「私の著作活動は、この一冊のためにあった」――ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』の著者・瀧本哲史さんが全国の中学校を訪れて開講した特別講義「未来をつくる5つの法則」のエッセンスが本になりました。これからを生きる14歳に、そしてかつて14歳だったすべての人に届けたい一冊です。
14歳の未来ある若者に向けての作品。それでも大人が読んでも面白い1冊でした。
沢山の未来を切り開いた人たちが登場しましたが、1番印象的だったのはベアテ・シロタ・ゴードンさんでした。日本国憲法の女性の権利の文面を書かれたのがユダヤ人女性だったなんて初めて聞きました。何で誰も教えてくれなかったの?←
他にもサッチャーさんの旦那さんや緒方貞子さん、伊能忠敬さんなど様々な方の生き方が丁寧に書かれています。とても面白かったです。
なぜ人は勉強しなければならないのか。それは「魔法」を使えるようにするためっていう答えが良かったなー。
<講談社 2016.7>2024.10.2読了