売れない漫画家の藤沼悟は、アルバイト中に何度も同じ時間が巻き戻る<リバイバル>と言う現象が起きる。周囲の違和感を察知した悟は、交差点に暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのはバイト仲間で特別な存在の愛梨。数日後、誘拐未遂を目撃した悟の母・佐知子が何者かに殺害され、愛梨も命を狙われる。警察から容疑者として疑われた悟が逮捕される寸前、またしても<リバイバル>−−。まき戻った先は18年前、同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件が起こる直前だった。29歳の意識のまま、10歳の身体に<リバイバル>した悟は、連続誘拐殺人事件と母親殺害事件の関連性に気付く…
最近見る映画見る映画に有村さんが出ているなーと思い、就職先が決まって映画を見漁っていた時は見る映画見る映画に宮崎あおいさんが出てるな―と思ったのを思い出しました(何の話?)
ということでこちらを見ました。2016年の作品。皆さんどことなくお若い。
リバイバルという現象が起きる主人公だという情報だけ知っている状態で見ましたが、ハッピーエンドで終わるのかと思ったらこうなったか…と切ない終わり方で今ちょっと落ち込んでいます(笑)
この間「フォルトゥナの瞳」を見たばかりなんですけど、未来が分かっていてそれを変える代償というのは多かれ少なかれあるのだなぁと、作品は違えど思ったりしました。
主人公の田舎がどこか分からなかったけど、お母さんの方言から北海道なんだなと思いました。
でもさー、北海道の方言が出る度にいつもわざとらしすぎない?って思うですけど私だけ?したっけってそんなに使わないし、なんももだべさもそんな使わないよ?しかも舞台石狩でしょ?札幌の隣だよ?そこまで田舎じゃないと思うよ?…と最初に不平不満を並べる(笑)
悟は母親の死を阻止するためにリバイバルされたわけで、それが小学生の時代に繋がるというのは気になる展開でした。それにしても子役の子たちが素晴らしかったですね。悟と雛月役のお二人はどちらも今でも活躍されていますけど本当に凄かった。藤原さんの声が出てくるから勘違いしてしまうくらい。でも、何となく怪しい人物は分かりましたよねー。あからさまに良いことを言う良い人って怪しいもの←
白鳥死刑囚はただ罪を着せられただけで本当に全然関係なかったんですね…もっと登場するかと思ったら出てこなくてちょっと拍子抜けしました。本当にただのいい兄ちゃんでした(笑)
それにしても、結末はこんな哀しいもので良かったのでしょうか…。みんなを助けて皆生き残ったのに、自分だけいなくなるなんて本当に哀しい。タイトルは1番最後に意味が分かるんですね…。
そうそう、ガキ大将の子の大人役が福士君でびっくり!しかも弁護士役!出演されているのを知らなかったので見れて嬉しかったです(笑)