お金がない、推しのグッズは増える、孤独死は嫌だ!
そんなわけでアラフォー女子がはじめた快適ルームシェアの日々。
一生を約束したくはないけれど、淋しいから誰かと暮らしたい、推しのグッズは増える一方なので広い部屋に住みたい、節約して将来への不安に備えたい…意見の一致したオタク女子4人がルームシェアをすることに!
本名すら知らなかった仲間との生活は、オタクならではの出来事や会話が飛び交う毎日で、全然キラキラしてないけど、すごく楽しい。そんな4人が同居に至るまでと、春夏秋冬の暮らしを綴った、ゆるっと日常エッセイ。
ネットを見ていてこちらの作品を知り読んでみました。何の記事だったかは忘れました(笑)
オタクとか諸々関係なく、私は自分が立ててない物音が聞こえるのが苦手なので、ルームシェアは無理だろうなとは思ったのですが、4人の利害関係の一致とこの環境を楽しんでいる感じはひしひしと伝わってきて面白く読みました。
全くの他人が一つ屋根の下で暮らすという環境が、とてもリアルに伝わってきました。オタク友達と言う距離感がちょうど良いのかなぁと思います。寄りかかり過ぎず、ちょっと緊張感も持てるような。そして何かあったら誰かしらが知恵を出して何とかする感じもとてもカッコイイ!凄いですね!
この著作が刊行されて3年半が経過していますが今でもルームシェアをしているのでしょうか…ぜひ続編も出してほしいなと思います。
<幻冬舎 2020.9>2024.3.12読了