「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。別れと出会いと「なんで?」を乗り越えて、アンちゃんも新しい扉を開きます。東京デパートの食品売り場から、たくさんのはじめての場所へ……。甘酸っぱい謎と和菓子の世界が、あなたをお待ちしています。
シリーズ第4弾です。お久しぶりですね。
アンちゃんが本当に素直でいい子でみんなが大好きなのが分かります。
椿店長が栄転で異動し、新たな店長がやってきます。男性が苦手なアンちゃんでしたが新しい店長はガタイのいい男性。物腰は柔らかくいい印象でしたが不思議な言動を取るときがあり、アンちゃんは疑問を持ちます。お客様とのお話に割り込まれるとか私だったらただただイライラするだけだと思うんですけど←アンちゃんはそれがどうしてなのか推理をして答えを導き出します。なるほどー。お年寄りとお子さんに優しい素敵な店長さんだと思いました。ちょっと気にしすぎだとは思いましたけど^^;しっかりと働いている人にちゃんとした対価をと考えているところも好感が持てました^^
立花さんがずっと元気がないのが気になりました。どうしてなのかと思ったらアンちゃんとの関わりだったんですね。立花さんは乙女だから全然気にしなくていいのに←でもまあやっぱり気になっちゃうのかなぁ。ここはアンちゃんが素敵でしたね。それぞれが未来を考えて少しずつ前に進みだしていて、いい終わり方でした。
<光文社 2023.10>2024.1.11読了