水守響呼は、妖怪や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力の持主。「竜宮ホテル」で猫耳のひなぎくと生活をスタートさせた。穏やかなクリスマスをむかえる竜宮ホテルに、またも珍客が? 街角の歌うたい愛理と、謎のたびをする魔法使い佐伯老人の物語!
今回はまるっとクリスマスのお話。
ホテルで生活をし始めた響呼と猫耳のひなぎく。ひなぎくは人の住む町に降りてきて1番楽しみにしていたのがクリスマス。サンタクロースに会いたくて始めは捕まえようとしていたのが面白かったです(笑)そんなことをしたらサンタさんが可哀想^m^
佐伯老人と孫のキャシーのお話も良かったし、安斎先生のお話も素敵でした。でも今回はなかなかダークな内容もあって、ドキドキしながら読みました。キャシーが無事で良かった。
愛理の話も切なかったけど救いがあって良かったです。出てくる人たちは皆幸せになってほしい…
次作も気になります。
<徳間書店 2013.12>2024.4.7読了