もしぼくが本だったら
ジョゼ・ジョルジェ・レトリア
アノニマ・スタジオ
2018-03-01


「もしぼくが本だったら……」ではじまる、詩的な文章と現代的なイラストレーションが魅力の、ポルトガル生まれの絵本。広い世界で心が迷子になったときにそっと私たちに寄り添って、新たな道やヒントをくれる「本」の力をあらためて感じる一冊です。

本が擬人化され、本の気持ちになって読む本です。
本がこんな風に想ってくれていたら嬉しいなぁと思いました。
そして自分が本だったらどんな風に思うかななんて空想もしてしまうような。
改めて本が好きだと思ったし、大切にしていきたいと思ったし、人生の友であり糧であると感じました。

<アノニマ・スタジオ 2018.3>2024.6.8読了