王と枢機卿の争いは続く。ダルタニャンは三人の騎士たちとの友情を守り、愛する人に心を捧げながら、剣をふるう。宗教の対立、国と国との争いを背景に、腕を競い、策略をめぐらす騎士たちの活躍。
上巻に続けて下巻も読みました。
下巻はほぼミレディーとの対決みたいな感じでしたね。それにしてもなんと極悪非道なミレディー。そしてアトスとの過去の関係も分かり、今後ミュージカルを観劇すると考えると(まだ申込すら来ていない)ここは大きく取り上げるだろうななんて思いながら読んだりしていました。ダルタニャンが恋焦がれていた女性の末路が切なく哀しくて、そんな展開になると思わず驚きましたが、4人の騎士たちがそれぞれ活躍するこの時代のヒーローもののような気がしました。
今回は児童向けを読みましたが、本当に観劇が決まったら←大人向けのも挑戦してみたいなと思います。それにしても最後に対決するミレディがシルビアさんとか想像するだけでもドキドキしてしまう…!早く観たい…!というか、当たると良いなぁ…
<岩波書店 2002.12>2024.5.3読了