時は大唐。後宮で失踪した姉に代わり、弟の高玉蘭は身代わり妃として奮闘中だ。
夏の初め、玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃の発案で、後宮の妃嬪が集う盛大な宴が開かれることに。
そこには高名な詩人・李白も招かれていた。
しかし彼は楊貴妃ではなく玉蘭に詩を捧げた上、酒に毒を混入した疑いをかけられて……。
掟破りな公主様や、後宮に起こるという火焔妃の祟りなど、夏の後宮は事件に満ちて。
毒妃と身代わり妃の後宮事件簿、第2弾!

前回は消えた姉の手がかりのようなものが少し出てきましたが、今回は出てこなかったですね。
玉蘭は努力してお姉さんの身代わりを務めていると思います。
楊貴妃も玄宗も登場して、史実も絡んでいるからどう話が進んで行くのか楽しみです。
李白はこれからも登場するのかな…。食えないやつだなと思っていたんですけど←
次回はもう少しお姉さんの情報が出てくると良いな。

<KADOKAWA 2023.8>2023.11.16読了