豊臣秀吉と徳川家康が転機を迎えた「史上最強のパワースポット」とは。秀頼は本当に秀吉の子なのか。著者が発見した龍馬や西郷の書状の中身は。「昭和天皇を育てた男」の和歌集に秘められた思い――。当代随一の人気歴史家が、日本史の謎の数々に迫る。古文書の中から見えてくる、本当の歴史の面白さがここに!
冒頭で、最近の歴史小説や歴史ドラマはあまり面白くないとおっしゃっていました。インターネットが発達したことにより時代背景がどの作品もコピペしたようだからとのこと。小学生の時から古文書を読んでいる著者さんですからそれはそうだろうなぁと思いましたよね…。そしていまだに珍しい書物が発見されると自分の脚でその書物へ赴き、購入して読み込むんですから誰も勝てないですよね^m^
だからこそ磯田さんの解説はとても面白いです。そして色々なイベントや企画に駆り出されたり立案したりしているみたいですが磯田さんだからこそみんなが乗り気になるんだろうなと思います。
こちらの作品で登場した「殿!利息でござる!」はまだ観れていないんですよね…。気にはなっていたのですが磯田さんの著作が原作ならなおのこと気になります。今度観よう。原作も読みたい。
こちらの映画に出演されていた、阿部サダヲさんや竹内結子さんとお話したことが書かれていて、竹内さんのところはちょっと切なくなったりしましたね…。っていうか磯田さんが一升瓶をもってラッパ飲みしたとか全然想像がつかないんですけどそんなことしたんすか…?それは呆れられますよ…楽しかったんでしょうね〜←
<中央公論新社 2017.10>2023.5.3読了