信じて、信じて、世界を変えろ。厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、人々は海の怪物に食べられてしまったと噂した。ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助ける。しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となる。そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がる。それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”だった。
絵本を読んでいたので大体のあらすじは知っていたのですが、やっぱり映像になるとまた変わりますね。
まず声優の皆さんが素晴らしかったです。ルビッチの声も素晴らしかったし、プペルのちょっと頼りない可愛らしい声も良かった。窪田君だって言われないと分からないかも…すごい。ローラの声も凄くお母さんみがあったし、アントニオの声が伊藤沙莉さんだと知ってビックリ!男の子の声にしか聞こえなかった!
世界観は美しかったですね。3Dを駆使して作られたのだと思いますが少し薄汚れた街並みも綺麗に見えたし何より星空が本当に綺麗でした。
プペルの正体が分かった時、プペルとの別れの時、ルビッチと共に涙をボロボロ流してみていました^^;これは親子で見たら親の方が泣きそう(笑)
ルビッチは頑固でまっすぐで良い子ですね。だからみんながルビッチのために頑張るんだろうな。それにしてもあのじいさんの正体には驚いた。なんてやつだ。
個人的に好きなキャラクターはスコップ。まんま藤森さんだった(笑)っていうかすべての元凶はこいつのせいでは…?