の実家の話のモヤモヤはわかる気がしました。でもそうやって実家のことを考えられる、優しい人なんだなとも思いました。実家に対する考え方も少し変わったみたいでよかったです。
第5弾も読むのが楽しみです。

<KADOKAWA 2018.11>2024.11.4読了