箱根駅伝の総合優勝6回を含め、大学駅伝で21回の優勝。強豪・駒澤大を丸20年率いた著者の育成法、組織作りを伝える。選手の心を動かし、モチベーションを高める言葉の使い方とは。熱い檄を支える準備力、継続力、深い愛情の真実。

この作品が出たのは2015年の秋、大八木監督就任20年目の節目に刊行されたそうです。
大八木監督=男だろ!のイメージが定着しているような気がしますけど、あくまで掛け声の一つなんですよねー。まあ、入学してくる学生の中には「男だろ!」って言われたいって思っている人もいるみたいだからまあまあまあという感じですけど(笑)
8年前の本なので、懐かしい選手の名前もたくさん登場しました。皆様お元気かな(笑)
陸上で活躍する学生たちだけではなく、芸能の道に進んだ人たちのお話もしていましたね。どちらも知ってますよ^^
どんな形であれ、大八木監督は「子どもたち」のことを、卒業しても気にかけているのが本当のお父さんの様に感じます。
また何度聞いても大八木監督自身の陸上人生が波乱万丈だなぁと思いますね…。それでも諦めずに箱根駅伝を走りたいと願い、それを叶えたんだから凄いなと思います。
この年に、藤田さんがコーチとして駒大に戻ってきたんですね。実業団ではなく、ゆくゆくは大学の監督になりたいと戻ってきた藤田さん。今年から藤田監督として自分の夢を叶え、邁進し続けているんだな…と思うと胸が熱くなります。
インスタを見ていると、大八木総監督も、学生たちとの関わりはそのままのように見えて勝手にちょっとほっとしています(笑)
これからも、駒大を応援し続けていきます。

<ベースボールマガジン社 2015.10>2023.6.12読了