知られざる「死」の歴史を紐解く!
首切り、切腹、怨霊…なぜ日本には独特の「死に方」が生まれたのか?
●憎き敵に、生首を踏ませて辱めた源義家
●処刑された首はどこへ行く?
●刀を呑み込む今井四郎、集団自殺の加茂一族……壮絶な武士の死に方
●なぜ、ペストは日本にやってこなかったのか?
●庶民の遺体があっても、悲しまない? 『明月記』に見る貴族の感覚
●政治闘争に敗れて左遷され、怨霊となった菅原道真
●悲惨な死に方をした天皇たちの名前にまつわる不思議
●日本でも万能薬として売られていたミイラ
●当時と現代における、大きな「死」への価値観の違い
人生の最期、つまり死に方の日本史について書かれた作品です。
始めから切腹の歴史が始まったのでおお…と思いましたが(笑)切腹って武士の世になってからだからそこまで昔からあったものではないんですねー。なるほど。
黒田官兵衛のお話が出てきましたが以前「偉人たちの健康診断」で特集されていて、官兵衛の死因が梅毒かもしれないと話されていて本郷先生が側室を持たない愛妻家だと思っていたのに…とショックを受けていたのを覚えています(笑)その番組から調べられたのでしょうか^m^
そして奥様…嘘でいいので旦那さんにあの言葉を言ってあげてください(笑)
<扶桑社 2022.12>2023.3.24読了