母の悪行に耐えかね、国立の実家を出た若き日の祥明。生活に困窮していた彼に手を差し伸べたのは、クラブドルチェのNo.1ホスト・雅人だった。祥明は試行錯誤を重ね、やがて占い師ホストとして大人気に。その最中、悲劇は起こった――。「ピンドン事件」の真相が、ついに明かされる!
柊一郎と篠田の友情に、三井の初恋。そして恒晴が瞬太に向ける知られざる想い…。陰陽屋の愉快な仲間たちが勢揃いで贈る、とっておきのスピンオフ!
本編が終わっているので新刊?と思ったらスピンオフだったんですね。
瞬太と祥明、そしてその周りの人たちのことが書かれています。そんなことあったなぁ…とか、そんなひどい目に遭っていたのか…とか思い出したりびっくりしたり(笑)
「ピンドン事件」なんて名前が付いていたんですね。祥明本当にお疲れ様です…あんな母親なら逃げちゃいますよね…逃げ切れたわけではないけど一緒に暮らしたくはないな…^^;
みんなのあれこれが分かって懐かしかったです。
まだ気になる人達が何人かいるのでまたスピンオフが出てくれるのを待っています^^
<ポプラ社 2023.4>2023.7.6読了