元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。兄と涼彦は20年ぶりの再会だという。しかし海里は涼彦に巻き付く「マフラーの霊」をみてしまい……。
シリーズ4冊目。こちらのシリーズを読んでいて薄々感じていたんですけど、サブタイトルがネタバレになってることが多いですよね(笑)
今回また新しい方が登場しましたね。海里のお兄さんの高校の同級生の仁木さん。
海里がマフラーの霊を見たことで仁木の過去を知ることになります。まあ読んでいたら大体仁木の過去は何となく予想は付きましたが、それでも一本気で真面目な人なんでしょうね。だからこそ彼女も彼に惹かれたわけだし、仁木も刑事として第二の人生を歩み始めたわけで。
そして仁木自身の恋愛に対してもすぐ片想いの相手の予想が付きましたよね(笑)道ならぬ恋だしとても切ないけど、惚気話を話すことが出来る海里に会えたことは良かったんじゃないでしょうか(笑)
こうして少しずつ時間が経過して、登場人物が増えていくのは楽しいです。次回も楽しみです。
<KADOKAWA 2015.8>2024.6.30読了