美世と清霞、ついに祝言――
様々な困難を乗り越えて、ついに迎えた祝言の日。
美世は朝から気が気ではなかった。
前日に緊急の呼び出しがあり仕事に向かった清霞が、婚礼のはじまる時刻が近づいても帰ってこないのだ。
花嫁衣装に身を包み、「誰よりも私が、明日を心待ちにしている」という清霞の言葉を信じて待つ美世。
けれどその裏では、五道と深い因縁のある強力な異形の影が動いていた。
少女があいされて幸せになるまでの物語は、婚礼を迎え、幸せな「家族」の物語へ――。
清霞が無事に婚礼に間に合うのかと、2人の展開が歯痒すぎて叫びそうになったわ!!!←
色々と問題はありましたけど、前作までの敵が強敵だあったからきっと大丈夫だろうなと思っていました←まあ、間に合うかどうかはハラハラしましたけど…
自分だけが可哀想って思っている人は自分がやっていたことがすべて正当化されるから怖いですね。
とにかく美世と清霞のもどかしい恋模様にドキドキして仕方がなかったです。
ようやく夫婦になってこれで大団円なのかと思ったら続くんですね!夫婦となった二人がどんなやりとりをしていくのか楽しみです。
<KADOKAWA 2023.7>2023.10.27読了