ソロキャン! (2) (朝日文庫)
秋川 滝美
朝日新聞出版
2023-07-07


『居酒屋ぼったくり』の著者による、シリーズ第2弾! 焚き火の癒しを求めて今日もキャンプへ―― 今度は釣り、オートキャンプ、そしてソログルキャンも! 10年ぶりにキャンプを再開した千晶は、仕事のストレスを解消すべく、暇さえあればキャンプにでかけていた。しかしひょんなことから、経験がほぼない、しかも少々面倒な後輩にソロキャンプを教える羽目に。後輩に嫌々同行した千晶を待ち受けていたこととは……?

私はこの本を読んでもソロキャンプをしたいとは思わないのですが(笑)主人公の明るさと前向きさが好きで読んでいるような気がします。勉強になりますし。キャンプやらないけど(笑)
前作で女一人でキャンプは危ないと言っていた花恵が突然キャンプをしたいと言い出して千晶を巻き込んだくだりは終盤までイライラしましたねー…。推しと同じことがしたい。推しに自分をアピールして他のファンを出し抜きたい。そんな独りよがりの願望で先輩を巻き込むなよって思って読んでました。正直推しって言葉が無い頃から推しがいる身としては推し活って言葉に若干嫌悪感を抱いたりしてるんですよねー。推しに自分を知ってもらいたいなんて思わないんですよ。ましてや他の人を出し抜いてとか。草葉の陰からキラキラ輝く推しを勝手に応援しているだけなんです。あの買い物でのあれこれは本当に辟易しながら読んでいました(笑)実際にキャンプを行ってからの花恵は自分の力で何とかしようとしているし、千晶を助けてくれたし、まあ良いんじゃないかなと思いましたけど(何様)次長の件もなー。完全に嫉妬で企画を通さないようにしてたとかなんだそれって思いましたよね。次長の気持ちも分からないでもないけど。
って、なんかイライラをぶちまけてしかいないけど^^;面白かったは面白かったんですよ。次回もしかしたら千晶の状況が変わるかも知れないし、楽しみにしています。

<朝日新聞出版 2023.7>2023.10.12読了