ページをめくれば浮世の憂さが晴れてゆく、3年半ぶりのノンストップ・エッセイ!
観葉植物(一部名前がわからない)を愛で、ときに虫たちや鳥と戦い、大好きな靴を手入れし、本と漫画に耽溺し、旅の宿ではテンション高めのご亭主に完敗宣言。どこから読んでもミウラシヲンが溢れだす、読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集!
愛と笑いと妄想に満ちた、人気作家の日常、ときどき非日常。
しをんさんのエッセイは3年半ぶりなんですね〜。昔からぶっ飛んでいる(笑)しをんさんのエッセイが大好きで、変わらぬ面白さで嬉しいです(笑)
今回は色々テーマがありましたがそれぞれ面白かったです^^
しをんさんのエッセイを読んでいると、素直に好きなものを好きでいて良いんだって思えるんですよね。しをんさんも変わらず好きを邁進し続けていて安心しました(笑)
BACK- TICKのライブに行ったしをんさんが、そういえば高校生の時もBACK-TICKのライブに行ったな―と思いを馳せる場面があったんですけど、私もV6(厳密に言うとカミセンだが)のコンサートに初めて行ったのは高校生の時だったなーと思いを馳せましたよね…うぅ…
そして旅の記録も面白かったです。取材等もあるかと思いますがなかなかにマニアックな場所が多くて^^興味深かったです。特に最後の即身仏が気になりました。日本にも存在するんですね…。そしてなぜか山形に多いのも興味深い…。山形に行った際はお逢いしてみたい気がします。
楽しかった!!!
<大和書房 2023.2>2023.2.27読了
本当、好きなものに対して正直で貪欲なしをんさんに勇気をもらえますね。
即身仏、興味はあるけど逢うのはわたしは怖いかな(^_^;)