知のアーカイブである図書館は、司書を中心に多様な人々に支えられて、地域と図書館をつなげる実践や情報発信をおこなっている。司書、学芸員、研究者、行政担当者が連携して、それぞれの役割を拡張させながら図書館をアップデートし続けている。
図書館を支える人々は、どのような思いで業界に足を踏み入れ、日々の仕事に向き合っているのだろうか。また、図書館ではどのような人が、何を目指して活躍しているのだろうか。
本書は、若手・中堅として活躍するライブラリアン31人にインタビューをした雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド」(LRG)の人気連載をまとめ、現在の思いをつづる書き下ろしのエッセーや論考も所収する。ライブラリアンがもつ情報や知識への考え方、彼/彼女たちの生き生きとした表情を描き出す一冊。

タイトルが気になって手に取りました。LRGという雑誌を始めて知りました。
当たり前ですけど、いろんな形で図書館や本に関わっている司書の方がいらっしゃるんですね。
公共図書館、学校図書館、大学図書館、そして規模が違えば仕事内容も変わってきますよね。
ずっと司書として働いてきた人、いろんな仕事をしてきて現在は司書として仕事をしている人、仕事内容も人生も色々ですよね…
当時のインタビューも興味深かったですが、現在のことも書かれていたのが良かったです。

<青弓社 2022.11>2023.3.13読了