文化人類学の学徒たちが“地図にない島”で遭遇する!
異様な世界(クローズド・サークル)、異常な殺戮(ジェノサイド)、異形な真実(アルゴリズム)!
帝旺大学人文学部文化人類学科の最強頭脳集団・桐村研が現地調査に赴いたのは、国家に隠匿された地図にない島ーー鳥喰島。
江戸時代に囚人の流刑地とされたその孤島には、身体を切断する成人儀礼を始めとする奇習を存続させた〈鷲族〉と〈鴉族〉が存在していた。
“欠落を美と見做す”彼らの閉鎖世界で発生する連続殺人……これは無計画の連鎖か、計画された虐殺か?
惨劇を追認する推理の果て、異形の真実が剥き出しにされるーー!
気持ち悪かった…←体の一部を喪失したり切断したりしているという設定も怖いのにジェノサイドにカニバリズム。気持ち悪いのオンパレードでした^^;
気持ちが悪いけど(何回言うんだ)展開が気になるのと犯人が誰なのか気になって一気読みでした。
真相も二重にも三重にもなっていてやられたと言いますか気づかなかったと言いますか…してやられました。
そして最終的なアレは一体どういう…。ファンタジーみたいになりましたが…。「酉鬼」の存在も異形も異形で凄かった…。上手く言えないけど凄かったです←
<講談社 2024.3>2024.6.17読了