合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うことに。そんな二人がカラオケを通じて少しずつ打ち解けてきた頃、“ある事件”が起きてしまう。果たして二人の運命は!?
ヤクザと中学生がカラオケに行く話と聞いて(内容がざっくりすぎる)気になっていた作品をようやく見ることが出来ました。冷静な聡実くんと熱い狂児のコンビが面白すぎました。何を考えているか分からないところがある聡実君だけど、狂児に対して合唱を3年頑張ってきたという話をしたときの熱いセリフを聞いて、内に秘めるタイプなんだなぁと思いましたね。熱い男じゃないとヤクザがいるって分かっているところに乗り込んでいけないよね。あれは凄かった…。まさか「紅」に泣かされるとは思わなかったな〜。魂のこもった歌声でした。エンディングの後の1シーンも最高でした!ニヤニヤしちゃう。