清霞の過去と、美世と清霞の新たな生活の物語。珠玉の短編集
五道佳斗の父に対異特務小隊に誘われていた学生時代の清霞。夢と任務の狭間で起きた事件とは……軍人として生きる清霞の原点と「土蜘蛛」との因縁が明らかに。さらに美世と清霞の新婚生活をえがいた短編を収録。

幸せな結婚式を終えてもまだ新刊が出るのか!?と思ったら短編集だったんですね。それにしても最初の話以外は一の頃の原形をとどめていないくらいの甘々な2人に叫びそうになりながら読みましたよね←
「霖雨がやむとき」は清霞が軍人になる決意をしたときのお話。佳斗との関係も分かりましたけど、殺したいほど憎んでいた清霞に今はべったりでまとわりついているから途中何があった…?って驚きましたよね(笑)最後のお話で当時が若気の至りだと思っていることが分かりましたけども。
そしてそれ以外はほぼ清霞と美世の日常のお話で甘すぎてこんなに甘くて良いのか!?と何だか違うドキドキも入り混じりながら読みました←
まあ、色々ありましたけど、幸せになって良かったです。もうこれで見納めかな。

<KADOKAWA 2024.3>2024.5.27読了