仕事も家庭も順調だった小山内堅(大泉洋)の日常は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村架純)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。
【愛し合っていた一組の夫婦】と、【許されざる恋に落ちた恋人たち】。
全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。
それは「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」という強い願いが起こした、あまりにも切なすぎる愛の奇跡だった——

ようやく見ることが出来ました。涙でボロボロです…。
原作を読んでいたので大体の内容は分かっていましたが、切なくて温かい愛の物語でした。
原作と違うところもありましたが、輪廻転生を映画でもう1回やる必要はないですもんね←
でも正木が映画の世界では犯罪者になってないのがもどかしいですけど(小山内が事故に関与しているのを知らなかったってことは多分そういうことですよね)一方的に彼女のことを好きになったくせに自分の人生のレールから外れていることが分かったらハズレくじっていうとか本当に最低。別れない意味も分からない。あんな仕打ちをしていて愛しているからとか言ったら許さない。
更に梢と瑠璃を殺したのもこいつとか!まじで許せん…
回想で登場した三角君は41、2歳くらいでしょうか。白髪交じりでも若さが見えましたけど、まあそういうもんだろうなと思って見ていました(笑)
映画の世界では三角君は原作よりも早めに再会できたんだね、良かったねって思って見てました(観点がおかしい)だって原作の三角君は50歳越えてましたからね…そして会えるかどうか最後までハラハラした記憶が…
ゆいの年齢と子供の年齢を考えると高校卒業してすぐ結婚して子供が出来たのか…?と思わないでもないけどまあそれはそれとして。
小山内家の人たちは本当に温かくて優しくて愛に溢れていて、だからひとりぼっちになってしまった姿が本当に切なくて哀しくて。
そして原作の時も思ったんですけど、小山内が主人公なのは、娘の瑠璃が生まれ変わりだからっていうだけじゃないんですよね。新幹線の中のシーンはこっちもボロボロ泣きました。
いい映画だったなぁと余韻に浸れる作品でした。