古代の大規模魔術の成功と引き換えに、意識を失ったローゼマイン。フェルディナンドと魔力を繋ぎ、女神に断たれた記憶の海を辿ってゆく。
領主の養女として旅立つ以前、兵士の娘だったあの頃。大切に育ててくれた家族、愛してくれた彼ら――。下町の人々との思い出が蘇る。
「……みんな……大好き」
そして、始まる建領のための忙しい毎日。ユルゲンシュミット初の未成年領主の就任によって、図書館都市アレキサンドリアの歴史が幕を開ける。
「皆様に祝福を!」
全てを夢物語では終わらせないビブリア・ファンタジー完結!
大増書き下ろしに加えて、椎名優描き下ろし漫画「四コマ」「アレキサンドリア〜ある晴天のバルコニーにて〜」を収録!
あぁ…終わった…終わってしまった…読み始めはまさかこんな終わり方になるとは想像もしていませんでしたよ…まさかローゼマインがアウブになるなんて!新しい国を作っちゃうなんて!フェルディナンド様と婚約するなんて!!!っていうか、フェルディナンド様、ローゼマインに対して愛情を持っていることは分かっていたけど、最終巻になって突然甘々になってません?そんな片りんありましたっけ?いや、ローゼマインが成長したあたりから露骨になった部分はあったような気がしなくもないけど←ローゼマインが息を吹き返さないかもしれないと思って助かったから素直になったのか?まあ、ローゼマインでありマインであり麗乃時代ですら知っているフェルディナンド様だからこそ、2人は一緒になれたんだろうし、フェルディナンド様がローゼマインやその家族たちとの関わりを知ったことで救われたこともたくさんあったんだろうと思う。それが良く伝わりました。
アレキサンドリアで暮らすことになって、家族とマインとしてまた関われるようになって本当に良かった。家族の会話がもう何年も出来ていなかったなんて信じられないくらい普通でそれがとても良かった。カミルはちょっと可哀想だったけど(笑)扉絵が無くてなんでだろうと思ったら最終ページにあって、その絵が泣きそうになるくらい幸せそうで本当に素敵でした。そこだけ何度も何度も読み返しました。
本編は終わってしまったけど、短編集は出るようなので楽しみにしています。個人的にダームエルとフィリーネの関係もじれったかったけど急に接近してたからそれも気になるし、そのほかの皆さんのことも気になります(急にざっくり)
<TOブックス 2023.12>2024.4.2読了


