長谷川平蔵は「人物は宜しからず」――。天明七年、八代将軍吉宗の孫・松平定信が老中首座に任じられた。賄賂の田沼時代からの脱却を目指した寛政の権力者・定信が集めさせた、江戸役人たちの発言や噂話。出世欲、保身、家庭の悩み――当時の役人の生態が赤裸々に書き留められた希有な記録『よしの冊子』を読む。
現在「大奥」で舘様が演じている松平定信。だんだんトチ狂ってきて(笑)一体どんな人だったのだろうと気になり、読んでみました。田沼によって松平家に養子に入らなければ第11代将軍になっていた可能性があるとか、それは性格も歪んでしまうよね、と思ったり(笑)
そして本当に優秀な人だったんでしょうね。じゃないと歴史上にこんなに後世まで名前が残らないですよ。家臣たちの定信とのやりとりが残っていて、それぞれがどんな仕事ぶりでどんな評価だったのかが分かって面白かったです。
長谷川平蔵は定信とはあんまり相性が良くなかったようで意外でした(笑)
<KADOKAWA 2018.11>2024.3.15読了


