丘晴人は、君立市君乃町に住む中学2年生。両親が「有限会社オカリナ探偵局」という私立探偵事務所を営んでいるため、町の有象無象の面倒事や困りごとや事件が舞い込む。
両親の手伝いで事件に立ち会う中で、晴人が目にした数々の不思議な事件。
これって、幽霊がやったとしか考えられない――。
事件解決の糸口を見いだせない晴人がひょんなことから出会ったのは、廃墟に住む、白衣を着た女博士。「ひらめき研究所」の看板を掲げながら、謎の発明に日夜没頭する博士に事件を相談するのだが――。
その事件の犯人は、幽霊? それとも人間?
東川作品久しぶりの新刊ですね。
相変わらず会話がぶっ飛んでいて面白いです(笑)今回のバディは自称天才発明家と中学生。中学生の丘晴人の両親は私立探偵事務所を営んでいる。何だか予想通りだけどお母さんが仕事が出来る所長でお父さんはポンコツの平社員^m^そんな2人を冷静に見ている息子みたいな感じですかね。ひょんなことから知り合った科学者の暁ヒカルと街で起こった出来事を探るようになります。
ストーリーもぶっ飛んでいればトリックもなかなかにぶっ飛んでいて面白かったです(笑)
発明家と中学生のコンビはなかなか凸凹で面白かったのでまた登場して欲しいです。
<ポプラ社 2024.2>2024.4.10読了