真夜中営業の不思議な定食屋、ばんめし屋で働き始めた、元イケメン俳優の五十嵐海里。常連客の作家・淡海先生とも仲良くなり、順風満帆のはずが、後輩の若手俳優が店を 訪れたことで、またもや嵐が巻き起こり……。
若手俳優がお店に来たことで何となくそうなるだろうなぁという予想が出来ましたがやっぱりそうなりましたね←
お店に詰め掛けてきた報道陣に対してピシッと言った姿はかっこよかったけど、少しでも未練のあった芸能界が本当に幻になってしまったようで少し可哀想だなとも思いました。とりあえず濡れ衣だった事だけはいつか分かったらいいなぁ。
そして淡海先生のことも少し明らかになりましたね。淡海先生が主催している劇団の朗読劇の手伝いをすることになった海里が見つけたジャージ姿の女の子。再び幽霊と関わることになったわけですが、先生が13年間抱えていた辛さを少しでも和らげることが出来たのなら良かったなと思います。
マスターもなんだかワケありっぽかったですね。いつか分かるのでしょうか。
<KADOKAWA 2015.1>2024.6.28読了